手取り年収188万のシングルマザーでも年60万の貯金ができた!その方法とは?

2022/07/02

節約というと、ほしいものを我慢する苦しいイメージ……でも、苦しいものとネガティブにとらえず、「節約を楽しんじゃおう!」とポジティブに発想転換したら、スイスイ貯まるようになりました!

今すぐできる素敵なくらしのアイデアを毎日発信中。お金の貯め方から、時短掃除、洗濯、料理作りなどの家事の知恵、...

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<教えてくれた人>
サンキュ!読者 Hさん(埼玉県 42歳)
長男(17歳)と2人家族。住まいは両親から譲り受けた築30年の一戸建て。週4~5日パート勤務。正社員採用をめざしています。

◎MONEY DATA◎
月収(手取り)14万7000円
ボーナス(年間・手取り)12万5000円
年収(手取り) 188万9000円
月貯蓄額 5万円
年貯蓄額 60万円
総貯蓄額 92万円

苦しい節約を楽しい節約に変えたら貯まった!

21歳で最初の結婚をして、3回の結婚と3回の離婚を経験したHさん。「結婚しているときも家計は苦しかったし、離婚して子どもと2人での生活はもっと苦しかった」とずっとお金の苦労が続きました。転機は昨年、『サンキュ!』の「年末までに10万円を貯めるコンテスト」にチャレンジしたときに訪れました。「収入が少ないから貯めるなんてムリと思っていましたが、真剣に家計と向き合うことで初めて計画的に貯めることができ、やればできるんだと自分に自信が持てました」。その後も、柔軟な発想から生まれるオリジナルな節約アイデアで順調に貯蓄を殖やしています。

Hさんの1カ月の家計表

<収入>
月収(手取り) 14万円7000円
※パート収入8万7000円に児童扶養手当、養育費を含む。

<貯蓄>
先取り貯蓄 2万円
※元夫からの養育費を教育費用として積み立て。

<支出>
住居費 0円
水道・光熱費 1万4000円
通信費 7000円
長男小遣い 4000円
生命保険料 5000円
自動車保険料 3000円
食費・日用品費 4万円
ガソリン代 3000円
外食・レジャー費 3000円
ペット費 1万円
予備費 8000円

残し貯め 3万円

炭酸マシンで作りたて飲み放題!

【苦しい節約】炭酸飲料は飲みすぎちゃダメ

炭酸飲料好きの息子用に毎月、ケース買い(2400円)していましたが、思い切って2万2000円の炭酸マシンを購入。水で炭酸水が作れるから10カ月で楽勝で元がとれました。

何回も買い替えるくらいなら一生ものを買ったほうが得

【苦しい節約】高い鍋なんてぜいたく

「鉄のフライパンは使い込むほどなじんで使いやすくなるし、厚手の鍋は特売肉も柔らかくなります。保温性が高いからガス代の節約にも」と元とれ度大!

作ってみたら意外と使い心地バツグン

【苦しい節約】石けん作るなんて貧乏くさい

「図書館で本を借りて作り方を調べたら、意外と簡単そうで」と実験気分で石けん作りにトライ。「使い心地がよくて、すっかり気に入っています」。

3色ボールペンで色分けしたら楽しく家計が見えてきた

【苦しい節約】一生懸命つけてるけど、何もわからない家計簿

その日使った金額は黒、その日までに使った合計額は赤、今月の残金を青で記入。「残金に余裕があるときは外食できるから節約しがいがあります」。

家でレシピどおり作ったらむしろおいしかった!

【苦しい節約】外食しないと楽しめない

「雑誌にのっている料理をレシピどおりに作ったらおいしくて、この味が家で作れるなら外食しなくていいかも」とおうちごはんを楽しみながら外食費を節約。

コウケンテツさんのレシピ1人分¥90

「『サンキュ!』のレシピを調味料をちゃんと量り手順どおりに作ったら、めちゃくちゃおいしくて、息子も大絶賛」。お店顔負けのレシピに大満足。

業スーの材料で1つ¥80

アイスクリーム、チョコシロップ、お菓子などを業務スーパー®で格安で購入。「好きな物を好きなだけ盛りつけられてカフェより楽しい!」。

授業料割引制度や奨学金を調べたら道が開けた!

【苦しい節約】手持ちの貯蓄では教育費がたりない

「息子が進学を志望している専門学校ではオープンキャンパスに参加したり、英検や数検など資格があると授業料が割引されるんです」と高2の息子の進路にも明るい展望が!

正社員採用のチャンスをつかむ!

【苦しい節約】収入が少ないから老後資金は貯められない

今はパートですが正社員採用のチャンスあり。「正社員になれば厚生年金※※に加入できるので、年金額が増えます」と老後資金も一歩ずつ。

※材料費は、2020年5月現在の都内のスーパーや小売店の底値データを元に編集部で算出しました。
※※パートの場合も基準を満たせば加入できることもあります。

参照:『サンキュ!』2020年7月号「誰でも月1万円必ず貯まる!」より。掲載している情報は2020年5月現在のものです。取材・文/村越克子 編集/サンキュ!編集部

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