トマトとポン酢は相性ばっちり!「トマト×ポン酢」の簡単レシピ3選
2023/06/20
暑くなってくると食べたくなるのが、さっぱりしたおかず。
今回は、旬のトマトをメインに、相性のよいポン酢を組み合わせた簡単レシピを、野菜ソムリエプロで管理栄養士の小島香住さんに教えてもらいました。
トマトとポン酢は相性ばっちり!
トマトとポン酢は、どちらもさっぱりしたメニューによく使われますよね。
さっぱりした中にも、旨みや香りがしっかりあるので、満足感のある仕上がりになるのも特徴です。
トマトには、旨み成分のグルタミン酸というアミノ酸が含まれています。
そして、ポン酢の原料となるしょうゆの旨みの中心となるアミノ酸も、同じグルタミン酸。
つまり、トマトとポン酢の組み合わせは、グルタミン酸同士でとても相性がよいのです。
トマトの酸味や、ポン酢の柑橘の香りなども相乗効果となり、芳醇なおいしさを演出してくれるんですよ。
「トマト×ポン酢」の簡単レシピ3選
トマトの和風カルパッチョ
うす切りにしたトマトに、ポン酢をベースにした和風ソースをかける野菜カルパッチョ。
トマトやポン酢の酸味と旨み、たまねぎの食感、大葉とごま油の香りがマッチして野菜だけでも満足感のある味わいに。
サラダとはひと味ちがう、トマトの冷菜メニューとしておすすめの一品です。
材料
・トマト 1個
・たまねぎ 1/4個
・大葉 4枚
・ポン酢 大さじ1
・ごま油 大さじ1/2
作り方
(1)トマトはうすい半月切り、たまねぎはみじん切りにする。
(2)大葉は2枚をみじん切り、2枚を千切りにする。
(3)みじん切りにしたたまねぎと大葉、ポン酢、ごま油を混ぜ合わせる。
(4)お皿にトマトを並べ、(3)のソースをかける。
(5)千切りの大葉をのせる。
万能ポン酢トマトだれ
角切りのトマトをポン酢に漬け込んだ、ポン酢トマトだれ。
おろししょうがの香りで爽やかさをプラスします。
これからの時期食べる頻度の上がる冷奴、そうめん、豚しゃぶなど、ポン酢をかけるメニューには何でも合う万能なたれです。
トマトの彩りや具材感が手軽にプラスできるので、冷蔵庫にストックしてあると便利ですよ。
材料
・トマト 2個
・ポン酢 50ml
・おろししょうが 小さじ1
・塩 ひとつまみ
作り方
(1)トマトは1cmの角切りにする。
(2)(1)にポン酢、おろししょうが、塩を加えて混ぜ合わせる。
(3)冷蔵庫で30分以上冷やして、味をなじませる。
肉巻きトマトのポン酢焼き
定番の野菜の肉巻きも、中味がトマトなら味付けはポン酢だけで十分なおいしさに。
ほんのり加熱されたトマトはとてもジューシー。
ポン酢もフライパンでジュッと加熱することで、豚肉の旨みと合わさり濃厚なソースに仕上がります。
豚肉は火の通りが早いしゃぶしゃぶ用を使うのがポイントです。
材料
・トマト 1個
・豚肉(しゃぶしゃぶ用) 6枚(90g)
・ポン酢 大さじ1
・オリーブオイル 大さじ1
・塩こしょう 少量
作り方
(1)トマトは6等分のくし切りにする。
(2)豚肉をひろげ、塩こしょうをふり、トマトを巻く。
(3)フライパンにオリーブオイルを熱し、(2)の巻きおわりを下にして並べる。
(4)中火で焼き、焼き色がついたら裏返して肉に火を通す。
(5)余計な油をふき取り、ポン酢を加えて全体に絡める。
トマト×ポン酢料理でジメジメした日もおいしく過ごそう
暑さの本番はこれからですが、今年は早くも真夏日があったり、ジメジメした日が続いていたり…。
そんな日はトマトとポン酢を組み合わせたメニューを食べて、元気に過ごしましょう。
さっぱりしつつ、ちゃんと旨みを感じる組み合わせで、お腹も心も大満足ですよ。
■執筆/小島香住さん…野菜や果物の専門的な知識をもち発信する""野菜ソムリエプロ""。管理栄養士としての意識も活かし、野菜・果物をおいしく食べてキレイに健康に過ごすための情報を発信している。インスタグラムは@kasumiii.mm。
編集/サンキュ!編集部