本気でやせたいなら「“デブ脳”が出たらノートに書きなぐれ」「明日ではなく、“今”やるか、やらないか」

糖質中毒、メンタル弱め、止まらない産後太り……ダイエットを成功させるには、“メンタル”も重要。気持ちが折れそうになったときは、人気ダイエッターが実践しているこの言葉を思い出して！きっと背中を押してくれるはずです。

45歳からでも運動なしでやせた！食事制限だけで－27kg！漫画ブログが人気

＜教えてくれた人＞
桃田ぶーこさん
1食で菓子パン5個が日常的だった糖質中毒から脱し、27kgの減量成功後、50代の今もリバウンドなし！　ブログ「桃田ぶーこの『ゆる糖質制限』ダイエット」。

脱・糖質中毒に成功した理由

たんぱく質多めのおかずをしっかり食べ、早食いしないことをひたすら実践したら、満腹感が得られ、間食しなくてもOKに。何か食べたいと感じたら、あたりめをかんで脳を落ち着かせました。

小さなことでもできた自分を褒めちぎる！

例えば、早食いのくせを直すため、「一口食べたら箸を置くこと」を食事の後半だけでもできたら、頭の中で「私えらい！」と褒めまくる“やせ脳”を発信。前向きな気持ちになれて、挫折を防げます。

元気に歩ける老後か、寝たきりの老後か。今が分かれ道

テレビで元気に高尾山を登山している高齢者の姿を見て、「私もこうなりたい」と熱い思いがこみ上げ、ダイエットを決意。太ったまま動けない老後を送りたいのか、その自問自答が原動力に。

“デブ脳”が出たらノートに書きなぐれ

糖質制限中、「甘い物を食べちゃいなよ～」というデブ脳が出現したら、ノートに「○日○時にデブ脳が出た」と記録し、「今お腹はすいていないわ！」と繰り返し言い聞かせを。デブ脳が出そうになったら見返して乗り切りました。
一口ずつよくかむ習慣づけも大切です。

SNS総フォロワー70万人超！体脂肪率Max31.6％→24.3％！健康的なやせ方を提唱

＜教えてくれた人＞
ちぃさん
学生時代の暴飲暴食でデブ化。30代はパニック障害を患い、体調不良のオンパレードに。17年から宅トレを開始し、万年ダイエッターを卒業。インスタID：chii158cm

メンタル弱めでも成功した理由

1カ月で○kg 落とすといった数字に縛られないこと！「これならできるかも？」という小さな習慣の積み重ねで、食事改善や運動を生活の一部にしたことで健康的にやせられました。

自分の“できる”を伸ばせばいい

きれいな人や理想の体と自分を比べるのは最大のタブー。自分を変えられるのは自分の体だけ。30秒でも毎日自分ができることで体を動かそうという「心のあり方」を変えれば、継続できるはず。
レンチン中にプチ筋トレもおすすめです。

きっと死ぬまでそのまんま（でいいの？）

一度きりの人生をどう有意義に過ごしていくのか。必要なのは、これからの人生を楽しむため、なりたい自分になるために、自分の意志で行動することが一番大切！

明日ではなく、“今”やるか、やらないか

心のスイッチは、“今”すぐに行動しないと入らないもの。明日の自分よりも今の自分を信じて、まずは行動を！あと回しにせず、今この瞬間に何ができるか考えるくせがつくと挫折しなくなります。起きたらすぐ動く！

20kgの脂肪を1年でちぎり捨てた5児の母

＜教えてくれた人＞
にーよんさん
「100日後に脂肪をちぎり捨てる人」として、その過程をインスタグラム（＠sango_diet24）で発信。著書『35歳からの人生最後のダイエット』（小社刊）も大ヒット！

5人の子育てをしながら、産後太りを解消できた理由

つねに何か食べることで達成感を得ていたので、まず買い物を変え、家にはヘルシーな物しかない状態に。さらに、すき間時間にできるスクワットとドローインで脂肪を燃焼させました。

“とりあえず一口”何を食べるかで未来が変わる

小腹がすいたとき甘い物を食べても、脳から「栄養が足りない」という指令が下り、逆に暴食スイッチがオン。「一口だけ」で脳をごまかすなら、即食べられて栄養があるのりや海藻類を！

凹まさぬ者にくびれなし！

息を吐きながら30秒お腹を凹ますだけで、腹筋が鍛えられるのだから超お手軽！テレビを見るとき、料理しているとき、いつでもお腹を意識して動かすか動かさないかで差がつきます。
家事の合い間にしこ踏みスクワットもやっています！

あなたが今持ってる脂肪はポテンシャル

ため込んだ脂肪。「醜い、見たくない」と目をつぶりがち。でも、その脂肪は“のびしろ”ですから！今の脂肪を写真に記録し、効果を比べて。脂肪があるほど、減っていく楽しみが倍増です。
気づいたときに即ドローイン！

参照：『サンキュ！』2023年10月号「あの人の人生が楽しそうなのは、暮らしの中に名言があるからでした。」より。掲載している情報は2023年8月現在のものです。撮影／天野良子、有馬秀星、上原朋也　構成・文／宮原元美　編集／サンキュ！編集部