2000万円貯めてる人が実践!超シンプルな「やりくりルール」
2023/03/08
貯まる人になるためには、やりくりや暮らしの「シンプル化」が大切です。そこで、超シンプルなやりくりに変えたことで約2000万円貯めることに成功した主婦に、貯めるために行った”3つのルール”を教えてもらいました。
<教えてくれた人>
木村由茄さん〈仮名〉
『サンキュ!』読者、茨城県36歳。夫(36歳)、長女(3歳)、二女(11カ月)の4人家族。結婚13年目。住まいは、3年前に購入した4LDKの一戸建て。現在は育児休業中で、3月に復帰予定。
‐MONEY DATA‐
夫月収(手取り) 27万円
妻月収(手取り) 約13万円
夫ボーナス(年間・手取り) 76万円
夫年収(手取り) 400万円
妻年収(手取り) 約156万円
月貯蓄額 13万円
年貯蓄額 226万円
総貯蓄額 約2000万円
ルール1:「うっかり買い」をやめる
■安いだけよりも、長く使える質のいい物を
どんなに安くても品質が悪くて長く使えなければ、かえってムダと実感。質にこだわって選べば、長く使えて結果的にお得です。
■特売に合わせるより、決まった店に行く
特売に釣られてふだん行かない店に行くと、売り場でうろうろしてムダな物を買ったり、素材がイマイチで使えないことも。使い慣れた店に絞って買い物すれば、予算も守りやすくなります。
■「2品で10%OFF」という言葉に釣られない!
「2個買えば割引だから」と無理やり選んだ物に限って、結局使わないまま。その反省を踏まえ、今は割引の文字に踊らされず、本当に欲しい物を1個だけ購入するようになりました。
ルール2:知らないと損する情報だけ取り入れる
■就寝前のスマホを封印
夜に買い物サイトを見ていると、つい気持ちがゆるんで買い物ボタンをポチッと押してしまいがち。寝る前にスマホを見ること自体をやめたら、衝動買いがなくなりました。
■新聞から必要な情報を得る
ネットは情報量が多すぎて出どころがあいまいなものも。じっくり読める新聞のほうが安心。思いもよらない新しい情報も手に入るので、知識の幅が広がります。
■お金の基礎を勉強する
「お金の基礎を知っておきたい」と思い、テキストで勉強してFP2級を取得。基礎を知ったうえで、保険の見直しをしたり、格安スマホを選んだので、ムダな支出が抑えられました。
■フリーペーパーでお得情報をチェック
フリーペーパーはお得な情報がのっているだけでなく、クーポンもあって使わなきゃ損!レジャー施設はクーポンを使ったり、割引になる時期を選んで行くようにしています。
ルール3:本当に必要な物以外は持たない
■通勤服はルーティン化
柄物はコーディネートを考えるのが面倒なので、通勤服は、「白いブラウス+モノトーンのスカートかパンツ」を制服化。流行にも左右されないので、買い替えもしやすくなりました。
■服は1カ所にまとめて〝見える化〞する
夫婦の服は季節を問わず、すべて掛けて収納。手持ちの服が見渡せるからダブり買い防止になります。最近着ていない不要品もチェックしやすいので、管理もラクに。
■おもちゃは1ケース分だけにする
子どもが遊ぶ物は限られているから、おもちゃはケース1つ分で充分。よく遊ぶ物だけリビングに置き、時々ケースの中身を入れ替えれば飽きずに遊んでくれて、物も増えません。
■洗剤類のストックも1個まで
日用品の在庫がたくさんあると、棚がごちゃごちゃして持っている物を把握できなくなるので、ストックは1つだけ。それがなくなったら買うようにすれば、ムダに買いもダブり買いもありません。
自分にとって必要なもの、不必要なものを考えて頭のなかを整理し、行動をルール化することで暮らしがシンプルに。すると、自然と”ムダ買い”が減り、貯蓄が殖えたという木村さん。皆さんもお金の管理をあまり難しく考えず、自分にあったシンプルな方法で無理なく貯めていきましょう。
参照:『サンキュ!』3月号「無理なく貯めている人は、超シンプル」より。掲載している情報は19年1月現在のものです。撮影/キムアルム 構成/宮原元美 取材・文/秋山由紀 編集/サンキュ!編集部
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