この記事では「チュロス」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。
なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。
チュロスを食べると太りやすい?
チュロスは小麦粉やバターでつくった生地を油で揚げ、砂糖やハチミツ、シナモンなどをまぶしてつくられる揚げ菓子です。テーマパークやドーナツ店などで販売されており、SNSなどでもたびたび登場する人気の食品となっています。
チュロスは、ドーナツ同様に油で揚げているため高カロリーなものが多く、ダイエット中などカロリーを気にしている方は積極的に食べることは控えた方が良いでしょう。
しかし、そのような方にもおすすめの食べ方があります。ここではチュロスに含まれる栄養素や、押さえておくとよい食べ方のポイントを紹介していきます。
チュロス1食分のカロリー
バターや蜂蜜などを使用し、油で揚げているチュロスのカロリーは、1本20cmあたり40gで149kcalとなっています。
厚生労働省が推奨する1日の間食の目安は200kcal程度であることから、2本程度食べるとカロリーオーバーしてしまうため、チュロスはカロリーが高い傾向にあるといえます。
そのため、チュロスを上手に取り入れたい方は、食べ方を工夫してみましょう。
チュロスの炭水化物量は?
チュロスの炭水化物量は、1本20cmあたり40gで22.67gです。
原材料に小麦粉や砂糖が使われているチュロスは、炭水化物量が多い食品といえるでしょう。そのため、炭水化物量を気にしている方はカロリー同様、食べ方を工夫することをおすすめします。
チュロスを食べるときのポイント
チュロスは、カロリーや炭水化物量が多い食品ということが分かりました。しかし、食べ方次第ではチュロスを日常に取り入れ、カロリーを気にしている方にも楽しんでいただけます。
ここでは、チュロスを食べるときのポイントについてご紹介します。
おやつではなく食事として食べる
チュロスを食べるときはおやつとして食べるのではなく、1食の食事として食べることをおすすめします。
チュロスはお菓子に分類され、手軽に食べられることもあって間食に用いる方も多いでしょう。しかし、100gあたりのカロリーで見ると、チュロスは373kcal、おにぎり179kcalとおにぎりよりもチュロスのカロリーの方が高いことが分かります。
先述したように、厚生労働省が推奨する1日の間食の目安は、200kcal程度であることから、チュロスは間食としてはカロリーオーバーになります。
そのため、仕事などで活動量が多くエネルギーが消費されやすい朝や昼の時間帯に食べると良いでしょう。
味付けに注意する
味付けに注意をすることも大切なポイントです。チュロスは、砂糖がまぶしてあるものやチョコレートソースに付けて食べるもの、はちみつやシナモンシュガーがかかっているものなどさまざまな味付けで楽しめます。
しかし、チュロス自体のカロリーが高いことに加え、それらの味付けの分がプラスされるとさらにカロリーが高くなってしまいます。ダイエットなどのカロリーが気になる方は、プレーンなどのなるべくシンプルな味付けのものを選ぶようにすると良いでしょう。
よく噛んで食べる
よく噛んで食べることも、おすすめの食べ方の1つです。
よく噛むことで満腹中枢が刺激され食欲が抑えられるため、食べ過ぎの防止に繋がるでしょう。また、よく噛んで食べることで脳内物質が交感神経の中枢を刺激し、内臓脂肪の分解を促進する働きもあります。
ほかにも唾液の分泌が増えることで、唾液に含まれるアミラーゼという酵素がでんぷんの分解をサポートするため、消化しやすくなるなど噛むことで得られるメリットはたくさんあります。
カロリーが気になる方は、よく噛んで食べる習慣をつけると良いでしょう。
小分けにして食べる
チュロスを間食として食べる場合は、小分けにして食べるのも良いでしょう。1つ分をカットして小分けにすることで、1度に摂取するカロリーを抑えられます。
ミニサイズやハーフサイズのチュロスも販売されているため、そのような商品を活用するのもおすすめです。
また、手づくりすることであえて小さいサイズでつくるのも良いでしょう。原材料を半分にしてつくり過ぎを防止するなど、工夫できるのも手づくりのメリットです。
チュロスのおすすめレシピ
カロリーや炭水化物量が気になるという方は、チュロスを手づくりしてみるのもおすすめです。ここでは間食や食事に取り入れやすい、おすすめのレシピをご紹介します。
手軽につくれるものばかりなので、ぜひ試してみてください。
おすすめレシピ1:豆腐チュロス
豆腐を使ってつくるチュロスのレシピです。
豆腐を使っているためヘルシーに仕上がっており、材料が少なく気軽につくれるのも嬉しいポイントです。
豆腐にはたんぱく質やカルシウムなども含まれているため、食事としてチュロスを食べる場合にもおすすめのレシピとなっています。
おすすめレシピ2:ストロベリー風味チュロス
イチゴジャムを使った、ほんのりイチゴ風味が楽しめるチュロスのレシピです。イチゴジャムは食物繊維であるペクチンという成分を含んでおり、ペクチンは血糖値の上昇を抑えたり、腸内環境を整えたりする働きがあるといわれています。
カロリーが気になる方は、低カロリーのイチゴジャムを使うと良いでしょう。また、ジャムの味を変えるとさまざまな風味のチュロスをつくることもでき、飽きがこないレシピになっています。
おすすめレシピ3:ココアチュロス
ココアパウダーを使ったチュロスのレシピです。
ココアにはカカオポリフェノールという抗酸化作用をもつ成分が含まれており、老化の原因である活性酸素の除去や動脈硬化の予防、免疫力を高める働きなどがあります。
不溶性食物繊維やミネラル、たんぱく質も含まれているため、ダイエットなどのカロリーを気にしている方にもおすすめのレシピといえるでしょう。
チュロスのカロリーや炭水化物量について知り食べ方を工夫しよう!
今回はチュロスに含まれる栄養素やおすすめの食べ方、おすすめのレシピを紹介しました。カロリーや炭水化物量が多いチュロスですが、それらを気にしている方でも食べ方を工夫したり手づくりしたりすることで、楽しんで食べられるでしょう。
実践しやすい内容になっていますので、食べ方のポイントを押さえてチュロスを上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。