【旬食材】長ネギが洋風に!野菜ソムリエがおすすめする旬のあったかレシピ3選
2022/11/30
サンキュ!STYLEライターの植松愛実です。
寒くなるとともに甘みを増しておいしくなる長ネギ。
鍋物や煮物など「和」の料理に使うイメージが強いですが、実は洋風の味つけとも相性抜群です。
今回は、長ネギが主役の洋風料理レシピをご紹介します!
とろとろ甘~い!焼き長ネギのコンソメ煮
焼いた長ネギをコンソメスープで煮るだけ。忙しいときは焼かずに直接煮てもOKです!
■材料(2~3人分)
・長ネギ…1~2本
・コンソメ…キューブ1個または顆粒小さじ2
・水…300cc
・オリーブオイル(サラダ油でも可)…適量
■作り方
【1】長ネギは3cm程度の食べやすい長さに切る。
【2】フライパンにオリーブオイルを熱し、長ネギを焼く。
あまり箸でコロコロ転がさずに、やや焦げ目がつく程度までじっくり焼くと形が崩れにくい。
(時間がない場合は焼く作業は省略可。)
【3】鍋に水、コンソメ、長ネギを入れて火をつけ、沸騰したら弱火にして10分ほど煮る。
【4】皿に盛り、好みで粗挽き黒こしょう(分量外)を振る。
体の芯からあったまる!長ネギきのこグラタン
加熱するとトロトロになる長ネギはホワイトソースとの相性も抜群。
下記に詳しい作り方もありますが、ご家庭で普段作るグラタンにそのまま加えてオーブンで焼くだけでも大丈夫です。
■材料(2~3人分)
・長ネギ…1本
・きのこ(しめじ等)…1/2パック
・あればベーコンまたは鶏もも肉…100g程度
・小麦粉…大さじ2
・バター(マーガリン可)…大さじ2
・牛乳または豆乳…200cc
・塩こしょう…適量
・サラダ油…適量
・粉チーズ、パン粉…お好みで
■作り方
【1】長ネギは3cm程度に切る。
ベーコンを使う場合は1cm幅の短冊切り、鶏もも肉を使う場合は食べやすい大きさに切る。
【2】フライパンに油を熱し、【1】を炒める。
火が通ったら、グラタン皿に移しておく。
【3】【2】のフライパンに小麦粉とバターを入れ、弱火でバターを溶かしながら全体を混ぜる。
【4】【3】に牛乳を少しずつ加え、のばすように混ぜ、塩こしょうも加える。
(塩はしっかりめに振ると美味しい。好みで顆粒コンソメ(分量外)を加えても可。)
【5】グラタン皿に【4】を加え、全体を軽く混ぜて、好みで粉チーズとパン粉を振る。
【6】オーブントースターで表面に焦げ目がつくまで焼く。
(目安は800Wで10分。家庭ごとのトースターに合わせて調整を!)
長ネギとベーコンのガーリックパスタ
パスタにしてもおいしい長ネギ。
炒める際に、鷹の爪を足してペペロンチーノにアレンジしてもおいしいです!
■材料(2人分)
・パスタ(スパゲティやリングイネなど)…180g程度
・長ネギ…1本
・ベーコン…3~4枚
・にんにく…1かけ
・オリーブオイル…適量
・塩…適量
■作り方
【1】長ネギは3cm程度、ベーコンは1cm幅の短冊切り、にんにくは薄切りにする。
【2】鍋に湯を沸かし、塩を加え、パスタをパッケージの表示通り茹でる。
(塩は湯2Lに対し大さじ1程度が目安。)
【3】フライパンにオリーブオイルとにんにくを弱火で熱し、香りが立ってきたら長ネギとベーコンを加える。
あまり箸で動かさずに少し焦げ目がつくくらいまでじっくり焼き、塩を振る。
【4】茹で上がったパスタの水気を切ってフライパンに加え、全体を混ぜて味を見ながら塩を振る。
【5】皿に盛り、好みで粗挽き黒こしょう(分量外)を振る。
冬に必要な栄養素たっぷりの長ネギを味わおう
長ネギには血行を促進し体を温める効果のほか、抗酸化作用や殺菌作用もあり、今の時期に欲しい栄養素が多く含まれています。
全体がみずみずしく巻きがしっかりしている方が新鮮なので、ぜひ鮮度の高いものを選んで買ってみましょう!
◆この記事を書いたのは・・・植松愛実
身近な食材でできる時短作り置き料理やパーティー料理、簡単に彩りを増やせる料理のコツや、いざという時に備える災害食まで、「食」に関する情報を発信。また、東北や東海、関西にも住んだ経験から、各地の伝統的な食材にも詳しい。野菜ソムリエ、食育インストラクター、気象予報士など保有資格多数。
※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。