【ダイエット】たんぱく質の適量を知ろう!あなたにプロテインはいる?いらない?
2023/07/27
調理師で、サンキュ!STYLEライターのacoです。
ダイエット検定2級も所持している私の最近の関心ごとは、「ダイエットにプロテインって本当に必要なの?」ということ。
そこで、大人女子に必要なたんぱく質量について考えてみました。
1日に必要なたんぱく質の量
グラムで考えるなら
1日に必要なたんぱく質量は、体重1kgに対して1gが目安といわれています。たとえば、55kgなら55g。
ときどき勘違いされるので補足しますが、これは「肉の重さ」ではなく「たんぱく質の量」です。
手のひらで量れます
どの食材に何gのたんぱく質が含まれているのかを、毎日毎食計算するのは大変なことですから、手のひらと見比べましょう。
「指を含まない手のひらサイズ分」が1食分の目安にできます。
もちろん食材によってカロリーやたんぱく質量は増減しますが、だいたいでよいんです。
たんぱく質は肉だけじゃない
肉、魚、卵、大豆製品をまんべんなく、1食につき1品~2品。
たとえば、朝食の卵焼き。ランチでグリルチキン、夕食は豆腐のおみそ汁と焼き魚といった具合です。
プロテイン必要ですか?
手のひらサイズのたんぱく質量を摂れている人がほとんどだと思います。
つまり、アスリート並みに運動をしているとか、かなりの小食で1日の栄養が足りていない人以外は、プロテイン商品を飲み食いする必要がないかもしれないということです。
しかも、たんぱく質の過剰摂取は体を傷つけるといわれていて、分かりやすい悪い変化では「腸内環境が悪くなってオナラが臭くなる」「体臭がきつくなる」などが挙げられますね。
プロテイン商品の摂り過ぎで肝臓を傷めるという研究結果もあるそうです。
プロテインよりオススメ
とっても身近で慣れ親しんだメニュー「おみそ汁」がおすすめです。忘れがちですが味噌だってたんぱく質ですから。
シンプルにわかめと豆腐のおみそ汁もいいですが、豚汁やさつま汁、タラのみぞれ汁などの具沢山おみそ汁は、おかずを1品減らしてもよいくらい優秀です。
1食につき手のひらひとつ分のたんぱく質が摂れていれば十分です。だって私たち、成長期の子どもと違って代謝が落ちてきていますから。
(1日5,000歩未満の、幼児がいない女性を想定しています)
◆この記事を書いたのは・・・aco
知人が間違ったダイエットで入院したのがきっかけで、真剣に栄養学を学び始めた調理師です。
「健康的にラクして体型維持をしたい」と考えている食いしん坊アラフォーだからこそ「正しい」「健康的」な食生活を大切にしています。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。