「アスパラガス」ゆでるの待って!おいしさ&栄養をキープする、野菜好き管理栄養士おすすめの食べ方

2024/06/02

みなさんは、アスパラガスを買ったらどうやって食べていますか?
シンプルにゆでてマヨネーズをつけて食べる、という人も多いかもしれませんね。

手軽に食べられるアスパラガスですが、ゆでるよりももっとおいしくなる食べ方があるんです!

今回は、管理栄養士のゆかりさんがアスパラガスをもっと好きになるおすすめの食べ方をご紹介します。
ゆでる以外の食べ方をしたことがないという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

管理栄養士、食生活アドバイザー。一女のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとして...

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基本はまるごと調理

アスパラガスには、うま味の素となるグルタミン酸やアスパラギン酸というアミノ酸が含まれています。
そのほか、抗ストレス作用のあるGABAや、ポリフェノールの一種であるルチンといった成分も多く含んでいるのです。

これらの成分は、水に溶けやすいという性質があります。
そのため、ゆでてしまうと湯に流れ出してしまい、アスパラガスそのものの含有量は減ってしまうことに……。

また、ゆでる際に、あらかじめ食べやすく切ってしまうと、断面が増える分だけさらに流れ出しやすくなってしまうのです。

そこでおすすめするのが、つぎのような調理方法。

・包み焼き
・切らずに1本そのまま

シンプルにグリルで焼いてもいいですが、水分が減ってしまうので筋っぽさが気になることも。
包み焼きであれば、水分の蒸発を抑えてみずみずしく仕上がるのでおすすめです。

アスパラガスはこうやって食べてみて!

アスパラガスを切らずに包み焼きするレシピは、つぎのとおり。

<材料>
・アスパラガス(太め)……4本
・えのきだけ……20gくらい
・塩こしょう……3振りくらい
・バター……5gくらい
・醤油……数滴

<つくり方>
1.アスパラガスは水で洗い、ピーラーで根元から5cmくらいの皮を1周むき、根元近くをポキっと折って取り除く。
2.えのきだけは石突を切り落とし、食べやすい長さに切ってほぐす。
3.アルミホイルを広げ、1を並べ、2をのせる。
4.塩こしょうを全体に振り、いくつかに切り分けたバターを散らす。
5.アルミホイルを包んで端を閉じ、トースターでえのきだけに火が通るまで加熱し、開いて醤油をたらしたら完成。

ジューシーさ&うま味がたっぷり

アスパラガスのうま味に加え、えのきだけのうま味、バターの香りやコクが合わさってGood!

シンプルな材料ではあるものの、食べごたえのあるおいしさに仕上がりますよ。
食べる際は、そのままかぶりついても良し、ナイフで食べやすい長さに切っても良し。

もっとボリュームを増やしたりガッツリ仕上げたい場合は、きのこの種類を増やしたり、適度に切ったベーコンやウィンナーを加えて焼いても◎。

ぜひ、このレシピを活用して、アスパラガスのおいしさ堪能してみてくださいね!

■執筆/ゆかり…保育園調理、セミナー講師、出張料理、料理教室、食育サイトの記事執筆など幅広く活躍中の管理栄養士で食生活アドバイザー。1児の母。
編集/サンキュ!編集部

 
 

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