『魚は面倒』ではありません!手間も時間も最小限、近藤幸子さんの魚のおかず

2023/06/30

面倒に思える魚だってあっという間に調理できる!下ごしらえがフライパンでできるあじとじゃがいものガーリックバター炒めに、実は手間のかからない白身魚の中国風煮つけのレシピをご紹介。ラク~にできるのがうれしいおかずです◎。

料理研究家。管理栄養士。子育てや家事で忙しくても頑張らずにできる作りやすいレシピが大人気!

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あじとじゃがいものガーリックバター炒め

下ごしらえがフライパンでできるから魚の炒めものもラク~に

材料(4人分)

あじ(三枚おろし・2~3等分に切る)…3~4尾分(400g)
新じゃがいも…2~3個(300g)
スナップえんどう(筋を取って半分に割る)…100g
にんにく(粗みじん切り)…1かけ
薄力粉…大さじ2
サラダ油…大さじ2
バター…15g

作り方

(1)じゃがいもを電子レンジで加熱する
じゃがいもは皮つきのまま厚さ1cmの半月切りにし、さっと水にさらす。耐熱容器に並べ、塩小さじ1/2をふって混ぜ、ラップを掛けて電子レンジで5分加熱する。

(2)あじを焼く
フライパンにあじを入れ、塩小さじ1/2をふって薄力粉を全体にまぶす。油を回し入れて強めの中火にかけ、両面が香ばしく色づくまで焼く。

(3)野菜と炒め合わせる
余分な油を拭き取り、にんにく、バター、じゃがいも、スナップえんどうを加え、あじがくずれないようにして全体にバターをなじませるように混ぜ、約3分炒める。野菜と炒め合わせる。

(熱量260kcal、塩分1.7g)調理時間:15分

memo
・あじの小骨が気になる場合は除いて使う
・あじ以外に、いわし、めかじき、鮭などでもおいしくできる

POINT

薄力粉はフライパンの中でまぶして洗い物を少なく。焼くための油は上からかければOK。

白身魚の中国風煮つけ

実は煮魚は手間のかからないご飯によく合う簡単おかず

材料(4人分)

白身魚の切り身(今回はかれい)…4切れ(500g)
ねぎ…1本
青梗菜…2株(200g)

[煮汁の材料]
水…400ml
オイスターソース、しょうゆ…各大さじ2 
砂糖…大さじ1
赤唐辛子(小口切り)…1/2本

ごま油…大さじ1/2

作り方

(1)野菜を切る
ねぎは長さ3cmに切る。青梗菜は、葉は長さ5cmに切り、軸のほうは縦に八つ割りにする。

(2)魚を煮る
フライパンに煮汁の材料を入れて煮立て、魚とねぎを加え、紙ぶた(あれば落としぶた)をして中火で約10分煮る。途中何度か煮汁をすくって魚にかける。

(3)青梗菜を入れて煮る
青梗菜をすき間に入れて火が通るまでさっと煮て、ごま油を回しかける。

(熱量139kcal、塩分2.2g)調理時間:20分

この特集のレシピについて
● 野菜は特に表記のない限り、よく洗い、皮をむいて、しん、根元、へた、わた、種を除いてから、調理してください。
●IHクッキングヒーターをご使用の場合、揚げものをするときは、各メーカーが指定する油量を必ず守って調理してください。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
● 電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。ラップはふんわりと掛けてください。
※熱量、塩分はそれぞれ1人分で表示しています。 
※塩分の摂取量の成人1人当たりの1日の目安は、男性は7.5g未満、女性は6.5g未満です。

<教えてくれた人>
近藤幸子さん
料理研究家。働きながら子育てする忙しい毎日でも、頑張らずにおいしくできるレシピを考案。

参照:『サンキュ!』2023年7月号「夕ごはんどうする?手間も時間も!最小限おかず」より。掲載している情報は2023年5月現在のものです。調理/近藤幸子 撮影/野口健志 スタイリスト/福泉響子 熱量・塩分計算/本城美智子 構成・文/春日井富喜 編集/サンキュ!編集部

 
 

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