中かっこで歯を掃除する女性

歯と目を大切にすると一生お金に困らない!驚愕の治療費一覧

2021/10/04

編集部員がやりくり特集で貯め上手を取材すると、多くの人に「歯と目のケア習慣がある」ことを発見。さらに調べてみると、「歯と目を大切にすること」と「将来のお金」には、大きな関係があることがわかりました!

今すぐできる素敵なくらしのアイデアを毎日発信中。お金の貯め方から、時短掃除、洗濯、料理作りなどの家事の知恵、...

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<教えてくれた人>
・歯科医師 石井さとこさん
口もと美容スペシャリスト。「ホワイトホワイト」院長。著書に『マスクしたまま30秒!!マスク老け撃退顔トレ』(集英社)。

・眼科医 平松類さん
二本松眼科病院医師。著書に『1日3分見るだけでぐんぐん目がよくなる!ガボール・アイ』(SBクリエイティブ)。

歯周病治療費【1本約4万~8万円/月】

歯痛
AH86/gettyimages

軽度の場合、歯石を取るなどの保険治療で約5000円。重度の場合、再生治療のための手術が必要になり、保険外治療で自己負担額が10万円近くかかることも。治療期間は、約3カ月。

女性は、一生のうち3回かかりやすい時期があるんです!

初潮の時期、妊娠・出産期、更年期など、女性ホルモンが変化する時期は、口腔内の血液循環・歯垢内細菌の活発化で、歯周病リスクがアップ。念入りにケアを。

歯科矯正費【約80万~120万円】

歯科コンセプトが光ります。
metamorworks/gettyimages

保険外治療で、マウスピース矯正は約50万円、ワイヤー矯正は100万円以上の場合も。見た目を整えるだけでなく、歯のケアがしやすくなり、病気にかかるリスクを下げる。治療期間は、約1年半~3年。

虫歯(重度)治療費【1本約10万~15万円】

銀歯などを詰める場合、保険治療で約1万円。歯のように白いセラミックなどをかぶせる場合、保険外治療で自費負担となり10万円以上に。治療期間は、歯根の状態により数カ月かかる場合も。

インプラント治療費【1本平均50万円】

george tsartsianidis/gettyimages

保険外治療。歯を失った個所に、人工の歯根(インプラント)を埋めて歯を補う治療法。一般的に、土台となる歯根の治療後、インプラントを埋め込む手術が必要。治療期間は、約3カ月~半年。

放置するとマジでヤバイ!

歯の病気は、がん・心筋梗塞→収入0円→金欠老後のリスクも!

歯周病や虫歯は、菌の感染症です。悪化するとがん、心筋梗塞、脳梗塞のリスクを高め、入院などで働けずに収入を激減させる可能性もあります。将来にかかわる病気と考え、本気でケアしましょう。

コンタクトレンズ代【年間約1.5万~6万円】

眼に視力矯正/コンタクトレンズを装着する。メガネと交換。コンタクトレンズのクリーニング。
patchii/gettyimages

眼科で診察をする初期費用、コンタクトレンズの購入費。ソフトレンズ、ハードレンズなど種類によって金額は異なり、別途、レンズの洗浄液代、目薬代などの諸経費も必要になる。

ドライアイ治療費【年間平均2万円】

目薬を眼科医に投げかけてドロップ
Joy10000Lightpower/gettyimages

目の疲れや乾きで涙の分泌量が不安定になり、目の表面が傷つく病気。軽度の場合は点眼薬での治療、重度の場合は涙腺の手術が必要に。完治することはなく、生活習慣でケアし続ける必要がある。

目を10秒間開けていられない人は、予備軍の可能性あり!

10秒間まばたきを我慢できない人は、ドライアイの可能性あり。現在、患者数は2万2000人で年々増加傾向にあり、仕事でパソコンを使う人の約3人に1人がかかっています。

白内障治療費【約12万円】

目のレンズの役割をする水晶体が白く濁り、視力が低下する病気。重度の場合は、保険治療で手術が必要。50歳で50%、80歳以上で99.9%と、ほとんどの人がかかる。治療期間は、約1年。

緑内障手術費【約26万円】

目の視神経が減り、見える範囲が狭くなる病気。40歳以上の20人に1人がかかるといわれていて、日本人の失明原因第1位。一度かかると、保険治療で、定期的に通院、手術が必要になる。

網膜の障害で、物がゆがんで見える加齢黄斑変性治療費【年間平均24万~60万円】

眼球で視力をつかさどる網膜の中心部分に老廃物がたまり、視力が低下、失明の原因になる病気。「滲出型」の場合、定期的な眼球への注射治療が必要になるため、治療費用が高額になる。

貯めてる人は、すでに歯と目のケアを始めてた!

貯めてる人は、歯と目には将来お金がかかることを知ってい!?ケアをしている理由と実践している方法を聞いてみました!

小さな習慣で、大病にかかるリスクとコストを回避しています

歯の病気が一因となる心臓病や脳梗塞などにかかるリスクを回避するため、視力が下がる不便さ、定期的にかかるコンタクトレンズ代などを阻止するため、家族で定期検診を受けるなど、日々意識しています。

【年184万円貯蓄】
『サンキュ!』読者 たけのこさん(広島県 39歳)
夫(44歳)、長女(14歳)、二女(12歳)、三女(6歳)、雄猫(2歳)の5人と1匹家族。

「タブレットを見るときは姿勢を正して近づきすぎない」がルール。

治療費と通院費に比べたら毎日のケアのほうがラクです!

病気は治療費だけでなく、通院時間や交通費、精神的苦痛も被ります。それに比べたら、歯ブラシやフロスで歯の掃除をしたり、ホットマスクや目薬で目を休めたり、家でケアを怠らないほうがよっぽどラク!

【総貯蓄額1000万円超え】
サンキュ!アンバサダー くぅちゃん(東京都 40歳)
夫(39歳)、長男(12歳)、二男(9歳)の4人家族。インスタグラムは@megum.nakano

電動歯ブラシのサブスクで、歯のケアをしています!

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※治療費は、21年7月現在の目安です。病気の症状や、診療する病院、クリニックによって異なります。

参照:『サンキュ!』2021年10月号「貯めるには体調だ!」より。掲載している情報は2021年8月現在のものです。監修/石井さとこ、平松類 構成・文/出下真紀 編集/サンキュ!編集部

 
 

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