火を使わずに完成！「あと1品」がほしいときにつくりたい絶品お手軽レシピ

毎日のごはんづくりって本当に大変ですよね。

献立の栄養バランスや食費のことなど考えることがたくさんあり、食事は家族の健康にまで直結するため負担が大きいのが現状です。

だんだん暑い季節になってくると火を使わずにつくれたらいいのに…と考えたことはありませんか？

今回は、管理栄養士で野菜ソムリエでもあるhiroさんに、火を使わずに電子レンジだけで完成する絶品お手軽レシピを紹介していただきました。

電子レンジ調理について

どの家庭にもある電子レンジですが、毎日のごはんづくりに活用することで料理がもっと手軽になります。

食材の内部の水分を振動させることによって短時間での加熱が可能になるため、火の通りにくい根菜類の下準備に使うことで料理時間を短縮することができます。

食材によっては、茹でるよりも電子レンジで加熱した方が栄養価の流出を防ぐことができます。

とりごぼうと豆苗のごま和え

食物繊維たっぷりのごぼうと栄養価の高い豆苗、鶏のささみ肉を手づくりのごまダレで和えるだけ。

お腹がすっきりしないときにもぴったり！

たっぷり加えたすりごまの香りも楽しめるので、あと1品ほしいときにおすすめです。

つくり方

【材料】2～3人分
・新ごぼう　約80g
・鶏のささみ　2本
・豆苗　1/2パック
A.すりごま　大さじ2
A.マヨネーズ　大さじ1～2
A.砂糖　小さじ1
A.醤油　小さじ1
A.塩　少々

【下準備】
・新ごぼうはしっかり洗い、ピーラーでうすくスライスして水にさらしておく

1.鶏のささみ肉をフォークでまんべんなく刺し、酒をふりかけたらふんわりとラップをかけて600Wで1分30秒加熱し、裏返して1分加熱してそのまま冷めるまでおく

2.耐熱ボウルに水気を切った新ごぼうと根元をカットした豆苗を合わせ、ラップをかけて600Wで3分ほど加熱して取り出し、出てきた水分をキッチンペーパーで吸わせるかザルにあげておく

3.2のボウルにあら熱がとれたささみ肉をほぐして加え、調味料Aを加えて味がしっかりなじむように和える

【ポイント】
・調味料で和える前に水気を切っておくことで水っぽくならずに味が絡みやすくなる
・冷蔵庫で冷やして食べてもおいしい

【保存期間】
・冷蔵2～3日

あと1品ほしいときにしっかり活用しよう

だんだんと「時短料理=電子レンジ」での認識が広まってきたように感じますが、まだまだ料理に活用するのには抵抗を感じることも…。

そんなときは、副菜など簡単なメニューから始めるのがおすすめです。

電子レンジ調理では焼き目がつかないため、食材の下準備に活用してフライパンなどで仕上げる方法もあります。

使っているとだんだんと加熱時間のコツも分かってくるので、しっかり活用して毎日のごはんづくりを楽しんでいきましょう。

■執筆/hiroさん…管理栄養士、野菜ソムリエの資格を活かした旬の食材を使った簡単レシピや業務スーパーの冷凍食材を使ったアレンジレシピが得意。現在は、ホットケーキミックスを使った簡単スイーツレシピを紹介中。
Instagramのアカウントは＠gk_hiroka

編集/サンキュ！編集部

※電子レンジの加熱時間は、600Ｗの場合の目安です。
※電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達していても、沸騰しないことがごくまれにあります。この状態の液体が、ちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散ることがあります。(＝突沸現象)。やけどの原因になりますので、ご注意ください。