やらなきゃもったいない!いまが旬の「そら豆」の1番おいしい食べ方を紹介
2023/06/11
春から夏にかけて旬をむかえる「そら豆」は、季節を味わうのにぴったりな食材ですよね。
空にむかって直立するように成長する姿から「空豆」ともいわれています。
鮮度が大切な野菜だけど、どうやって食べたらいいのか迷ってしまうことも…。
今回は、管理栄養士で野菜ソムリエでもあるhiroさんに、そら豆の1番おいしい食べ方を紹介していただきました。
そら豆ってこんな野菜
厚い皮に包まれているのが特徴の野菜で、ひとつのサヤに3粒ほど入っています。
「おいしいのは3日だけ」といわれるほど鮮度が大切な野菜。時間が経つにつれてサヤの色が変色してしまうため、なるべく緑色が濃くてツヤがあるものを選ぶようにしましょう。
保存する場合、サヤつきのまま食品用ポリ袋などに入れて冷蔵するか、サヤから豆をとり出してかために茹でてから冷凍します。
うす皮ごと食べるのがお得
そら豆はタンパク質やビタミン類なども豊富ですが、うす皮の部分に細胞の老化をふせぐ働きをもつポリフェノールが多く含まれています。
そのまま茹でるだけでは食感が気になるため、長めに茹でたり皮ごと揚げたりするとおいしくいただけますよ。
またビタミンCやカリウムなどの水溶性のビタミン類を効率よく摂取するには、スープやポタージュにするのもおすすめ。
そら豆のかき揚げ
うす皮ごときざむので、皮をむく手間もなく食感も気にならずにいただけます。たっぷりの玉ねぎが甘く、米粉の衣がサクサクで家族からも大人気の1品です。
【材料】3~4人分
・そら豆(さや付き) 約10個
・玉ねぎ 中1個
・米粉 約100g
・卵 1個
・炭酸水 適量
1.そら豆はうす皮ごと大きめにきざみ、玉ねぎはうす切りにしてボウルに合わせる
2.卵と米粉を加えてざっと混ぜたら、生地がもったり絡むようになるまで炭酸水を注ぎ、しっかり和える
3.フライパンで揚げ油を温め、お玉でそっと生地を置くように並べてこんがり色づくまで両面揚げる
旬のおいしさを楽しもう
1年を通してさまざまな野菜を購入することができますが、旬の野菜は通常時に比べて栄養価が高いことや価格が安いメリットがあります。
春から夏にむけてはフレッシュな野菜が多く出回るようになり、スーパーの売り場もいつもより鮮やかになるので見ているだけでも楽しいですよね。
旬の食材を取り入れることで献立も決まりやすくなるので、「今日はなにを作ろう?」と悩んだときは、季節の野菜を使って毎日のごはんづくりを楽しんでいきましょう。
■執筆/hiroさん…管理栄養士、野菜ソムリエの資格を活かした旬の食材を使った簡単レシピや業務スーパーの冷凍食材を使ったアレンジレシピが得意。現在は、ホットケーキミックスを使った簡単スイーツレシピを紹介中。
Instagramのアカウントは@gk_hiroka
編集/サンキュ!編集部