【近藤幸子さん】食べ応えバツグンの「和風焼き豆腐ハンバーグ」&「鶏肉と菜の花とにんじんのフライパン蒸し」
2023/03/27
肉と野菜を替えれば毎日でも飽きない!鶏肉と菜の花とにんじんのフライパン蒸しは、ふたをしてほったらかしにするだけ。焼き豆腐で作るジューシーなハンバーグは、しっかりした食べ応えで家族も大満足◎。
<教えてくれた人>
近藤幸子さん
料理研究家。管理栄養士。忙しい毎日でも、がんばらなくてもおいしく作れるシンプルなレシピを提案。テレビ、雑誌、書籍、Webなどで活躍中。
鶏肉と菜の花とにんじんのフライパン蒸し
ふたをして10分ほったらかし!肉と野菜を替えれば、毎日でも飽きない!
(調理時間20分/熱量239kcal/塩分1.5g)
材料(4人分)
鶏もも肉…2枚(400g)
菜の花…1束(200g)
にんじん(大)…1本(200g)
しょうゆ…大さじ2
ごま油…大さじ1/2
作り方
(1)切る
鶏肉は1枚を8等分に切り、厚みのある部分は浅く切り込みを入れる。にんじんは厚さ5mmの半月切りにする。菜の花は、長ければ長さを半分に切る。
(2)フライパンに入れる
フライパンに鶏肉を入れ、しょうゆをからめて下味をつける。にんじんを鶏肉のすき間に入れて、菜の花をのせる。
(3)蒸し焼きにする
水大さじ6を加えてふたをして、中火で10分蒸し焼きにする。最後にごま油を回しかける。
memo
菜の花は根元を落とし、冷水につけて約30分おくと葉先まで元気になる。
POINT
“おいしい10分蒸し”の組み合わせは、肉400g+甘みのある野菜(にんじん)200g+香りの野菜(菜の花、または菜の花とねぎ)200g+水大さじ6。
和風焼き豆腐ハンバーグ
焼き豆腐を入れるからジューシー&しっかりした食べ応え。
(調理時間20分/熱量321kcal/塩分3.1g)
材料(4人分)
豚ひき肉…350g
焼き豆腐(表面の水けを拭き取る)…200g
[A]
玉ねぎ(みじん切り)…1/2個
卵…1個
片栗粉…大さじ2
しょうゆ…大さじ1/2
塩…小さじ3/4
サラダ油…大さじ1
[照り焼きソースの材料]
しょうゆ、砂糖…各大さじ2
三つ葉(長さ3cmに切る)…80g
[B]
塩…少々
ごま油…小さじ1
作り方
(1)たねを作ってまとめる
ボウルにひき肉、[A]を入れ、焼き豆腐をくずし入れて練り、たねを作る。8等分して厚さ1cmのだ円形にまとめる。
(2)焼く
フライパンを熱し、サラダ油をなじませて(1)を並べる。ふたをして強めの中火で4分焼く。上側が白っぽくなり、下側に焼き色がついたら裏返す。ふたをしてさらに4~5分焼く。
(3)ソースを作って盛りつける
小鍋に照り焼きソースの材料を入れて火にかけ、混ぜながらとろっとするまで煮つめる。ハンバーグを器に盛ってソースをかけ、三つ葉を添える。三つ葉に[B]をふる。
POINT
焼き豆腐はちぎり入れてから練り混ぜる。水きりしないで使えてラク。
この特集のレシピについて
● 野菜は特に表記のない限り、よく洗い、皮をむき、へた、種、根元を除いてから調理してください。
● フライパンは、フッ素樹脂加工のものを使用しています。
● IHクッキングヒーターをご使用の場合、揚げものをするときは、各メーカーが指定する油量を必ず守って調理してください。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
● 電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
● 電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達していても、沸騰しないことがごくまれにあります。この状態の液体が、ちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散ることがあります(=突沸現象)。やけどの原因になりますので、ご注意ください。
参照:『サンキュ!』2023年4月号「春野菜でカンタンおかず」より。掲載している情報は2023年2月現在のものです。調理/近藤幸子 撮影/野口健志 熱量・塩分計算/本城美智子 構成・文/春日井富喜 編集/サンキュ!編集部