1000万円貯めた人がやめたやりくり法5つ

2019/11/08

「やりくりをがんばっているのに、ちっともお金が貯まらな~い」という人、もしかしたら的外れなやりくりをしているのかもしれませんよ。1,000万円貯めた人が、効果がなかったのでやめたやりくり法を、全国の主婦を取材してお金に関する記事を数多く手がける村越克子さんが紹介します。

1:貯蓄目的別の通帳分けをやめた

本の銀行口座
utah778/gettyimages

教育資金用、マイホーム購入の頭金用、家電の買い替え用、車の買い替え用、家族の記念日用……と、目的別に貯蓄の通帳を分けて貯めている場合があります。”何のために貯めている”のか、貯蓄目的が明確になるのはメリットですが、通帳の数が増えて管理がややこしいことに。
たとえば、毎月、決まった金額をそれぞれ積み立てている場合、通帳ごとに入金するのは手間がかかります。また、月収は決まっているので、入金先が多いと一つひとつの入金先に振り分ける金額がどうしても少額になります。その結果、残高が少しずつしか増えないので、貯めている実感が希薄に。それで、貯め上手さんたちは、貯蓄を目的別に細かく分けるのをやめました。
一般的には教育資金とマイホーム購入の頭金用は独立させますが、そのほかは一括で貯蓄するのが多いようです。3冊なら管理がラクだし、1冊ごとの残金が増えるペースが早くなります。

2:日用品を特売日ごとに買うのをやめた

薬局の内部
adisa/gettyimages

ドラッグストアの特売日を狙って日用品を買う人は少なくありません。特売日に買うのは節約になるのですが、特売日はわりと頻繁にあるので、そのたびにちょこちょこ買うと予算管理が難しくなりがち。
1カ月に消費する日用品の量はだいたい決まっています。今月、補充すべき日用品を月1回にまとめて買うと、バラバラ買うより予算内に収めやすくなります。その月のまとめ買いを特売日に設定すれば、予算内でお得に買えるというわけです。

3:ネットでお得情報を収集するのをやめた

William_Potter/gettyimages

ネットショップや通販サイトなどに会員登録すると、メルマガやお買い物情報が送られています。ウェブサイトは貴重な情報を提供してくれますが、お得情報に振りまわされすぎないよう要注意。
1,000万円貯めた人は、「セールをしているから、何か買わないと損かも」とか「クーポンが送られてきたから、使わなくっちゃ」と、お得情報に振りまわされることはありません。なかには、「いったん全部解約してリセットしました」という人も。

4:袋分けでやりくりするのをやめた

以前、やりくり上手さんの間で袋分けが流行ったことがありました。袋分けとは、食費、外食費、日用品費、子ども費、ガソリン代など、費目ごとの予算をそれぞれ袋に入れ、食料品を買うときは食費の袋から、外食をするときは外食費の袋からお金を出すというやりくり法。
費目ごとの予算が守れて、ムダ使いを抑える効果はありますが、たとえば食費が足りなくなったら日用品費から借りるなど、袋間の貸し借りが頻繁に発生。やりくりがゴチャつくので、袋分け人気は次第に下火になりました。
今は費目にこだわらず、週予算を決めて管理する人が増えています。

5:節約レシピをやめた

もやし、豆腐、鶏胸、おから……など安い食材を使った節約レシピを駆使して食費を減らすことを、お金を貯めている人はやめました。その理由は、もやしばっかりやハンバーグをおからでかさ増しなどが、家族にイマイチだから。
旬の食材など、そのときどきの安い食材を取り入れることで、いわゆる「節約レシピ」をつくらなくても安上がりで、旬の味覚を楽しめる献立になります。

「やりくり」というと、あの手この手で節約することを連想しますが、今どきのやりくりはむしろ「やらないこと」を増やす傾向にあります。ムリや我慢をしないやりくり法が人気です。節約のために、がんばってやっていることをやめたら、お金が貯まりだすかも!?ぜひ試してみてください。

■教えてくれたのは・・・村越克子さん
『サンキュ!』を中心に雑誌・ムック・webなどで全国の主婦を取材し、家計のやりくりなどお金に関する記事を数多く手がける。『貯められない人の家計管理』(朝日新聞出版)の編集・執筆など。

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