納豆。日本食。

【管理栄養士監修】納豆の賞味期限切れはいつまで食べられる?正しい保存方法は?

2020/06/21

納豆は賞味期限が過ぎても食べられるかどうかを検証していきます。納豆は日本人になじみのある食品です。

納豆は発酵食品のため、長く保存できるイメージを持っている人もいると思います。だからといって、賞味期限が過ぎてもおいしく食べられるのかどうかを詳しく見ていきましょう。

賞味期限と消費期限の違い

賞味期限と消費期限の違いは、賞味期限がその食品をおいしく食べられる期間で、消費期限は安全に食べられる期間です。一般的に、納豆の日持ちは1週間前後のものが多いため、賞味期限で表示されています。

ただし、賞味期限内であっても納豆の保存状態によっては、水っぽくなったり臭いが強くなったりして食べられなくなる場合があります。納豆の豆の種類や作り方によっても賞味期限が変わってくるので注意が必要になるでしょう。

冷蔵庫で保存した納豆の賞味期限

冷蔵庫で保存した納豆の賞味期限は1週間程度と言われています。納豆は、納豆菌が生きて存在しており、熱処理がほどこされていない生鮮食品です。

10℃以上の場所で保存すると納豆菌の発酵が進み、品質が低下してしまう恐れがあります。賞味期限通りの品質を保つためには、納豆を冷蔵庫で冷やした状態で保存することをおすすめします。

冷凍庫で保存した納豆の賞味期限

冷蔵品に比べると、食感がやわらかくなることもありますが、納豆は冷凍保存も可能とされていて、その場合の賞味期限は約1カ月とされています。

冷凍保存は納豆のパックごとでもできますが、乾燥やほかの食品の臭いが付着するのを防ぐためにラップで包んだり保存容器に移し替えて密閉するとよいでしょう。

また、解凍する場合は電子レンジの使用は避け、食べる前日から冷蔵庫で自然解凍するのがいいでしょう。

賞味期限が過ぎて傷んだ納豆の特徴

納豆は大豆による伝統的な日本食です。
kuppa_rock/gettyimages

賞味期限が過ぎて傷んだ納豆は、見た目に水っぽくなり、アンモニア臭のように鼻を突く、あるいは焦げたような臭いがします。また、納豆を混ぜたときに糸を引かなくなり、白いぽつぽつとしたアミノ酸の結晶が現れ、ざらざらとした食感になります。

変質した食品は体に悪影響を及ぼす可能性があるので、このような納豆はたとえ賞味期限内でも注意が必要です。

特徴1:アンモニア臭

納豆にはもともと納豆菌の臭いがありますが、傷んだ納豆からは、鼻を突くような不快な臭いが発生することがあります。期限が過ぎて長期間や適温以外で保存することによって再発酵が進むと、アンモニアが発生し臭いが強くなります。

強い刺激臭があり腐敗していると考えられる場合は、健康に悪影響を及ぼす可能性があるので食べるのは控えた方がいいでしょう。

特徴2:水っぽくなる

賞味期限を過ぎて傷んだ納豆は、見た目にも水っぽくなり糸を引かない状態になります。これは、納豆菌以外の菌が増殖して栄養分を分解することで、納豆の腐敗が進むからです。

さらに、腐敗が進むと、納豆の粒がグニャっと潰れるような状態になります。いずれにしても、見た目に品質の低下が認められる場合は腐敗していると判断し食べないようにしましょう。

【日数別】賞味期限切れの納豆はいつまで食べられる?

国産納豆の木テーブル
taa22/gettyimages

賞味期限切れの納豆がいつまで食べられるのか疑問に思ったことはあるでしょう。賞味期限は納豆の粒がふっくらとして香りよくおいしい状態で食べられる期限です。

しかし、賞味期限を過ぎると発酵が進み品質が低下して食べられない状態になっていきます。賞味期限が過ぎた納豆を、果たしていつまで食べられるのか、日数別に見ていきましょう。

賞味期限が1~3日過ぎた納豆

賞味期限が1~3日過ぎた納豆は、まだおいしく食べることができると考えられています。納豆は発酵食品なのである程度の日数が経つと熟成されます。納豆の賞味期限は1週間から長くて10日前後です。

冷蔵中であっても発酵がゆっくりと進みますが、1~3日過ぎたくらいであれば、納豆自体の傷みはまだ始まっていないと予測されます。ただし、これは納豆をきちんと冷蔵庫などで保存している場合に限ります。環境が悪い状態で保存された納豆には、同じことは言えません。

賞味期限が1週間過ぎた納豆

賞味期限が1週間過ぎた納豆は、風味や表面の色に変化が出てきたり、乾燥することでおいしさが失われてきます。

しかし、白いぽつぽつとしたアミノ酸の結晶があらわれシャリシャリとした食感になり始めるころですし、発酵が進んでアンモニア臭が気になるようであれば、食べない方が無難でしょう。

賞味期限が1カ月過ぎた納豆

賞味期限が1カ月過ぎた納豆は食べられないと一般的に判断されています。賞味期限から1カ月が過ぎると納豆菌以外の菌も増殖して変質が始まります。発酵が進むと水っぽくなり納豆菌独特の糸を引かなくなります。

また、アンモニア臭がより強くなっていきます。場合によってはカビが発生することもあり、どろっとした感じがあれば腐敗していると考えられるので食べない方がいいでしょう。

納豆の正しい保存方法

納豆、発酵大豆
yattaa/gettyimages

納豆は冷蔵庫で保存するのが推奨されています。納豆菌は10℃以上の温度で発酵が進み、強いアンモニア臭を発生させるため納豆本来の風味を損なってしまいます。

常に10℃以下の場所があれば冷蔵庫以外でも納豆の保存は可能ですが、家庭ではなかなかそのような環境を確保できないので、品質の低下を防ぐためにも冷蔵庫で保存しましょう。

冷凍庫で保存する

納豆は冷凍保存ができます。納豆を手に入れたらなるべく早めに冷凍庫へ入れましょう。パックごと冷凍できますが、乾燥や臭い移りを防ぐために、ラップで包んだり保存容器に入れて密閉するとよいでしょう。湯煎や電子レンジでの納豆の解凍は、品質が落ちるので避けた方が無難です。

前日から冷蔵庫へ移して自然解凍をするのがおすすめです。解凍した納豆は、普通の納豆よりも若干豆が柔らかくなる可能性がありますがおいしく食べられるでしょう。

賞味期限切れの納豆には要注意!無理して食べないようにしよう!

納豆に限らず、賞味期限切れの食品をもったいないからといって無理して食べることは控えましょう。

納豆は賞味期限を過ぎてもある程度は食べることができますが、風味が失われ品質が低下していきます。安全に食べるために、必ず納豆の状態を確認するようにしましょう。

■記事監修・・・

管理栄養士・ゆかりさん

管理栄養士、食生活アドバイザー。4歳女児のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとしても活動。


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