女性ホルモンの減少で体と心に変化が!プレ更年期世代の不調を整える飲み物とは
2024/08/05
個人差はありますが、35歳を超えるとプレ更年期世代となり、女性ホルモンの減少からくる体や心の変化を自覚しはじめます。水分をこまめにとる夏、お茶を使ってケアしてみませんか?
プレ更年期、更年期世代にオススメのお茶を看護師・薬膳茶エバンジェリストなどの資格をもつ薬膳ナースけいこさんに教えてもらいました。
バラの香りに包まれるお茶
バラの香りに癒される【ローズ】のお茶。
バラの花のお茶はイライラや鬱々とした気分の解消が期待されます。
女性ホルモンのバランスを整えてくれるのですが、香りの成分に効果があるので、長く高温状態において香りが飛んでしまうと効果が半減してしまいます。
お湯を注いでから、2分程度蒸らしてすぐに飲んでください。
安眠のイメージが強いお茶
【カモミール】や【ジャーマンカモミール】と呼ばれるお茶です。
安眠のお茶としてのイメージが強いですよね。
リンゴに似た味と香りで、飲みやすく女性に人気のお茶です。
月経前の不快症状を和らげたり、イライラ感など気分のムラで女性ホルモンのバランスが崩れるのを防ぐ効果が期待できます。
香ばしい味と香りの日本のお茶
【黒豆茶(くろまめちゃ)】です。
おせち料理に入っている黒豆。実は炒ったものがお茶として市販されています。香ばしい味と香りで、ハーブティーが苦手な方にオススメです。
黒豆には、大豆イソフラボンといって、女性ホルモンに似た成分が多く含まれており、女性ホルモンの減少からくる不快症状を和らげることが期待されます。
どのお茶も、スーパーやカルディ、無印良品などで市販されていますので、「自分の好みはどれかな」と試してみるのも良いと思います。
こまめに水分をとる夏は、お茶を使った体質改善が無理なくできる季節です。お気に入りのマイボトルに女性ホルモンを整えるお茶をいれて、女子力アップしましょう。
■執筆/薬膳ナースけいこ…薬膳師/看護師/経絡ヨガ指導者/薬膳茶エバンジェリスト。知って活用、暮らしに溶け込む健康づくりをテーマに情報を発信中 Instagramは「@keiko89zen」。
編集/サンキュ!編集部