「もっと早くすれば良かった…」デキる妻の家族から褒められる家事貯金
2024/03/28
家事をするからには気持ちよく快適に過ごせるようにしたいもの。だけど、家事をすればするほど疲弊していくのも事実。
そこで今回は、金融系の仕事をしていた経歴を持ち、貯金0から資産2,000万円を達成した貯めの達人のライターまりこさんに、「デキる妻の家事貯金」を教えてもらいました。
買ったらすぐにパッケージを剥がして収納する
お茶パックや子どものおやつ、キッチンペーパーなど、多くのものが購入時はパッケージに入っています。そのパッケージをつけたままでいると、収納する時にグシャっとなったり、使うたびに中身が引っかかって取り出しにくくなったりする経験をしたことはありませんか。
コレらのものは、買ってきたらすぐにパッケージを剥がし収納することで、グシャっとすることなく見た目もスッキリして引き出しにおさまります。また専用容器に収納することで、使う時もすぐに蓋を開けて取り出すことができるのでストレスが激減します。
野菜はすぐに使わない分も全部切る
レシピを見ると「にんじん2分の1」「白菜8分の1」などと書いてあり、その都度野菜を切って残りを冷蔵庫にしまっている間に萎びてしまうことが多くあります。また、野菜を切るたびに包丁とまな板を洗わなくてはいけないし、手が濡れてしまうというのも小さなストレス。
そこで、野菜を切る時は使う分だけではなく「全部切る」。そして保存袋に入れておくことで、次に調理する時は袋からそのままお鍋やフライパンに投入するだけです。だから手も汚れないし、まな板や包丁も使わないからとてもラクに料理をすることができますよ。
具沢山スープを作ったら次の日は料理しない
作り置きおかずを作るのすら大変な時は、ひたすら野菜を切ってお鍋に入れてぐつぐつ煮込み、冷凍の肉団子や水餃子、春雨などを入れておかず兼汁物になる具沢山スープを作ります。
味付けは、コンソメを使って洋風、鶏ガラだしを使って中華風、味噌を入れて豚汁、トマト缶を入れればトマトスープに大変身します。あとはご飯だけ炊いておけば、野菜もたっぷり食べられて、案外お腹いっぱいになるものです。
お鍋いっぱいに作れば2〜3日持つので、ヘトヘトな時は具沢山野菜スープを作ったら「次の日は料理しない!」でおきましょう。
夫婦で協力して効率の良くなる工夫をする
「子どもの寝かしつけを妻がしている間に、夫はリビングの片付けをする」「夫が朝ごはんを準備している間に、妻は子どもたちの登園や登校の確認をする」など、夫婦で役割分担をすることでスムーズに1日を過ごすことができるようになります。
そのためには、日々何も考えない自動運転モードにならずに「どうしたらもっとより良く生活できるようになるかな」とアンテナを張り巡らして、夫婦で話し合える環境を作ることで家事貯金もぐっと増えるのではないでしょうか。
体力も気力も温存しておくのが家事貯金の大事なポイント
「ゆっくりしてね」と言われても、ゆっくりする時間は皆無で毎日が秒で過ぎていく日々。それでも少しでもほっと一息つく時間が欲しくて家事貯金をしているのだと思います。
体力も気力も温存しておくための家事貯金です。気を張らずに、ほどほどに家事をすることで、気持ちが驚くほどラクになりますよ。
■執筆/まりこ…元金融OL。ストレスで浪費し貯金0から資産2,000万円達成。その経験をいかし「お金に強いしなやかな女性を一人でも増やしたい!」という思いから、幸せな貯め体質になるコツを発信している。
編集/サンキュ!編集部