頑張る人ほどやりがちな、お金が貯まらない残念な努力5選

2023/12/22

お金を貯めるために、食費や日用品費を上げないよう日々、奮闘している人が大勢います……が、頑張っている割には大してお金が貯まらない、なんてことが意外と多いものです。

頑張ることは大事ですが、割に合わない頑張りや目的からズレている頑張りは、結果が出ないどころかストレスがたまって残念なことに。

全国の主婦を取材して、お金に関する記事を数多く手がける村越克子さんが「頑張る人ほどお金が貯まらない残念なこと」について解説します。

『サンキュ!』を中心に雑誌・ムック・webなどで全国の主婦を取材し、家計のやりくりなどお金に関する記事を数多...

>>>村越克子の記事をもっと見る

1.先取り貯蓄のしすぎ

先取り貯蓄は、お金を貯めるための王道です。1,000万円貯めた人のほとんどの人が、先取り貯蓄を実践しています。

でも、収入に見合わない多すぎる先取り貯蓄は、逆効果になりがちです。多すぎるとやりくりを頑張っても、月の途中で足りなくなり、結果、せっかく先取りした貯蓄を下ろすことに。挫折感から、やけになってムダ遣いに走ることもあります。

月収の金額や家族構成にもよりますが、一般に月の貯蓄は月収の10%~15%が目安。先取りし過ぎないように注意しましょう。

2.1円でも安い物を求めてスーパーをハシゴ

スーパーのハシゴは、食費や日用品費を上げないために、頑張る主婦がやることの定番中の定番。でも、時間と体力を使う割には、効果がイマイチなことが多いようです。

スーパーはどの店も、その日の目玉商品を置いています。まわった先ごとでそれにつられて買っていたら、一見、お得なようで、使っているお金は多くなります。また自家用車でハシゴしている場合はガソリン代もかかります。

スーパーは1軒に絞り、買い物メモに書いてある物だけを買って短時間で終わらせる方が、時間と体力と、そしてお金も使わずに済みます。

3.特売セールで日用品の買いだめ

石鹸、シャンプー、スポンジ、ナプキン、コットンパッドアイコン
seamartini/gettyimages

ドラッグストアの特売日に日用品を買いだめると、日用品費を安く上げることができます。ただし、それは、日用品の在庫表を作成するなど計画的に買った場合の話で、安売りのたびに、行き当たりばったりに買っていては、かえって出費がかさみます。

同じストックが家にいくつもあって収納がギューギューだったり、たくさんあるからと使い過ぎたり……労力の割には効果がイマイチです。

4.かさ増しの節約レシピ

白い背景にもやしを炒める
karimitsu/gettyimages

豆腐、もやし、はんぺん……でかさ増しをしたおかずは、低カロリーでダイエットにはいいかもしれませんが、家族ウケは芳しくないことも。それでは、せっかく作った労力が報われないというものです。

しかも、作る手間はフツーに作った場合と変わらないか、もっと手間がかかる場合も。かさ増しレシピばかりにとらわれすぎるのは、残念な結果になりがちです。

5.細かい費目分け

食費、日用品費、交通費、被服費、レジャー費、外食費、交際費……など、費目を細かく分けて、買った物を費目に当てはめている人はいませんか? 

費目が細かいと「休日に家族で遊びに行って、ファミレスでランチしたら、外食費、それともレジャー費?」と悩むことも多く、記入するのに時間がかかります。細かい費目分けが性分に合っている人はいいですが、「自分は大雑把な性格」と自覚している人は、費目分けも大雑把な方がラクです。

家計簿をつける目的は使った金額を把握して、ムダがないかをチェックすることにあります。自分なりにそれが把握できれば、家計簿の役目は十分果たしています。頑張り過ぎて挫折するより、ラクして長続きさせて方が家計管理に役立ちます。

まとめ

出費を増やさないように頑張り過ぎると、かえって裏目に出ることもあります。ムリなく、ムダなく、ほどほどの頑張りがオススメです。



■執筆/村越克子さん
『サンキュ!』を中心に雑誌・ムック・webなどで全国の主婦を取材し、家計のやりくりなどお金に関する記事を数多く手がける。『貯められない人の家計管理』(朝日新聞出版)の編集・執筆など。FP1級技能士。

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND