仕事を辞めたのに貯蓄が殖え貯蓄2000万円達成!とある主婦が「自分に合う投資」を見つけた方法
2023/04/07
正社員時代はストレスのため貯蓄はほぼ0円。「自分に合った投資」を見つけたら、家にいながらお金を殖やせるようになりました!面倒くさがり屋でも大丈夫、時間に追われず日々を過ごす家計と暮らしをご紹介します。
<教えてくれた人>
『サンキュ!』読者 Sさん(北海道 38歳)
夫(33歳)、長男(6歳)、長女(4歳)の4人家族。20年度「1000万円貯めちゃいましたコンテスト」金賞受賞。
◎MONEY DATA◎
月収(手取り) 27万円
ボーナス(年間・手取り) 90万円
年収(手取り) 414万円
月貯蓄額 6万5000円
年貯蓄額 140万円
総貯蓄額
約2000万円(投資商品含む)
※現在の評価額で計算。
「自分に合った投資」を見つけたら、家にいながらお金を殖やせるようになりました
長男出産まで、正社員として働いていたSさん。収入は多かったけど、ストレス発散のために服や家具を買いあさり、貯蓄はほぼ0円。育休を機に、「自分にとって何が大切か」を考えました。「本当はもっとのんびり暮らしたいけど、お金がなきゃ暮らしていけない。だから、家にいながら貯まる仕組みを探そう」と決意。試行錯誤を重ね、積立投資で将来のお金を備え、手間をかけずに家計のムダを削減するやりくり法にたどり着きました。「家事を終えた午後、1人でコーヒーを飲む時間は最高のぜいたくです」と言うSさんの、家計と暮らしをご紹介します。
Sさんの1カ月の家計表
●夫小遣いは「年間20万円一括払い」で管理はお任せ
夫小遣いは、ボーナスから年20万円一括で渡して、どう使うかはノータッチ。夫いわく「やりくりしだいで大きい買い物ができるから、満足度が高い」とのこと。妻小遣いは、ポイ活や投資利益などでまかないます。
Sさんの資産(強み)
□面倒くさがり屋
手間がかかることが苦手。「どうしたらラクできるか」を日々考えているので、家計管理も家事も超シンプル化している。
□割り切り力
「わが家にとってどっちが得か」を比べたら、即座に決断できる。もし失敗しても、「次に生かせばOK」と考えられる。
仕事を辞めたのに貯蓄が殖えた!
Sさんの「自分に合う投資」を見つけるまで。
【20代前半】知識がないままFXに手を出し、10万円が0円に!(涙)
→(私は)FXは封印しよう
【2015】長男出産で育休
「今の貯蓄ペースじゃ間に合わない(汗)」
これからの働き方、教育費や老後の備え方について考える。親世代とは銀行の金利も違うから、今の時代と自分に合った殖やし方を見つけなきゃ!
「自分が働けなくてもお金が殖える仕組みを作りたい」
→次は目的を持って投資をしよう!
【2017】長女出産
株式投資に挑戦!「もうけ欲」でメンタルが荒れる
もうけるためではなく、株主特典目当てに株を購入。しかし、株価チャートから目が離せなくなり、四六時中株のことを考えるように……。
「自分はギャンブル気質だ」と気づいた
→「投資信託」や「積立投資」でコツコツ貯めよう!
【2018】妻名義で「NISA」からSTART
年間120万円投資でき、分配金が非課税、(基本的に)5年間ほったらかしておけるNISAを始める。少しずつ殖えていることを確認して、夫にも共有。
→夫も投資に興味を持ち、
家計や将来について話す機会が増える
【2019】夫も投資START
投資=ギャンブルと思っていた夫も、成果が出ていること、家計が赤字にはなっていないことを知り、積立投資から始めることに!
S夫婦がやっている投資
月貯蓄として
・つみたてNISA 月3万3000円
貯蓄の一部を運用 ※株の売却益や貯蓄口座から引き落として運用
・NISA 月7万円
・ジュニアNISA 月6万6000円
●慣れてきたら、家計の予備費で興味のある投資にも挑戦
・IPO
・ポイント投資
・仮想通貨
【2020】家計を見直す時間が増えて、総資産2000万円達成!
【2021】自分に合った投資ペースをつかんだ!
いきなりいろんな投資には手を出さず、どれも少額からスタート。投資利益をほかの投資の資本金にしているので、月々の家計はくずしません!
→投資だけで、年220万円の利益に!
※投資は元本保証がありません。損失のリスクも検討し、自己責任の上で行ってください。
参照:『サンキュ!』2022年4月号「お金持ちデビュー!」より。掲載している情報は2022年2月現在のものです。撮影/大森忠明 構成・文/出下真紀 編集/サンキュ!編集部