がんばらなくても月12万貯まるようになったお金が貯まる仕組みの秘密は?
2022/05/11
がんばって節約しているのに、ストレスが溜まってリバウンドしてしまうことってありますよね。
無理なく貯金ができている人はどんな仕組みを作っているのでしょうか。
今回はシンプルな節約・コンパクトな暮らしを心がけた結果、年340万円貯蓄を達成したちぃこさんに教えてもらいました。
【1】食材は1週間で使い切れる量しか買わない
ズボラな性格なので食材を大量に買って作り置き、冷凍保存など手間のかかることはできるだけしたくありません。
1週間分の献立をざっくり立てて、買い物リストを作ってからスーパーへ買い出しに行きます。品数は一汁一菜か一汁二菜で、旬の食材を中心に買えば食費もそこまで上がりません。
栄養バランスを考えた食事をすることで体調が整い、結果的に医療費が下がって貯金額も増えました。
【2】日用品はPBを活用し、底値で買う
お金が貯まらなかったころは日用品の品質やブランドに強いこだわりを持っていましたが、家計簿を見直したら身の丈に合っていないことに気づき、キッパリやめました。
トイレットペーパーやティッシュペーパー、ラップや保存袋などの消耗品はPB(プライベートブランド)や底値の商品を買うようにしています。
PB品はスーパーやドラッグストアなどのプライペートブランドですが、商品裏面の製造者欄を見てみると大手メーカーが作っていたりすることがあるので安心して購入できるのも魅力です。
【3】お小遣い制を導入
夫、妻ともにお小遣い制を導入しました。お菓子やお酒などの嗜好品費、被服費や美容費などは全て各自のお小遣いから支出するようになりました。
家計管理の項目が減ったことで家計簿を毎日つけなくても支出が把握できるようになり、管理がラクになりました。
また、お小遣いは好きに使ってよいというルールなので、趣味や娯楽にかけるお金を我慢しなくてすんでいるためストレスフリー。節約にも前向きに取り組めるようになりました。
【4】外食は回数を決めて楽しむ
料理が苦手なので、外食をまったくしないとなるとストレスが溜まります。たまにはだれかが作ってくれた料理を食べたいですよね。
わが家は転勤が多いので、その土地の名物やラーメン巡りをするのも楽しみの一つ。そのような理由もあって、わが家では外食の回数を決めて楽しんでいます。
いろいろなお店を巡れてリフレッシュにもなり、節約や貯金に対するモチベーションも高まりました。
【5】月1回は夫婦でお金の話をする
お金が貯まらなかったころは夫の収入さえも知りませんでした。夫婦で持っている資産がいくらなのか把握していなかったので、今後いくら貯めればよいのかなども考えられず将来への漠然とした不安もありました。
不安だったことで夫とお金の話をすると必ず険悪なムードになってしまい、貯金の計画など話し合えずにいました。
そんなわが家の転機はサンキュ!の恒例企画「年末までに10万円チャレンジ」でした。夫に4カ月で10万円を貯めたいと相談し、2人で作戦を話し合うことができたのです。
ゲーム感覚で「今月は◯万円貯められたよ」と気軽に話せるようになったことで、お金の話をしても険悪にならずチャレンジ後も毎月の貯金報告が定着しました。
夫とお金の話をすることで共通認識が取れるようになり、節約にも協力的になってくれました。おかげで支出が減り、無理なく貯金ができるようになりました。
節約は自分がラクな方法にすれば、無理なく貯まる!
節約というと「つらい」「がまん」などマイナスなイメージを思い浮かべやすいですが、無理なく貯金している人はつらい節約とは無縁。むしろ「節約は楽しい」と思っています。
無理なく貯金するポイントは、自分がラクになる方法を選ぶこと。たとえば、料理が苦手な人が何でもかんでも手作りするのはストレスが溜まります。
回数を決めて外食やテイクアウト、お惣菜を利用する、レトルトや冷凍食品を活用するなど工夫をしてみましょう。
■執筆/ちぃこさん…シンプルな節約・コンパクトな暮らしを心がけた結果、年340万円貯蓄を達成した節約主婦。日商簿記検定3級保持。インスタグラムはchiiko561。
編集/サンキュ!編集部