家事はできるだけ減らして、ゆっくりする時間を作りたいというのは、誰もが願うことです。心穏やかにする時間ができたら、自分の時間を満喫したり、家族とゆったり過ごす時間に使いたいものですよね。

今回は、金融系の仕事をしていた経歴を持ち、貯金0から資産2,000万円を達成した貯めの達人のライターまりこさんに、子どもが3人いるママがやめてラクになった家事を5つ教えてもらいました。
1.レシピ検索をやめたら料理がぱぱっと作れるようになる
料理を作る時、レシピを検索して作る方も多いのではないでしょうか。レシピを検索すると、たくさんの調理方法が出てきて作り甲斐もあります。
しかし、レシピを検索することで、「どれにしようかな」「この材料あるかな」と迷ったり考えたりする時間が出てきます。1日1回5分だけ検索しても、毎日検索していたら1カ月で155分になります。
レシピ検索をやめて、自分の作りやすい定番料理を3種類くらい覚えてみましょう。レシピ検索して料理を作るよりはるかに簡単にラクに料理することができるようになります。おすすめは煮物、炒め物、和え物(サラダ)で1つずつ定番料理を持つこと。食材を変えるだけで、アレンジが無限大に広がります。
2.キッチンシンクの三角コーナーをやめたら気持ちがスッキリ
料理する時にでるゴミを捨てる三角コーナーをやめたら、気持ちがスッキリします。
三角コーナーはゴミをすぐに捨てられるので一見便利そうです。しかし、シンク用の三角コーナーを置いておくと、三角コーナーが汚れて洗わなくてはならず、また、見た目もあまり良いものではないので、目に入るたびに気持ちが沈んでしまいがちです。
三角コーナーの代わりにキッチンに小さな手のひらサイズのアルミのバケツをおいてビニール袋をかけて、使い終わったらゴミを袋ごと捨てるようにすると、キッチンもきれいに片づきます。
3.アイロンがけをやめる
ワイシャツやハンカチ、シワになりやすい服などのアイロンがけをやめたら、日々の家事のストレスから解放されてラクになります。
アイロンがけは家事の中でもやりたくない家事の1つではないでしょうか。準備する道具も多いですし、夏は暑くて汗をかくし、1週間分アイロンがけをしようとすると時間もかかります。
ワイシャツは形状記憶のものを選ぶように、ハンカチはタオルハンカチを、シワになりやすい服は買わないことでアイロンがけを手放すことができます。
4.各部屋に置くゴミ箱をやめたらゴミ回収がラクになる
ゴミ箱は各部屋に置いている家庭も多いと思います。リビング、脱衣所、寝室、子ども部屋などと、ゴミ箱が各部屋にあると一見すると部屋はきれいになりやすいイメージがあります。ところがゴミ箱が何個もあると、ゴミ箱を清潔に保つ労力もかかり、ゴミ回収やゴミ袋のセットなど家事のタスクが増えます。
ゴミ箱は1ヵ所にしてゴミが出たら、そのゴミ箱に捨てるようにすると、部屋もきれいになりゴミ回収もなくなるのでとてもラクになります。
5.トイレのマット、スリッパをやめたら掃除が簡単
「トイレにはマットとスリッパを置く」という固定観念を見直してみませんか。
マットとスリッパがあった方が清潔なイメージもありますが、毎日洗濯できるものではないですよね。それより、トイレとスリッパをやめて、毎日拭き掃除をした方が衛生的で家事がラクになります。子どもたちに「スリッパをそろえて!」と注意する必要もなくなるので、心も穏やかに過ごすことができます。
固定観念を手放したら子どもがいても心穏やかに過ごせるようになる
家事は固定観念に縛られていることが多いです。固定観念を手放して家事をやめることでラクになり、心穏やかに過ごせるようになります。子どもが3人いながらも、やめても問題ない家事を5つご紹介しました。ぜひ1つでも生活に取り入れていただき、ゆったり過ごす時間が増えることに繋がったら幸いです。
■執筆/まりこ…元金融OL。ストレスで浪費し貯金0から資産2,000万円達成。その経験をいかし「お金に強いしなやかな女性を一人でも増やしたい!」という思いから、幸せな貯め体質になるコツを発信している。
編集/サンキュ!編集部