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【管理栄養士監修】気になる「おからクッキー」のカロリーや炭水化物量とは?食べる際に押さえるべきポイントを紹介

2022/07/17

この記事では「おからクッキー」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。

なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています。(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。

管理栄養士、食生活アドバイザー。一女のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとして...

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おからクッキーを食べると太りやすい?

おからクッキーを食べると太りやすいのでしょうか。ほかのクッキーに比べると、おからクッキー1枚当たりのカロリーはとても低くなっています。

また、食物繊維などの栄養素も含むことから、ダイエットやカロリーを気にしている人にとって、おからクッキーは積極的に取り入れていくべきお菓子といえるでしょう。

おからクッキー1食分のカロリー

おからと薄力粉を2:1の割合で配合し、グラニュー糖、バター、ベーキングパウダー、卵黄でつくったおからクッキー1枚分(13.45g)のカロリーは、47kcalになります。

一般的なクッキーの場合、1枚分(11.25g)あたり48kcalとなっていることから、重量当たりのカロリーはおからクッキーの方が低いことがわかります。また、おからクッキーには、原材料のおから由来の大豆たんぱく質、ミネラル、ビタミンB群、食物繊維、大豆イソフラボンなどが含まれているというメリットがあります。

おからクッキーの炭水化物量は?

炭水化物とは、たんぱく質、脂質と並ぶ栄養素の1つです。炭水化物は、人間の体内に入るとブドウ糖に分解されて、脳などの欠かせないエネルギー源になります。しかし、とりすぎて消費できなくなってしまうと、脂肪として体に溜め込まれて肥満の原因になるため、注意が必要でしょう。

おからのクッキー1枚分(13.45g)の炭水化物量は、5.13gです。同じく、一般的なクッキーでは1枚分(11.25g)あたり5.66g含んでいるため、おからクッキーの炭水化物量の方が低いといえます。

おからクッキーを食べることで期待できる効果

おからクッキーは、多くの栄養素が含まれるため、ダイエット中や、カロリー制限中の間食として取り入れることもあるでしょう。

ここからは、おからクッキーを食べることで期待できる効果について紹介をしていきます。ぜひ、参考にしてみてください。

便通がよくなる

おからクッキーを食べることで期待できる効果の1つ目は、便通がよくなることです。

おからに含まれる食物繊維により、便のかさを増やしたり善玉菌を増やして腸内環境を整え、便通を改善することが期待できます。ただし、食物繊維といっしょに十分な水分もとることが大切です。便秘の種類によっては食物繊維のとりすぎが逆効果になることもあるため、体調によって食べる量を調整するようにしましょう。

満腹感を得やすい

おからクッキーを食べることで期待できる効果の2つ目は、満腹感を得やすいことです。おからに含まれる食物繊維は水分を吸って胃や腸で膨らむ性質があります。また、かための食感のタイプであればよく噛んでいくことで食事にかかる時間が長くなり、少量でも満腹感を得ることができます。

そのため、バターやマーガリンなどの油脂が使われていないかためのおからクッキーを選ぶと、効果が実感しやすいといえるでしょう。

おからクッキーを食べるときのポイント

白い背景に隔離された古典的なスニッカードゥードルクッキー
pamela_d_mcadams/gettyimages

おからクッキーをより効果的に食べるには、どんなポイントがあるのでしょうか。

ここからは、おからクッキーを食べるときに気をつけたいポイントを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

食べすぎに注意する

おからクッキーを食べるときのポイントの1つ目は、食べすぎに注意することです。1日の間食の目安カロリーは200kcalです。それに対して、おからクッキー1枚あたりのカロリーは47kcalです。この計算だと、1日4枚程度であれば、おからクッキーを食べてもよいことになります。

おからクッキーにはメリットが多くありますが、肥満の原因とならないためには適量に抑えておく必要があります。1度に食べるぶんだけ取り分けるなど、食べすぎないように工夫しましょう。

食前に食べる

おからクッキーを食べるときのポイントの2つ目は、食前に食べることです。おからクッキーに含まれる食物繊維は、食後の血糖値の上昇を緩やかにして脂肪として溜め込まれにくくしてくれるので、食前に食べることがおすすめです。

また、水分を吸収して胃の中で膨らみ満腹感がでてくるので、食事量を減らしやすくなることが期待できるでしょう。

おからの量が多いクッキーを選ぶ

おからクッキーを選ぶときのポイントの3つ目は、おからの量が多いクッキーを選ぶことです。おからクッキーと名のつくものでも、種類によっては、おからの含有量が少なくなってしまう場合があります。

おからクッキーのメリットを最大限に得るためにも、原材料表示欄の最初の方におからが記載されているものを選ぶようにするといいでしょう。また、同じようなおからクッキーであれば、食物繊維の含有量が多い方を選んでみましょう。

おからクッキーのカロリーや炭水化物量について知り、食べ方を工夫しよう!

おからクッキーの1枚分のカロリーや炭水化物量、おからクッキーを食べる際に抑えるべきポイントをみてきました。おからクッキーは、ダイエット中やカロリーが気になっている人にとっても、いくつものメリットがあるお菓子といえます。食べ方に注意することで、よりメリットを得ることができるでしょう。

ご紹介した内容を参考に、おからクッキーのカロリーなどについて正しく理解し、食べる際の参考にしてみてください。

■記事監修・・・

管理栄養士・ゆかりさん

管理栄養士、食生活アドバイザー。4歳女児のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとしても活動。


参考サイト

 
 

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