カビが発生しやすい場所や対策を解説!これを知っておけば家事の悩みを解決
2022/07/01
部屋干しによって発生するニオイや、油断するとすぐに生えてしまうカビといった、家事にまつわるお悩みの数々。すぐに実践できる、解決法をお教えします!カビが発生しやすい場所や掃除方法が知りたいという方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。
※本記事は、過去に掲載した以下記事を統合したうえで一部編集を加えたものです
■家事の悩みを解決!カビが発生しやすい意外な場所とは…(2018/07/13掲載)
■見落としがちなカビ発生ポイントと対策を掃除のプロが解説(2019/06/28掲載)
「部屋干し」に関する悩みはコレで解決!
毎日次から次へと出てくるだけに、効率よく乾かしたい洗濯物。部屋干しでも素早くカラッと乾かす方法をリサーチしました!
「部屋干し」に関する悩みを解決したい!という方は、ぜひ参考にしてみてください。
間隔を空けて干そう!
ぬれたものは早く乾かさないと菌が繁殖してニオイのもとに。早く乾かすためには、風の通り道を作ってあげることが肝心です。洗濯物どうしの間に空間を作ってあげましょう。
脱衣所に「簡易速乾スペース」を作ろう!
部屋干しによる湿気は家の傷みの原因にも。外に干せないときには乾燥機を使うのが理想ですが、それが難しい場合は、湿気対策が考えられている脱衣所に干すのがオススメ。突っ張り棒を設置し、換気扇のつけっ放し+扇風機をかけて風を通すようにしましょう。
除湿乾燥機や扇風機の風は、衣類に「じか当て」しよう!
洗濯物が乾くために必要なのは、風と乾燥と温度。そのため、扇風機や除湿乾燥機を使うときは、風が衣類に直接当たるように置きましょう。また、部屋の湿気が一度乾いた洗濯物に戻ってしまうこともあるので、除湿乾燥機で部屋の湿度をコントロールすることも忘れずに!
生乾きのニオイはアレで解決!
部屋干ししたときに気になる、生乾きのニオイ。なかなか乾かないことが予想される場合は、干した洗濯物がぬれているうちに、表面全体に20~30cm離して衣類用の除菌スプレーをかけておきましょう。またニオイがどうしても落ちないときには、クリーニング店の「洗濯代行サービス」を利用してみて。ドライクリーニングよりお安く、ニオイもリセットされます。
「カビ」「ぬめり」に関する悩みはコレで解決!
いつの間にか生えてしまうカビ。水まわりだけでなく、要チェックすべき見落としがちな場所とは?
カビが生えてしまったら、「エタノール」で対処!
カビが生えてしまったら、表面だけでなく、内部に入り込んだカビの根っこ=胞子ごと除去することが大切。壁や押入れのなかは、ドラッグストアにある消毒用エタノールをスプレーし、乾いた使い捨てのシートで拭きましょう。畳に生えたカビにも、エタノールスプレーをシュッとかけて、ぬれたぞうきんでこうすらないように拭きましょう。
1日1回、「速乾性スプレー」でカビを防止!
カビの原因は菌が付着すること。速乾性のエタノールスプレーを使って、気になる場所を1日1回除菌しましょう。
カビの温床「カーテン」も要チェック!
水分が大好きなカビ。ぬれた服は玄関で脱ぐ、結露が出たら拭くなど、なるべく水滴が室内に残らないようにしましょう。なかでもカーテンは、意外とカビの温床になっているので、しっかりチェックを!部屋全体の悪臭の原因になっている可能性もあります。
排水口のぬめりは「専用の洗剤」を使うのが早道!
排水口のぬめりをしっかり除去するには、専用の洗剤を使うのが早道。キレイにしたあとは、排水口に置くだけで除菌してくれる便利グッズなども利用してみましょう!
一工夫を凝らすだけで、気になるニオイやカビにまつわる悩みが解消されるはずです!
参考文献:2014年『サンキュ!』7月号「誌上最ラク 梅雨どきのユーウツ ズボラ流家事コツでスッキリ解消」
見落としがちなカビ発生ポイントと対策を紹介!
湿気が増し、ジメジメとした梅雨。この時期、気をつけなければいけないことのひとつが、カビの発生。カビ対策と聞くと、お風呂場や洗面所などの水まわりを思い浮かべますが、じつはそれ以外にも見落としがちなポイントがあります。
ここからは、家事代行サービスを展開する「カジタク」に所属の山口奈穂子さんに解説してもらった意外なカビ発生ポイントと対策について紹介していきます。
ご興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
健康面での害も!カビ対策は必須
カビは、見た目にゾッとするだけでなく、気管支喘息の一因になることもあるなど、健康面での害も及ぼします。ちなみにカビは目に見えている時点で、すでにかなり増殖している状態。高温多湿な浴室は、カビ発生率がダントツで高いのですが、浴室以外にもカビが発生しやすい場所があります。
見落としがちなカビ発生ポイント1:家具と壁のすきま
壁にぴったりと隙間なく寄せて置いてある家具や家電はありますか?じつはその裏側は、カビが発生しやすいポイント。とくにカビが見当たらないのに、なんとなく部屋がカビ臭い場合は、ぜひ家具や家電の裏をチェックしてみてください。
対策としては、壁との間を少し開けて、風の通り道をつくること。また定期的に裏側やスキマをチェックして、カビのエサとなるホコリを取り除きましょう。
見落としがちなカビ発生ポイント2:カーテン
部屋の向きや間取りにもよりますが、結露ができやすい窓の周辺もカビ発生ポイントのひとつ。前述したように、とくに注意したいのがカーテン。水滴がついた状態で放置すると、あっという間にカビだらけに。
事前の対策として、部屋の除湿に努めるようにしましょう。具体的には室内の湿度を80%未満に維持することが必須。加えて、カビのエサとなる汚れやホコリを取り除くことも忘れずに。
見落としがちなカビ発生ポイント3:エアコン内部
エアコンの内部はその機能と構造上、水分とホコリを保持した状態になるので、非常にカビが発生しやすい場所。何年もメンテンナンスしていないエアコンを掃除業者にクリーニングしてもらえば、ホコリやカビで真っ黒になった水がバケツに溜まる様子を見ることができるでしょう。
もし、そんな状態のエアコンを稼働すれば、本体内部に溜まったカビやホコリを、部屋中に撒き散らすことになります。使う頻度にもよりもますが、1~2年に1度くらいはエアコンの内部のクリーニングをしたほうがよいでしょう。
また、フィルターのお掃除を定期的にやるだけでも、カビの繁殖を抑えることができますので、ぜひ定期的なフィルター掃除を心がけてください。