夫が300万円の借金!家計のヤバさを猛省してV字回復した方法

2020/03/21

再婚した夫の借金300万円の発覚から、現在は総貯蓄額が300万円にV字回復したNさん。コツはどんぶり家計のヤバさを反省し、シンプルな現金やりくりにしたこと。現金をしっかり確認して、年100万円貯めた方法を聞きました。

<話を聞いた人>
Nさん(神奈川県 33歳)
夫(28歳)、長女(13歳)、長男(3歳)の4人家族。再婚4年目の専業主婦。

◎MONEYDATA◎
月収(手取り) 約33万円
ボーナス(年間・手取り) 約85万円
年収(手取り) 約480万円
月貯蓄額(投資含む) 6万7000円
年貯蓄額(投資含む) 約100万円
総貯蓄額 300万円

アナログでも、現金をしっかり確認するだけで年100万円は着実に貯まる

再婚した夫に借金が300万円……。衝撃の 〝ヤバイピンチ〟を乗り越え、わずか2年で家計を立て直した、Nさん。「当時はどんぶり家計で貯蓄もゼロ。あのまま見直さなかったら、今はもっとヤバかったかも」と振り返ります。「とにかく教育費を貯めなきゃ」と支出を調べ、削れる部分をカット。それを先取り貯蓄して残ったお金の中でやりくりする努力を、愚直に続けました。「私には細かい家計簿より、使えるお金が確実に見える袋分けが合っていて。夫も心を入れ替え今は家計に協力的。2人で遅れた分を取り戻すべく、さらに頑張ります!」。

Nさんの現在の家計表

<収入>
夫月収(手取り) 約33万円

<貯蓄>
先取り貯蓄
(個人年金保険含む) 4万5000円
投資 1万7000円
長男の学費用のつみたてNISAやiDeCoなど

<支出>
住居費 9万6000円
水道・光熱費 1万5000円
通信費 1万3000円
生命保険料 9000円
長女の塾代 2万2000円
借金返済 1万円
夫の借金を肩代わりしてくれた義両親に毎月コツコツ返済中
食費 3万3000円
日用品費 4000円
雑費 2万7000円
夫の飲み会代、被服費、医療費など毎月変動するお金をひとまとめに管理、残ったら貯蓄
ガソリン代 1万4000円
夫小遣い 2万円

<残し貯め>
残し貯め 5000円

Nさん'Sヒストリー

2006年 19歳で結婚、第1子出産
2007年 美容専門学校卒業
2010年 離婚、シングルマザーとしてがむしゃらに働く
2011年 卵巣嚢腫(のうしゅ)で手術、父親が病死、母親が難病を発症
2017年 今の夫と再婚
2018年 第2子を切迫早産のため退職

2018年2月 夫のスーツからキャッシングのレシートを発見し、合計300万円の借金が発覚。「貯蓄している」という夫の言葉もウソだった。

この間ず~~っと貯蓄は0円

借金は義両親が立て替え、月々返済することに。スマホゲームの課金などによる借金だったため、夫のスマホを課金できない設定に変更、さらにクレジットカードを持たせるのをやめる。

まずは1カ月の出費を書き出してみた

とにかく貯蓄をつくるべく、最初は家計簿をつけて削れる部分をひたすら洗い出し。「いざ書き出してみたら、赤字の月も。あればあるだけ使う家計で、なんとかなるではすまされないんだと痛感しました」。

わかったこと1 特別出費で貯蓄がなくなってた

通帳やカード明細を見ると、車の維持費や旅行、外食など、生活費以外の出費が多い!「予算も決めていないので使いすぎもわからず。赤字はボーナスで補填するから、年中カツカツで貯蓄ゼロ状態……」。

【こうした】

特別出費用口座をつくってボーナスから予算を確保。

何月にどんな出費があるか書いて予算化し、使いすぎにストップ。「毎月のやりくりを守るために、これがすごく役立った。年間で合計も出し、翌年の参考にしています」。

わかったこと2 固定費が高すぎた!

