涼しい風が吹き始めると、つい新しい秋服が欲しくなってしまうもの。でも、買い物に出かける前にちょっと待ってみましょう。手持ちの服を整理するだけで「買わなくて良かった!」と思えるケースも多いんです。
今回は、秋服のムダ買いを防ぐために買い替え前にやっておきたい見直し術を5つご紹介します。季節の変わり目の行動を見直し、節約上手になりましょう!

1. クローゼットの中身を「全部出し」で棚卸し
まずは持っている秋服をすべて出してみましょう。トップス、ボトムス、コートやジャケットなどの羽織りものまで並べると、「似たような服ばかり」や「去年着なかった服が多い」などの発見があるはず。持っている服を視覚的に把握することで、無意識のダブり買いを防げます。
2. 「昨シーズン着てない服」には別れを告げる
どうしても手放せない服もありますが、昨シーズンに着ていない服は、今後も着ない可能性大。売る・譲る・資源回収に出すなど、出口を決めると気持ちもスッキリします。お気に入りだけど着られていない服は、写真を残してから手放すと、意外と未練も残りません。
3. 手持ち服で「着回しチェック」
新しく服を買う前に、今あるアイテムで何通りのコーデができるか試してみましょう。「この羽織りがあれば十分」や「今シーズンはトップスを買い足さなくてよさそう」といった意外な気づきがあり、ムダ買いや出費を抑えられることも。合わせにくい服があれば「何が足りないのか」も分かりやすくなり、買い足しの精度も上がります。
4. 秋冬アイテムを“洗濯&補修”で延命!
つい、手入れを後回しにしがちなニットやアウター。きちんと洗って毛玉を取ったり、ほつれを直したりするだけで見違えるようになります。補修用のグッズは100均でも揃うので、気軽に始められるのも嬉しいポイント。自宅でケアが難しければ、ニットやアウター専門のクリーニングサービスの利用もおすすめです。
5. 買い足し候補は「リスト化&1週間寝かせる」
上の1~4まで行ったうえで「白のニットが欲しい」や「ボトムスが足りない」など、買いたいものが決まってもメモしてすぐには買わないようにしましょう。1週間寝かせて本当に必要か考えると、衝動買いを防げます。寝かせている間に似たような服を見つけて「買わなくてよかった」となる場合も少なくありません。
まとめ
秋の衣替えは、家計の見直しにもつながるチャンス。クローゼットを整理し、手持ちを把握してからの買い物なら、無駄なく・迷わず・節約にも直結します。新調せずとも「また着られる!」と思える一着を増やすのが節約の第一歩!“買う前に手持ちをチェック”というひと手間が、家計にも心にもゆとりをもたらしてくれるでしょう。