【サイズアウトした服はどうする?】手放さなかったものと手放したものから学んだこと

2024/07/19

40代子育てママ、そして幅広いファッションを楽しむパーソナルスタイリストのemilyさん。

今回はemilyさんに、お気に入りの洋服がサイズアウトしたとき、手放すべきか、残すべきか悩んだ末に出した結論とそこからの学んだことを教えてもらいました。

1万5千人以上の接客経験を生かして「今の自分を好きになれる」着こなしや服選びの方法を発信するパーソナルスタイ...

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お気に入りの服がサイズアウト

二の腕も体のラインもしっかり出てしまうお気に入りのTシャツ

30代でお迎えしたロゴTシャツ。

モノトーンでロゴも立体的でスタイリッシュでかっこいい!袖もフレンチスリーブで、着痩せして見えそう。
これが最初の印象でした。

ところが、年々着る度にこのTシャツの良さが伝わらない体型へと変わってきた私。残念ながらスタメンから外すことに。

そして、「いつか痩せたら」「二の腕を引き締めてから」とTシャツがどんどん遠ざかる一方。
好きなのに、似合わない、着こなせない。悩みました。でも好きだから着たかったんです。

サイズアウトをごまかすために試した方法は?

そこでまず試したのは、すでにサイズアウトして1枚では着られなくなったカーディガンを肩掛けして、立体的に見せる方法。

これなら二の腕よりもカーディガンに目線が集まることで、着痩せして見える!と何とかここでスタメンに浮上して来たTシャツ。

ところが、またここから1年後にさらなる体型変化で出番を失いかけることに。
夏の季節を前に、右肩上がりで増える体重。さすがにこの方法ではもうごまかしきれない、着ることが恥ずかしいとさえ思うように変わって行ったのです。

そんな中、なんとか体型カバーの手助けをしてくれていたカーディガンが、10年の時を経てついにくたびれてしまい、いよいよお別れの時がやって来たのです。

ここで改めて、今の自分に似合うもの、そして変わらず好きなもの(好きなスタイル)について見直しました。
結論、Tシャツはやっぱり好きだから手元に残したい。
ではどうしたら着こなせるのか?悩んだ末、手放したカーディガンの買い替えをすることに決めました。ここでも、今の自分と向き合って、どんなものなら出番があるのか、着こなしを楽しめるのかをじっくり考えてお迎えしました。

手放さなかった服と手放した服からの学び

ゆったりシルエット+麻素材は真夏も大活躍の予感
体型カバーもおしゃれも叶った瞬間

そこで出会ったのが、こちらのゆったりシルエットの麻のVネックカーディガン。せっかくの買い替えは、1枚でも着られるものがいい、とサイズ感を見直して購入。
これが大正解!!体のラインも拾わず、動き易くて着ていて心地良いんです。
早速お迎えしたカーディガンをTシャツの上にさらり羽織ってみると、全く体型が気にならない!
さらに、このTシャツのお気に入りポイントだった、スタイリッシュな印象をそのまま活かすことが出来たのです。

今回学んだことは、
1.手放さなかった服は、1枚で着ることにこだわらず、その服の好きな部分や良さを活かして着続ける。
2.手放した服は、何故手放すことになったのか理由を明確にして、今の自分が心地良いと思える視点で買い替えを選択する勇気も必要。

この学びを活かして、安心して楽しめる新たな着こなしと出会うことが出来ました。

これから歳を重ねていく上で、きっと同じことように悩むことが出て来ます。その時は今回の学びを活かして、〈今の自分〉が大切にしたい軸と向き合って、おしゃれを楽しんでいきたいです。

■執筆/emily…1万5千人以上の接客経験を生かして「今の自分を好きになれる」着こなしや服選びの方法を発信するパーソナルスタイリスト。
編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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