生命保険料や通信費などの固定費が高く、やりくりを圧迫していることが判明。「特別出費をケアしても、ちょっと病院に行ったり服を買ったら赤字。これではまずいと、片っ端から見直しました」。

【こうした】

□夫の生命保険料見直し【月3万円→9000円】
「4つも入っていた保険は、公的な保障でまかなえる部分や、過剰な保障をはずして2つに」。
□通信費の見直し【月2万5000円→1万3000円】
「私と長女はキャリアを変え大幅減。ポイントで支払い、2人分が0円で収まる月も!」。
□電力会社を変えた【月6000円→5000円】
「電気代は使用量に関係なく割引になる会社に変更。同じ使い方でも金額がダウン」。

減るのを実感できる〝現金やりくり〞だから頭を使わず回していける

Nさんが選んだやりくりは、シンプルな「袋分け」。「使えるお金が目で見てわかるから、面倒な家計簿は必要なし。お金の使い方に集中でき、確実に黒字を守れました」。

自分の生活に合う袋と月1集計で、ラクラク管理

食費は5週分に分けて袋分け。「自分にわかりやすく、袋間の貸し借りもないよう予算を調整して今の形に。締め日に各袋の残り金額を見れば、支出額が自動的にわかり、集計もラクです」。

〝予備費〞の役割をもつ雑費でのりしろ確保

医療費や外食、洋服代などは2万7000円の雑費から。「この内訳だけは、メモしてムダがないかチェック。翌年の参考にもなります」。

クレジットカードで払った額を入れる

たまに使うカードも、現金で払ったつもりで該当する費目の袋から移動。「端数まで合わせると大変なので、ざっくりでOKに」。

食費はお米代を除き1日1000円にしたら管理しやすく

食費はお米代別で、給料日までの日数×1000円。「その週の日数で袋分け。1カ月間ペースを守って使えるので、やりくりしやすい」。

食費はこうした!

野菜をぜんぶ使い切る「食材ロスゼロ」おかずを常備

食材は献立を先に決め、必要な物だけ買い、必ず食べ切ります。「いたみやすい野菜は、買った日に作り置きの総菜にするか、切って冷凍保存。夕食やべんとうにフル活用し、捨てるムダは出しません」。

外食は覆面モニター調査を利用。ふるさと納税で〝 おうち外食〞も

外食は謝礼がもらえる覆面モニターを利用。「ファミレスに数千円使うことがなくなり、食費が月3万円もダウン。ふるさと納税のいいお肉で焼き肉をするなど、家での食事を楽しんだら、外食欲そのものも減りました」。

日用品はこうした!

「ケースに入りきるだけ」をルールにしてそれ以上買わない

おもちゃは箱に入るだけ。「あふれたらどれかを捨てるルールに。子どももあれこれ欲しがらなくなりました」。

洗剤はセスキ、重曹、クエン酸、酸素系漂白剤の4種を同じサイズの容器にイン。「残量をわかりやすく管理でき、ストックのムダ買い防止に効果あり」。

ウエル活で買えば日用品費は月3000円も浮く

ためたポイントは、Tポイントにまとめ、ウエルシアでポイント利用が1.5倍になる日に使用。「ドラッグストアはおむつや洗剤だけでなく、調味料やお菓子も買えるので、大助かりです」。

高還元率の化粧品はインスタのストーリーから情報を

コスメや日用品は、購入金額が、100%ポイント還元されるモニター商品を探し、実質無料でゲット。「お得情報に強い人をインスタでフォロー。早い者勝ちの案件も多いので、〝100%還元〞を見たら、即申し込み」。

目標

一度は離婚も考えたけど……夫ときちんと話してワンチームに

毎月の収入と支出、貯蓄の結果と特別出費の内訳を、1枚に見やすくまとめて夫とシェア。「電気代や食費がいくらかかっているか、貯蓄がどのくらい殖えたか共有することで、積極的に協力してくれるように」。

教育費合計800万円のため〝 小さな節約〞 も意識づけていく

貯蓄の第1目標は教育費で、子どもが高校卒業までに400万ずつ貯めたい。「意識しないと、お金はすぐ消える。お湯を沸かすならガスと電気どちらが安いか調べたり、洗濯は風呂の残り湯を使ったり。ちり積もでも続けます」。

365日小銭貯金でいつか母とスペインへ

小銭貯金をコツコツ続け、専用口座の残高は、現在11万円ほどに!「母も義父母も元気なうちに、どこか旅行に連れて行ってあげたい。まずは、母の夢であるサグラダファミリアが目標です」。

妻の小遣い0円だけど……

〈メルカリの売り上げが月3000円!小遣いとして使ってます〉
元美容師だから、ツヤ髪だけは譲れない!「不要な服を売ったお金でいいトリートメントを購入。髪がきれいだと、前向きになれます」。

Have a try!

□1カ月の出費を書き出してみる
□食材をぜんぶ使い切るようにしてみる
□夫ときちんと話し合ってみる

参照:『サンキュ!』2020年4月号「ヤバイ!家計にならないために、今できること」より。

撮影/天野良子(TRON) 編集/サンキュ!編集部

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