「やめるだけで」食費が減る?家族がいても毎月の食費が2万円、3万円台の人たちがやらないこと
2023/07/03
物価高騰のあおりが止まらず、それでいてお給料が上がらない現状が続いていますね。そんなときに生活費の改善をしやすいのが「食費」です。「食費を減らしたら、楽しみが減る…」と思うかたもいらっしゃると思いますが、満足度を下げずに食費を減らすことが得意な人たちがいます。
今回は、金融系の仕事をしていた経歴を持ち、貯金0から資産2,000万円を達成した貯めの達人のライターまりこさんに、食事の満足度を下げずに「やめるだけで」食費が減る?家族がいても毎月の食費が2万円、3万円台の人たちがやらないこと5つを教えてもらいました。
1.スーパーのチラシを見る
スーパーのチラシを見て特売がある店舗に足を運ぶかたも多いのではないでしょうか。毎月食費が2〜3万円台の人たちは、スーパーのチラシを見ません。
なぜなら、スーパーのチラシの特売商品を買いにいつもと違うスーパーに買い物にいくと、商品の配置が違ったり、ふだんと違う見慣れない商品が売っており、ついつい買ってしまうからです。
スーパーのチラシを見ることをやめて、いく店舗を1つに決めることで「ついつい買いすぎてしまう」ことを防ぐことができます。
2.レシピを見る
食費が2〜3万円台の方たちは、レシピを見ません。
なぜならレシピと見ると「アレがないとつくれないから買いに行かなきゃ」とスーパーに買い物に行ってしまいます。スーパーに行って目的の商品だけを買えればいいですが、ほかの商品も買ってしまうのではないでしょうか。
レシピを見ないことで、家にあるもので自分流にアレンジする力がつきます。そうすると自然と食費を抑えることができるのです。
3.初めてのドレッシングや調味料を買う
新発売やSNSで人気のドレッシングや調味料を買って、最後まで使い切れることはどれくらいありますか?ドレッシングが口に合わなかったり、人気の調味料が使いこなせずに賞味期限が切れてしまうことも多いのではないでしょうか。使い切れずに処分してしまうのは、お金を捨ててしまっていることと同じことです。
初めて使うドレッシングや、流行っているからと選んだ調味料を購入することを減らせば、食費も冷蔵庫の在庫もスッキリさせることができます。
4.作り置き冷凍や野菜を冷凍すること
あらかじめつくった料理を冷凍したり、切った野菜を冷凍することは、調理する時に時短になり便利な気がしますが、あえて作り置き冷凍やカット野菜の冷凍はしません。
なぜなら、冷凍庫に入れた食材を忘れてしまい、使わないまま数カ月が経ってしまうからです。せっかく時間とお金をかけてつくったものを食べないまま忘れてしまうのは、とてももったいないことです。
作り置きした料理は冷蔵庫に保管して数日以内に食べ、カットした野菜も野菜室に入れて数日以内に食べきることをオススメします。
5.毎日献立を考える
料理を作るとき、毎日献立を考えていますか?毎日「何をつくろうかな」と考えるのが辛いかたも多いのではないでしょうか。毎日献立を考えると、材料がなかったらつくる気がなくなったり、追加の材料を買いに行ってしまうかもしれません。
食費を減らすには、献立を一週間ぶん考えておくことをオススメします。とは言っても、ざっくりで大丈夫です。一週間分の献立を考えてから買い物にいくと、スーパーにいくのは週一回だけですむし、毎日キッチンに立ったら計画した献立をつくるだけなので、考える時間がなくなり、スムーズに作業に取りかかることができます。
スーパーにいく回数が減ると、必然的に必要以上の買い物が減るので、結果的に食費を減らすことにつながります。
楽で簡単を極めると自然と食費は減っていく
ここまで読んでみていかがでしたか?案外手抜きが多いなという印象を持ったかたも多いのではないでしょうか。
時間のかかること、手間のかかることをやめていくと時間も食費も減らすことができます。
減らした時間とお金で、自分や家族のリラックスに使ってみてはいかがでしょうか。
■執筆/まりこ…元金融OL。ストレスで浪費し貯金0から資産2,000万円達成。その経験をいかし「お金に強いしなやかな女性を一人でも増やしたい!」という思いから、幸せな貯め体質になるコツを発信している。
編集/サンキュ!編集部