環境に優しく、家計にも優しいエコアクションを模索中の中学生ママ、サンキュ!STYLEライターのママーリオです。
子ども達が小学校でエコロジーやリサイクルについて学んできた時、「5R」と教わってきました。
私の時代は3Rでした。残りの2つをご存知ですか?
5Rにはいくつか考え方がありますが、代表的なものをご紹介します。
私の時代は「3R」でした
・Reuse(リユース):ものを再利用する
・Reduce(リデュース):ごみを増やさない
・Recycle(リサイクル):資源として再生利用する
リユース・リデュース・リサイクルという言葉はリズムも良くて覚えやすかったですね。
資源ゴミはきちんと分別してリサイクルに回すことが周知されるようになりました。しかし、リサイクルにもエネルギーが使われるため、もっとも環境負荷がかからないのは、そのまま使う「リユース」です。気軽に新しいものを買わず、今あるものを大切に使い続ける。環境にも家計にも最も優しいアクションです。
4つめのRは「リフューズ」
Refuse(リフューズ):ごみになるものを断る
私がゴミ拾いをした際、開封されていないコンビニのおしぼりをたくさん拾いました。使わないなら「いらないです」と言えばゴミになりません。不要なダイレクトメールやカタログも受け取らない手続きをすればゴミを減らせます。
エコバッグ持参でレジ袋を断ることもリフューズ活動の一環です。
5つめのRには2通りの考え方が
Root(ロット):堆肥化して自然に帰す
Repair(リペア):ものを直して使う
主に生ゴミを堆肥化して庭の土に還すことで、ゴミの回収や処理にかかるエネルギーが削減できます。私も庭で土をかぶせるタイプと、室内でみみずに食べてもらうタイプと2種類のコンポストをやっていて、ひと月の可燃ごみの量が小サイズ1個にまで減りました(4人家族です)。コンポストの管理は必要ですが、ごみ出しの曜日を気にしなくてよいのはすごく快適です。
もうひとつの発想のRが「リペア」です。壊れても直して使う。子ども達が学校で学んできたのはこちらでした。すごくいいことだと思いました。
Repair(リペア)が増えたらいい
TBS火曜ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』の玲子は割れた陶器を接着し修復する「金継ぎ」をしていましたね。素敵でした。
穴が開いた服を刺繍でかわいらしく繕って修繕する「ダーニング」も静かなブームですね。
破れた服を繕っていたら、ちょっと前までは「かわいそう」な感じがしていましたけど、徐々に「物を大切にしていて素敵」という印象に変わってきていますね。
お気に入りのものを大切に長く使い続けること、そのために工夫すること。それは子どもの情操教育にも役立つことでしょう。そしてお金を大切にする気持ちも身につきます。
記事を書いたのは・・・ママーリオ
中学1年・2年姉弟のアラフィフママ。
主婦の「手仕事」「工夫」「アイディア」「エコロジー」で価値やお金を生み出す「錬金マジック」を日々模索しています。
※ご紹介した内容は個人の感想です。