家庭料理をこよなく愛するサンキュ!STYLEライターのapricot projectです。
みなさんの食卓には肉料理と魚料理、どちらが多く並びますか?わが家は放っておくと肉料理に偏りがちなので、意識して魚料理を取り入れるようにしています。
でも、骨のある魚料理は子どもに食べさせづらかったり、大人には簡単でおいしい焼き魚も子どもの目には地味に映ってしまったり、肉料理に比べて野菜をいっしょに盛り込みづらかったり…と悩みは尽きません。
まだまだ家族ウケのいい魚料理を模索中の私ですが、手間もかからず、ヘルシーでおいしく、大人にも子どもにもウケのよかった焼き魚サラダをご紹介します。
魚といっしょに野菜をたっぷり食べられるのでおすすめです。
こんがり焼いて、和えるだけ!焼き魚サラダ
つくり方は簡単!
焼き魚をこんがり焼いて、大根の千切りや、玉ねぎの薄切りと和えるだけ。
味つけは、砂糖、酢、うすくち醤油。
ポイントは大葉を加えることと、こんがり焼いた魚の皮をしっかり入れること。
わが家でいちばん人気なのは、「塩鯖と大根」の組み合わせ。
次が「アジの干物と玉ねぎ」の組み合わせ。
塩気のある魚と和えることで野菜がしんなりするので、ふつうの生野菜サラダよりも量を食べやすく、酢で和えることで魚臭さや野菜の辛みが気にならなくなるところが気に入っています。
焼き鯖と大根のサラダ
【材料】2~3人分
塩鯖(骨取り切り身) 1切れ
大根 1/2本
大葉 3枚
塩 適量
砂糖 小さじ1
酢 大さじ1.5
うすくち醤油 大さじ1.5
【つくり方】
1.大根は千切りして塩もみし、水気を切る。大葉は千切りする。
2.塩鯖は魚焼きグリルでこんがりと焼く。
3.ボウルに大根、大葉、塩鯖を入れ、砂糖、酢、薄口醤油で和える。全体が馴染めば器に盛りつけ、冷蔵庫で冷やす。
アジの干物と玉ねぎのサラダ
【材料】2~3人分
アジの干物 1枚
玉ねぎ 1個
大葉 3枚
砂糖 小さじ1
酢 大さじ1.5
うすくち醤油 大さじ1.5
【つくり方】
1.アジの干物を魚焼きグリルでこんがり焼き、皮を残して骨をとる。
2.玉ねぎは薄切りして水にさらしてぬめりをとり、水気を切る。大葉は千切りする。
3.ボウルにアジの干物、玉ねぎ、大葉を入れて砂糖、酢、うすくち醤油で和える。全体が馴染めば器に盛りつけ、冷蔵庫で冷やす。
消化酵素を含む食品を積極的に!
ちなみに…生野菜や発酵食品には、消化酵素と呼ばれる消化を助ける成分が多く含まれています。
人が体内に持ち合わせている酵素は、つくられる量が限られているそうなので、食事をする際、食品からも消化酵素を積極的に取り入れられたらよいですよね。焼き魚に大根おろしが添えられていたり、唐揚げにレモンが添えられていたりするのはおいしさや彩りだけでなく、きちんと理由があったのです。
こんなアレンジも
これはオニオンスライスをレッドオニオンのみじん切りにして、焼いたじゃがいもとパクチー、ミックスビーンズをいっしょに和えたボリュームサラダです。
「こんがり焼いた焼き魚をサラダに」というコンセプトは同じなのですが、選ぶ野菜を変えたり、盛りつけ方を変えたりするだけで雰囲気ががらりと変わりますよね。
少し手をかけておしゃれにつくりたいときなどは、こちらもおすすめです!
今回は、こんがり焼いて和えるだけの焼き魚サラダをご紹介しました。ぜひ試してみてください。
■記事を書いたのは・・・apricot project
2児の母。「軽やかな気持ちでキッチンに立つ」ことをモットーに、家庭用理の手書きレシピの発信やワークショップ運営をしています。また、日本全国のものづくりを訪ねて勉強&商品開発をしています。
※ご紹介した内容は個人の感想です。