教育費って「いつまでに、いくら、どうやって」貯めなきゃいけないの?

2020/02/01

こんにちは。FP資格保有のアクティブママライターおおつかはじめです。

今回はお金のお話。それも、どのご家庭でも気になる、教育費のこと。

2019年は幼保無償化が実施されたり、消費税が10%にあがったりと、家計によくも悪くも衝撃がありましたね。ウチも、長男が4歳(3歳児クラス)なので、無償化が当てはまり、その分貯蓄にまわせています。

昨今、核家族化が進んでいるなかで、今ドキの教育費ってどのくらい必要なんでしょうか?さらにどうやって貯めているのでしょうか?

探ってみたいと思います!

教育費の平均は○○万円?!

教育費を貯めるといっても、まずはどのくらいの金額が必要なのか、みてみましょう。

文部科学省の調査によると、幼稚園〜高校すべてを公立で進学した場合、総額540万。私立で進学した場合、総額1,770万というデータが出ています。平均すると、約1,000万ほどでしょうか。ここでカギになるのはどう進学していくか、です。

さらに大学進学を考えると……国公立4年間で約250万、私立4年間で約300〜450万、私立医歯6年間で約1,700万!!

いちばん多いといわれる進学の仕方で、幼稚園(私)・小学校(公)・中学校(公)・高校(公)・大学(私立4大)をロールモデルとして考えると、約1,200万となるそうです。

教育費は目標額、目標年数を決めて貯めよう!

もちろん、必ずしも一人1,200万を貯めなければいけないというわけではありません。

まずは目標金額、そしていっしょに目標年数を決めましょう。
いつまでにいくら貯めるか。家計の貯蓄といっしょです。

多くの家庭での目安は、大学進学時の18歳に合わせて貯めるかたが多いようです。それまでに、いくら貯めるか、毎月いくらの貯金でいけるのかを考えましょう。目安として約400〜500万を貯めるとして、

・400万÷18年÷12カ月=約1万8,518円
・500万÷18年÷12カ月=約2万3,148円

これを目安にしてみるといいかもしれません。
ちなみにおおつか家は、あと10年で目標400万×2人分!!

教育費の効率的な貯め方は大きく分けて3つ!

貯める方法としてはいくつかありますが、主なものをご紹介します。

1:児童手当を貯める

まずは児童手当。ママパパなら耳なじみの手当てですが、中学校卒業までもらえる子育て支援の一つです。

3歳未満一律1万5,000円、3歳以上小学校修了前1万円(第三子以降は1万5,000円)、中学生一律1万円となっています。

この児童手当をすべて貯金すると、約200万が貯まる計算になります。

2:保険を契約する(学資、変額、外貨建て終身保険)

保険を利用して貯める方法もあります。

保険もそのときそのときでいろいろな商品があるので、ファイナンシャルプランナーに相談してみましょう。

例として、学資保険、変額保険、外貨建て終身保険を利用されるかたが多いようです。学資保険は返戻率100%を超える商品を、変額や終身保険はリスクを考えて、利用しましょう。

ただ貯金していくよりも、お得なものがありますよ。うちは学資保険で200万が貯まるタイプを利用中です。

3:投資をする

上級者向けテクニックの一つ。投資といってもさまざまなものがありますが、ジュニアNISAなどは利用しやすいと思います。金融庁でもおすすめしているので、気になる人はやってみる価値ありです。

【結論】自分に合った貯め方を決めるのが大事!

いろいろな貯蓄方法があるなかで、自分にあった貯め方を見つけることが大事です。

こつこつ積み立てられる人や、給与天引きにして強制的に貯める人など、いろいろなタイプの人がいますが、自分のストレスにならない方法を見つけましょう!

もちろん、組み合わせ技で貯めるもの◎!

わが家は「学資保険+児童手当+自動引き落とし」の組み合わせです。投資も気になるので、勉強してみようかなと思っています。

■この記事を書いたのは・・・おおつかはじめ
調理師免許、FP資格保有のアクティブママライター。二児のママ。4歳長男と0歳長女の育児に奮闘中。お料理レシピやお出かけ情報などが得意。もっぱらキャンプにハマり中。


<参考資料>
・文部科学省 平成28年度子供の学習費調査
・内閣府 児童手当制度のご案内
・金融庁 タイプ別資産運用スタイル

※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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