年収400万円台でも貯まる!「お金を使うほど増える」仕組みって?
2018/05/17
お金は使えば使った分だけなくなるもの。でも、上手に使えば増やすことも可能なんです。そこで編集部では、「家にいながらお得を増やす方法」を実践しているという、サンキュ!読者のパープルさんに、お金を貯めるテクニックを伺いました。
目的別に3つに分けて貯める!
世帯年収が468万円(手取り)のパープルさん。月あたりの貯蓄額は17万円。ボーナス0円ながらも、年間204万円貯めていて、総貯蓄額はなんと、1055万円(保険、投資信託、株を含む:現時点での評価額)という、憧れの〝1000万円やりくら~”なんです。
懸賞やポイントのほか、マネー本やSNSで情報を得ながら、投資信託や株主投資にも積極的にトライ。そんなパープルさんの基本の貯め方は目的別に3つ!
児童手当は「ジュニアNISA」で積み立てる
教育資金として、積立投信を「ジュニアNISA」の口座(子どもが18歳まで払い出し不可)で運用。利益は非課税になるのがメリットです。
投資信託と貯蓄型保険で老後資金を確保
老後資金目的で、積立投信を月1万円×2本、貯蓄型保険を月5万円積み立てています。
もしもの備えに預貯金も確保
投資信託や保険は、途中解約すると損失が出る場合も。急に大金が必要になったときのために、口座に残ったお金はそのままプールして「残し貯め」をしています。
お金を使うほど増える仕組みで貯める!
家計管理は、超シンプル&キャッシュレス
家計を見直した際に、1カ月にかかる生活費の目安を確認。その予算内で水道・光熱費や通信費などの固定費のほか、ほとんどの支出をカード払いにしています。使用額をその都度家計簿アプリでチェックしているから、使いすぎることがありません。
「同じお金を使う」のなら、より多くポイントをためる!
「〝お金はただでは使わない〞のがモットー。ポイントはお金と同じ価値があるから、カード払いを活用しない手はありません!」。さらに、プチ稼ぎや株主優待も利用し、自動的に、お得にポイントをためる仕組みをつくっています。
<ポイントためテク>
・夫の小遣いは「楽天カード」の口座に入金!カード払いでポイントをGet!
・ネットの買い物は「ハピタス」経由でポイントを二重取り!
・楽天ブログのアフィリエイトで、稼いだ収入をポイントに還元
・イオンの株主優待カードで買い物総額の3%が半年ごとに現金還元される(イオンの株を100株所有)
たまったポイントは、暮らしを充実させるものに使っていた!
「ポイントは現金と同じ価値なのに、働いて稼いだお金ではないので、気兼ねなく使えるのがメリット」。だから、投資信託を購入したり、自分磨きをするなど、充実感のあるものに活用しています。
“お金を増やす情報〞は、積極的に取りに行き、すぐトライしていた!
「今は、お金に働いてもらわないと増やせない時代だと実感!」。本やSNSで小まめに情報を収集し、その仕組みやメリット、デメリットを検討したうえで「すぐやる」。お得はとことん見逃しません。
外食&旅行は、お金をかけずに満喫していた!
妻の退職金を使い、外食チェーン企業の株をメインに購入。株主優待券で、外食もほぼ0円で楽しめます。さらに、懸賞は宿泊券や旅行券狙いで応募。家族旅行の費用に使って、趣味を満喫しています。
いかがでしたか?現金をなるべく使わず、クレジットカードやポイントをうまく使うことで、“お得”が増えていく暮らし。節約するだけでなく、こういう方法も積極的に取り入れていくことで楽しみながらお金を貯めることができそうですね。
教えてくれた人…パープルさん〈仮名〉(サンキュ!読者)
夫(40歳)、長女(4歳)、長男(2歳)、二男(4カ月)の5人家族。結婚7年目。住まいは2LDKの分譲マンション。長男出産前に契約社員を退職し、約1年後に事務系の仕事に転職。現在は、二男を連れて、週5日、パートタイムで勤務している
参照:『サンキュ!』6月号「収入と貯蓄、貯まる方法 一挙大公開スペシャル」より一部抜粋。掲載している情報は18年4月現在のものです。撮影/天野良子(TRON) 構成/宮原元美 取材・文/村越克子
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