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貯まる家計の“正解”かも!?話題の「家計の黄金比率50:30:20」が無理なく貯まる理由

2022/11/17

毎月、出費が重なり思いどおりに貯蓄ができないと、お悩みの人も多いのではないでしょうか。そんな人におすすめなのが、「家計の黄金比率50:30:20ルール」。家計の予算を50:30:20であらかじめ割り振って使っていくというルールだそうです。

株式会社エイチームフィナジーが運営する、保険比較・FPに無料相談できる総合保険サイト「ナビナビ保険」の編集部に解説してもらいました。

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「家計の黄金比率50:30:20」とは?

家計の黄金比率50:30:20ルールはアメリカの議員エリザベス・ウォーレン氏が提唱したもので、近年では海外ではポピュラーなものになっています。

肝心の50:30:20の比率は下記のとおり。計算する際は、税金が引かれた手取りの収入から算出していきましょう。

「家計の黄金比率50:30:20」の内訳

【50%】生活必需品(食費、公共料金、家賃、車のローンや維持費などの固定費)
【30%】贅沢費(外食費、レジャー費用、趣味に使うお金)
【20%】貯蓄(貯蓄、投資)

贅沢費が30%ありつつも、20%分はきっちりと貯金に回すことで、自分の生活を楽しみながら無理なく貯蓄できるルールというわけですね。

また、この内訳で家計を運用する際は、以下のポイントを意識するようにしましょう。

1.贅沢費を収入の30%に設定することで生活に楽しみを見つける
2.生活必需品が50%をオーバーする場合は贅沢費から調整
3.貯蓄は20%にすることで自分でも目標を把握し継続しやすい金額に

収入別のモデルケースをチェック!

木のブロックで日本円のイメージを増やす
takasuu/gettyimages

ここからはより具体的に、月収ごとの予算の割り振りを金額で見てみましょう。ぜひ、実際にご家庭の収入に近いものを参考にしてみてくださいね。

【月収50万円の場合のモデルケース】
・生活必需品・・・25万円
・貯蓄・・・10万円
・贅沢費・・・15万円

【月収40万円の場合のモデルケース】
・生活必需品・・・20万円
・貯蓄・・・12万円
・贅沢費・・・8万円

【月収30万円の場合のモデルケース】
・生活必需品・・・15万円
・貯蓄・・・6万円
・贅沢費・・・9万円

【月収20万円の場合のモデルケース】
・生活必需品・・・10万円
・貯蓄・・・4万円
・贅沢費・・・6万円

【月収15万円の場合のモデルケース】
・生活必需品・・・7万円
・貯蓄・・・・3万円
・贅沢費・・・4万5千円

家庭ごとの収入にあった目標で貯まる家計に!

収入は家庭によって異なります。収入に合わない数字を設定してしまうと、「もっとがんばらなきゃ」と不安になってしまいます。

家計の黄金比率50:30:20ルールでご家庭の収入にあった目標を設定し、家計管理の目安にしていきましょう。

■執筆・・・「ナビナビ保険」編集部
株式会社エイチームフィナジーが運営する、保険比較・FPに無料相談できる総合保険サイト「ナビナビ保険」の編集部。生命保険や資産形成をはじめとするお金についての幅広い悩みを解消するべく、専門家監修のお役立ち情報を正確にわかりやすく発信しています。

 
 

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