ハウスクリーニングのプロが実践する「ルーティーン掃除」とは!?
2021/12/28
掃除する箇所はたくさんありますよね。どこをいつ掃除したらいいか悩んでいると、結局先延ばしになってしまいます。
家の中の掃除項目を書き出し、掃除する回数や頻度を決めて、掃除スケジュールをたてましょう。
日々の小さな心がけで汚れもイライラも溜まらないようなコツを発信するハウスクリーニング士の坂田亜希さんに、ルーティーン掃除について教えてもらいました。
ルーティーン掃除とは?
掃除には「毎日やる掃除」「週に1回程度やる掃除」「月に1回程度やる掃除」「年に数回程度やる掃除」と頻度が分かれます。
掃除を行う頻度をある程度決めてさえおけば、うっかり掃除をし忘れることもなく、家もキレイを維持できます。
もちろんどの掃除をどのくらいの頻度で行うかは、家の広さ、家族構成、仕事の状況などで各家庭バラバラです。今回はわが家のルーティーン掃除をご紹介します。
1. 毎日掃除
掃除機、トイレ掃除、棚ホコリ取り(ホコリ取りモップでシャーッと)、浴槽洗い&お風呂水切り、排水口ゴミ取り、洗面台&シンクまわりの水滴とり、洗面台鏡拭き。
以上が毎日掃除。しかし、もちろん全部できない日もでてきます。そういう日は、潔くやりません。「やらなきゃ!」と思うと負担に感じ、掃除嫌いになってしまいます。無理なく続けることが大事です。
2. 1週間に1回掃除
玄関拭き掃除、床拭き、排水口ぬめり取り(キッチン&シンク)、洗濯機排水ホース掃除、布団干し、シーツ洗い(夏は頻度高め)。
以上が1週間に1回程度の掃除です。また、1週間に1回程度と決めていますが、玄関拭き掃除は土曜日にやる!と項目ごとに曜日も決めているとスムーズに動けます。
3. 1ヶ月に1回掃除
エアコンフィルター掃除、レンジフードフィルター交換、換気口フィルター交換、ケトルクエン酸洗い、キッチンまわりぐるっと掃除(家電を拭く、調理器具整理&食料ストック整理など)。
以上が1ヶ月に1回か2回やる掃除です。
フィルター交換に関しては、汚れ具合で先送りにしたりもします。
4. 1年に1~2回掃除
カーテン洗い、キッチン家電掃除、下駄箱掃除、冷蔵庫内掃除、網戸掃除、照明掃除、シロッコファン掃除、窓ふき、バルコニー掃除。
以上が1年に1回やる掃除です。もちろん汚れ具合や状況によって1年に2回程度行うことも多々あります。この辺りは臨機応変に。
動きやすい環境作り
家の中の掃除項目から掃除スケジュールをたてるルーティーン掃除。もちろんどの項目も汚れが気になる時にその都度掃除をすることは大切です。
掃除をするタイミングを決めて分散させることで、気持ちにもゆとりが出てきます。家をキレイに保つ為にもお掃除頻度をぜひ考えてみて下さいね。
■執筆/坂田亜希…家の景色を変えるハウスクリーニング士。家事代行のサービス提供者として、日々の小さな心がけで汚れもイライラも溜まらないようなコツを発信。
編集/サンキュ!編集部
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