20分でササっと2品『きゅうりとしそのマリネ』『鶏肉と夏野菜のラタトゥイユ風』

野菜の蒸し煮は粉チーズをかけても◎。まず、鶏肉を焼き始めてから、主菜の野菜を切ります。主菜の材料をフライパンに入れ、蒸し煮にしている間に、きゅうりをたたいて味つけすれば、2品が20分以内に完成！

鶏肉と夏野菜のラタトゥイユ風

材料（4人分）

鶏手羽元…8本（500g）
なす…2個（160g）
かぼちゃ…1/8個（200ｇ）
トマト…2個（400g）
にんにく（つぶす）…1かけ
酒…大さじ1
オリーブ油…大さじ1
粉チーズ…適量
塩、粗びき黒こしょう

作り方

（1）鶏肉を焼き始める

鶏肉に塩少々をまぶす。フライパンに、にんにくとオリーブ油を入れて中火にかける。香りが立ったら鶏肉を入れて表面に焼き目をつける。

（2）野菜を切る

かぼちゃは3cm角に切る。トマトは2cm角に切る。なすは乱切りにして水にさっとさらす。

（3）野菜を入れて蒸し煮にする

（3）野菜を入れて蒸し煮にする

なすの水けを拭いて（1）のフライパンに加えてさっと炒め、油がなじんだらかぼちゃとトマトを加えて酒を回しかけ、塩小さじ2/3をふり、ふたをして弱めの中火で7分蒸し煮にする。器に盛り、黒こしょう、粉チーズをふる。

（熱量262kcal、塩分1.5ｇ）

きゅうりとしそのマリネ

材料（4人分）

きゅうり…3本
青じそ…10枚

［A］
酢…大さじ2
砂糖…小さじ2
塩…小さじ1/2
オリーブ油…小さじ2

作り方

（1）きゅうりをたたく

きゅうりはたたいてから長さ2～3cmに手で割ってボウルに入れる。

（2）味つけする

別のボウルに［A］を合わせ、（1）に加えてあえる。食べる直前に手でちぎった青じそを加えてさっと混ぜる。

（熱量36kcal、塩分0.8ｇ）

食べてみました

ワタナベさん　野菜の蒸し煮は、粉チーズをかけると子どもがいつもたくさん食べるんですよ。
編集担当　野菜がたっぷりで、鶏手羽肉が入っているから食べ応えがありますね。これがフライパンでできるのですか？
ワタナベさん　今日は鶏肉を最初に焼くのでフライパンで作りました。ぴったりふたが閉まるフライパンを使えば、野菜の持つ水分だけで煮ることができます。手羽肉でなくても鶏もも肉や豚こま切れ肉でもおいしくできますよ。
編集担当　きゅうりは、青じその香りが口の中に広がってさわやか。暑い日にいいですね。
ワタナベさん　これは身近な和風のハーブの青じそを使いましたが、あればバジルやパセリで作るのもおすすめですよ。

この特集のレシピについて
● 野菜は特に表記のない限り、よく洗い、へた、がく、種、わた、根元、しん、軸を除いてから、調理してください。
● 肉、魚は、水けを拭いてから調理してください。
● だし汁は、昆布と削り節や市販のだしパックでとるか、和風だしの素を表示どおりに薄めて使ってください。
● フライパンは、直径28cmのものを使用しています。
● IHクッキングヒーターをご使用の場合、揚げものをするときは、各メーカーが指定する油量を必ず守って調理してください。詳しくは取扱説明書をご覧ください。

※熱量、塩分はそれぞれ1人分で表示しています。　
※塩分の摂取量の成人1人当たりの1日の目安は、男性は7.5ｇ未満、女性は6.5ｇ未満です。

＜教えてくれた人＞
ワタナベマキさん
料理研究家。食材の持ち味を引き出すシンプルな料理を提案。旬を味わうおしゃれなレシピが大人気！

参照：『サンキュ！』2023年9月号「夏野菜たっぷりの毎日おかず」より。掲載している情報は2023年7月現在のものです。調理／ワタナベマキ　撮影／野口健志　スタイリスト／朴玲愛　熱量・塩分計算／本城美智子 構成・文／春日井富喜　編集／サンキュ！編集部