手軽に野菜不足を補う方法は?「いつもの食事にかけるだけ」で野菜チャージができるアイテムが簡単便利!

2023/11/16

美容と健康のために野菜をたっぷり摂ることを心がけている、管理栄養士でサンキュ!STYLEライターのゆかりです。

この夏の暑さの影響もあり、まだまだ野菜の価格が高騰中の昨今。
家計のやりくりをする上で、野菜をいくつも購入するのに頭が痛いという人もいるのでは?

また、野菜を買ったはいいけれど、調理しきれずに傷んで捨ててしまうのを悩んでいる人もいるかもしれませんね。

そんな方へおすすめしたいのが、料理にふりかけるだけで野菜が補える伊藤園の「ささっと1秒 マシマシ野菜」粉末パウダーシリーズ!
この記事では、「ささっと1秒 マシマシ野菜」の魅力とおすすめの使い方についてご紹介します。

管理栄養士、食生活アドバイザー。一女のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとして...

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便利なスティック個包装

伊藤園と言えば、お茶のブランドとしての認知度が高いのですが、トマトジュースをはじめとした野菜飲料や青汁などのラインナップもある飲料の大手メーカーでもあるのです。

そんな伊藤園から、封を開けてササッと振りかけるだけで野菜が補える「ささっと1秒 マシマシ野菜」という商品があるのをご存じでしょうか?
「ささっと1秒 マシマシ野菜」には、つぎのような2種類のラインナップがあります。

緑の箱は、
・ブロッコリー
・ほうれん草
・小松菜
の3種の緑色野菜が70g分使用されたパウダーとなっています。(70g=ブロッコリー1房、ほうれん草1株、小松菜1株ほどに相当)

赤の箱は、
・トマト
・にんじん
の2種の野菜が120g分使用されたパウダーになっています。(120g=Mサイズのトマトとにんじんを合わせた1/3ほどに相当)
なお、野菜120gとは1日に目標とすべき野菜摂取量の1食分に相当していますよ。

どちらも1箱に20包のスティックが入っていて、不足している野菜の種類や、お好みの野菜から選ぶことができるのです。

スティックタイプだと、1度で鮮度のいいうちに使い切りができ、分量をはかる手間が省けるのが嬉しいところ。
また、自宅だけでなく、外出先にもポーチなどにしのばせてコンパクトに持ち運びやすくなっていますよ!

1本で不足分の野菜が補える

毎日野菜を食べているようでも、実際には足りていない人が多いというのはご存じでしょうか?
令和元年の国民健康・栄養調査の結果では、1日の平均野菜摂取量は70gほど足りないという結果に。

なかでも、働き盛りの40代では100gほど不足しており、偏った食事や朝食を抜くといった生活習慣の人はさらに足りていないことも考えられます。
野菜が不足すると、血圧を下げるカリウム、腸内環境をととのえる食物繊維、抗酸化作用のあるビタミン(ビタミンA、C、Eなど)が不足するだけでなく、生活習慣病のリスクが高くなると報告されているのです。

なかなか野菜を食べる量が増やすのが難しい場合は、「ささっと1秒 マシマシ野菜」で不足分をカバーしてみてはいかがでしょうか。

サラサラとした粉末を料理にかけるだけ

ここからは、実際の「ささっと1秒 マシマシ野菜」について触れていきます。

パッケージは、横方向に割けばどこからでも切れるようになっているので、ハサミなしで楽に開封することができました。
中身は、サラサラとしたパウダー状になっていて、赤の方はトマトの香りを感じました。緑の方は、使われている野菜からして青臭さを想像していましたが、全然感じられなかったのには驚きました。

そのまま味をみてみると、赤の方は甘さと少し酸味のある風味があり、緑の方は抹茶のような味わいが。赤はトマトの存在感が強く、緑はいい意味で野菜っぽくない、というのが筆者の印象でした。

料理に使ってみると……

パッケージの箱に写真付きでのっている料理を参考に、いろいろなものに「ささっと1秒 マシマシ野菜」をかけてみました。

ここからは、料理別の感想やおすすめポイントについて触れていきます。

スープの場合

最初は、白い濁ったスープが特徴の白湯(ぱいたん)スープに、赤、緑のそれぞれを振りかけて混ぜてみることに。

1人前に半分ほどで、写真のような色合いに仕上がりました。どちらも、ほんのりパウダーの色が溶け込み、見た目にもGood!

