「なす&きゅうり」、食べ飽きたらつくってみて!ペロリと食べられるごはんにも合う味噌仕立てのレシピをご紹介

2024/09/29

管理栄養士のゆかりさんに教わるおすすめレシピ。
ゆかりさんの父が家庭菜園をやっているため、今季はとくに「なす&きゅうり」がよく実っているのだそう。
傷ませてしまう前においしく食べようと、さまざまな料理に挑戦しているのですが、その中で意外なおいしさだったものがあったのだとか。

そこで今回は、「なす&きゅうり」をおいしくモリモリ食べられるおすすめのレシピをご紹介します。
なすやきゅうりでいつも同じような料理ばかりになってしまう、という人はぜひ一度つくってみてくださいね!

管理栄養士、食生活アドバイザー。一女のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとして...

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材料

なすは炒めることが多いと思いますが、きゅうりは生のまま食べる人が多いのでは?

今回ご紹介するレシピでは、なすと一緒にきゅうりも炒めます。きゅうりは炒め方によっては、シャキッと感を残すこともできますが、しっかりと火を通してやわらかくしてもおいしいのです。

4人分で使う材料は、つぎの通り。

・なす……3本
・きゅうり……1本
・ツナ油漬け缶詰……1缶(70gくらい)
・しそ…4枚
・みそ……大さじ1くらい
・みりん……大さじ1

なお、筆者の場合はしその代わりに、えごまの葉を使っています。お好みでそちらを使ってもOKですよ。

つくり方

まずは、なす、きゅうり、しそを洗ってから切ります。

なすは縦半分にしたら1cm厚さの斜め切りに、きゅうりは両端を切り落として5mm幅の斜め切りにしてそれを細切りに、しそはきゅうりより細めの千切りにします。

つぎに、なすの重さに対して1%ほどの塩をまぶして揉みこみます。

今回使ったなすは3本で280gだったので、塩を3g使いました。

10分以上置いておき、しんなりとしたら汁気が出るまでギュッとしぼります。
しぼる目安は、汁がしたたってきて、なすの表面に指の後が残るくらいです。(そこまで大量の汁は出ません。汁の色はなすのポリフェノールの影響で茶色っぽくなります。)

つづいて、ツナの油漬け缶詰のふたを開け、中の油をフライパンに移します。

油を切ったツナは、この時点ではすぐに使わず、取っておきます。

フライパンを中火で温め、先ほどのしぼったなすを加えます。

菜箸などを使ってなすをツナの油とからめたら、きゅうりも加えます。

全体を混ぜながら炒め、なすの一部に焼き目が付いてきたら、残りのツナ、みりんで溶いたみそを加えます。

全体が混ざったらしそを加え、サッとひと混ぜしたらすぐに火を止めると、「なすときゅうりのツナ味噌炒め」が完成です!

調理のポイント

なすは油を非常に吸いやすい食材なので、炒め物をすると多くの油が必要になります。

ですが、炒める前に塩もみをして水分を減らすことにより、油の吸う量を抑えることができるのです。(揚げ物をするときも同様の効果が期待できます)

今回のレシピでは、ツナの油漬け缶詰の油だけでもパサつくことなく炒めることができました。
油の使用量が少ないと、その分カロリーを抑えることができるので、さっぱりとした口当たりで食べられますよ。

なお、味加減については薄味になっていると思いますので、必要に応じて調味料を増やしたり、塩こしょうなどで調整してみてください。
また、しそについては、香りが加わることで薄味でも満足感を高める目的があります。お好みで省いたり、ほかの食材に置き換えても◎。

ご紹介したレシピで、「なす&きゅうり」を飽きずに食べてみてはいかがでしょうか?

■執筆/ゆかり…保育園調理、セミナー講師、出張料理、料理教室、食育サイトの記事執筆など幅広く活躍中の管理栄養士で食生活アドバイザー。1児の母。
編集/サンキュ!編集部

 
 

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