味の方は、料理そのものの味も感じられつつ、パウダーをそのまま味見したときの味も感じられ、違和感のないおいしさに。
食欲が落ち気味なときには、甘味と酸味が少しある赤の方を合わせるといいかもしれません。
緑の方は、どこか落ち着くような味わいを感じたので、リラックスしたいときにおすすめです。

スパゲッティの場合

今度は、スパゲッティと合わせることに。まずは、ゆでて水気を切ってすぐに麺だけにパウダーを絡めてみました。

何も絡めていないもの、赤、緑をそれぞれ絡めたものをパスタソース(トマトクリーム味を使用)と共に盛り付けてみると、にぎやかな仕上がりに。
麺にパウダーを絡めると、パスタソースの色合いはそのままに楽しむことができましたよ。

続いて、さきほどのパスタソースだけにパウダーを混ぜてみることに。

すると、ソースの元の色はオレンジ色でしたが、見事にどちらもほぼパウダーの色に染め上げられてしまいました。

このことから、ソースをかけたスパゲッティの上からパウダーを振りかけ、全体を混ぜるとこんな感じの色味になることが想像できます。
スパゲッティに振りかけるのであれば、麺だけにするのか、全体にするのか、そのどちらも楽しむことが出来そうですね。

ヨーグルトの場合

パウダーの風味を生かせる食べ方として、ヨーグルトにも合わせてみました。

よく混ぜ合わせると、クリーミーな色味に仕上がり、見た目だけでも栄養価が高そうな感じに。(市販の野菜ヨーグルトにそっくり)

甘味がついていないと、パウダーの風味がはっきりと感じられますが、ハチミツなどの甘味を加えると少し抑えられて普段のヨーグルトに近い感覚で食べることができましたよ。

個人的には、ここへカットしたフルーツやナッツなどをトッピングするのも相性がいいと感じました。

「ささっと1秒 マシマシ野菜」を使った簡単アレンジレシピ

「ささっと1秒 マシマシ野菜」の色と風味を生かして、ポテトサラダをつくってみました。
想像以上においしくて家族にも好評だったので、ここでレシピをご紹介しますね。

<材料>
・じゃがいも……300gくらい
・酢……小さじ1
・砂糖……小さじ1
・マヨネーズ……大さじ3~
・塩こしょう……少々
・「ささっと1秒 マシマシ野菜」……どちらでもお好きなだけ

<つくり方>
1. じゃがいもを皮付きのまま、やわらかくなるまでゆでる。(もしくは、ラップに包んで電子レンジで蒸す)
2. 冷めないうちに皮をむいて潰し、酢、砂糖を混ぜ合わせる。
3. 熱さが落ち着いたらマヨネーズを加えて混ぜ、さらに塩こしょうを加えて味をととのえる。
4. 「ささっと1秒 マシマシ野菜」を振りかけて、完成!

※……材料は目安です。お好みの比率に調整して仕上げてみてください。

完成写真では、振りかけた後に色が均一になるように混ぜ合わせています。

潰したり混ぜるという作業は大人にとっては単純かもしれませんが、子どもにとっては楽しいようで、小学生の娘が進んで手伝いに来てくれました。

何も加えていないもの、赤、緑をそれぞれ加えたものを取りそろえれば、こんなにもカラフルなポテトサラダに!
見た目に楽しいと、それだけでも食欲がわくもの。多めにつくったから余るかな、という心配をよそに、気づけばきれいに完食されてしまいました。

トマト好きの娘は、赤のポテトサラダがとても気に入り、またつくると張り切っていました。

「ささっと1秒 マシマシ野菜」をつかったポテトサラダは、普段の食事にはもちろん、ちょっとしたおもてなしやお弁当の彩り用の一品としてもおすすめですよ。

野菜の栄養を手軽にとりながら、色も風味も楽しもう!

野菜を加工してしまうと栄養価があまりなくなってしまうのでは、と心配する人もいるかもしれません。

実際に加工の段階で加熱されてしまうと、熱に弱いビタミンや食物繊維などは、生の野菜に比べて損失が避けられません。
ただし、熱に強いビタミンやミネラルなどは、期待することがきるのです。
また、そのままでは吸収率が低い野菜中のβ-カロテンやリコピンなどの成分については、加工時にすり潰して細胞壁が壊されることにより、吸収されやすい状態へ変わっていきます。

このようなことから、100%野菜を食べる代わりにはなりませんが、必要な栄養素をいくらか充足させる役には立つのです。
「ささっと1秒 マシマシ野菜」のどちらにも、野菜由来の食物繊維、亜鉛、カリウム、カルシウム、鉄、マグネシウム、ビタミンE、ビタミンKなどの必須栄養素が含まれており、充足させることで健康維持や病気の予防に役立ってくれるでしょう。


鮮やかな色や風味を加えて栄養もとれる「ささっと1秒 マシマシ野菜」。料理をよりおいしく楽しく仕上げてくれるアイテムとして、普段の食事に手軽にとり入れてみてはいかがでしょうか?

提供/株式会社伊藤園

 
 

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