手羽先を使ったおすすめ人気レシピ20選！下処理・保存方法も解説！

コラーゲンの豊富な手羽先は、やわらかくジューシーでうま味たっぷり！今回は、手羽先を使ったおすすめレシピをご紹介します。調理法や味つけも多彩なので、いろいろなメニューに挑戦してみましょう♪

手羽先の下処理の方法

手羽先とは、鶏の翼の先の方にある肉の部位で、骨をつなぐ関節を含んでいるためカタカナの「ク」のように曲がった形をしているという特徴があります。

そのまま調理してもいいのですが、骨が含まれていて食べにくいこともあるため、一部の骨を取り外す下処理をすることもあります。また、骨を取り除くことで空間が生まれるので、そこにほかの食材を詰めて餃子（ぎょうざ）のようにするレシピでは骨抜きの工程が必須です。

具体的な下処理の手順は、つぎのとおり。

まずは、関節部分を反対方向へ3回ほど折り曲げ、関節を外しやすくします。

つづいて、キッチンバサミなどを使って、切り口から見える2本の骨の間と、骨に付いている肉を切り離します。

最後に、骨の端をつかんでひねりながら骨を引き抜くことで、肉と骨に分けます。このとき、細い方の骨から抜くと、もう一つの太い骨も外しやすくなります。

また、外しにくいときは肉をめくりながら奥までハサミを入れ、さらに骨に付いている肉を切っていきます。肉がめくれてもあとで元に戻すことができるので、気にせず進めても構いませんよ。

手羽先の人気レシピ《メインのおかず編》

手羽先には、ほかの鶏肉の部位に比べて皮の割合が高く、ゼラチン質や脂質が多く含まれています。そのため、こんがりと焼くことでジューシーさを存分に楽しめる仕上がりになりますよ。

ここからは、メインのおかずにぴったりな手羽先レシピをご紹介します。

手羽先のチーズ詰め

チーズの伸びがたまらない、手羽先のチーズ詰めのレシピです。手羽先のサイズに合わせて、チーズをカットするのがポイント。チーズとベーコンのうま味を活かした、シンプルな味つけです。

手羽先の香味麹焼き

風味豊かで食欲をそそる、手羽先の香味こうじ焼きのレシピです。レシピでは20分ほど漬けていますが、漬け時間を長くするほどうま味がアップするそうですよ。塩こうじと花椒の風味を楽しんでみて。

手羽先と枝豆チーズの大根おろしソースグリル☆

香ばしい風味がたまらない、おつまみにもぴったりなおかずレシピ。チーズと枝豆は後入れすることで、焦げずにおいしく食べられます。手羽先の焼き色が食欲をそそりますね。

温め直してもやわらかい！手羽先のバルサミコソースグリル

バルサミコ酢を使った、洋風な味わいのグリル手羽先。酢とはちみつの効果でやわらかな肉質になり、食べやすく仕上がります。たっぷりとかけたブラックペッパーが、ほどよいアクセントに。

手羽先の人気レシピ《揚げ物編》

皮がたっぷりと付いている手羽先は、揚げることでパリパリ感と香ばしさが加わり、さらにおいしさが引き立たちます。また、こしょうなどのスパイスを効かせることで、脂っこさを抑えて食べやすくすることもできますよ。

ここからは、揚げ物におすすめの手羽先レシピをご紹介します。

名古屋風揚げ手羽先

手羽先といえば、名古屋名物の唐揚げを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。こちらは、自宅で手軽に名古屋風の揚げ手羽先をつくれるレシピ。パリッと香ばしく焼き、タレを絡めれば、食欲をそそられる一品のできあがりです。

皮もパリッと！チューリップ唐揚げ

手羽先の切り方を一工夫して、かわいらしいチューリップ形に。骨を持ってかじりつく唐揚げは、格別のおいしさです。お弁当のおかずに加えれば、見た目も華やかになりますね。

おうちで作ろう！にんにくたっぷりの手羽先餃子♪

手羽先の中にギョウザの具材を詰め込んだ、手羽先ギョウザのレシピ。こんがりと揚げ焼きにした手羽先と、たっぷり入れたにんにくの風味がたまりません。中までよく火がとおるように、じっくりと弱火で焼いてくださいね。

手羽先の人気レシピ《お米＆パスタ編》

手羽先は、具材としてももちろん、料理のおいしさをアップさせる「うま味」としての役割も果たしてくれます。こってりとした味付けから、あっさりとした料理まで幅広く相性がいいのが特徴です。

ここからは、お米やパスタと合わせた手羽先レシピをご紹介します。

手羽先と丸ごと玉ねぎのハッシュドチキンパスタ

手羽先と玉ねぎをことこと煮込んでつくる、ハッシュドチキンパスタのレシピです。丸ごと入ったトロトロ玉ねぎの甘みがクセになる一品。野菜は大きめにカットして、素材の味を引き立てましょう。

手羽先チャーハンです☆丸々パクリ！とかぶりついて♪

骨を抜いた手羽先に、冷凍食品のチャーハンを詰めたアレンジレシピ。肉のうま味を丸ごと吸収した絶品料理で、おつまみにもぴったりです。チャーハンをカレーピラフやポテトサラダなどにしても◎。

炊込みチキンピラフのサラダ菜巻き

市販のルーを使った、チキンピラフのサラダ菜巻きです。炊くときに手羽先をいっしょに入れるので、手間なく簡単につくれます。サラダ菜のほか、薄焼き卵で巻くのもおすすめですよ。

炊飯器で作る鶏粥

骨つきの手羽先を使った、鶏がゆのレシピ。食材と調味料を炊飯器に入れるだけで、手軽につくることができます。さっぱりとシンプルな味つけなので、あまり食欲がない日にもおすすめ。

鶏コンのピラフ

手羽先とこんにゃくを使った、ボリューム満点なピラフのレシピ。米と材料を釜に入れたら、あとは炊飯器におまかせでOK。だし汁と手羽先のうま味を吸った米が絶品ですよ。

骨付き鶏肉のおじや

やわらかく煮えた手羽先とスパイシーな香りが食欲をそそる、カレー風味のおじやレシピ。好みでかりんとうをトッピングすると、甘みと食感が加わって新鮮な味わいを楽しめます。

手羽先の人気レシピ《汁物＆煮物編》

手羽先からは、おいしいだしも出てきます。骨ごとじっくりと煮込めば、うま味たっぷりの汁物や煮物をつくることができますよ。

ここからは、そんな汁物や煮物におすすめの手羽先レシピをご紹介します。

手羽先カレー

子どもも大人も大好きなカレーに手羽先をプラスしたレシピです。カレールーは刻んで入れることで溶けやすくなり、時短にもつながります。手羽先のボリュームで食べごたえも増しますね。

水炊き

手羽先や手羽元・鶏もも肉を使ってつくる水炊きのレシピです。素材も調理法もシンプルでありながら、本格的な風味を楽しめます。きのこや根菜類など、お好みの野菜を加えて食べてもよいですよ。

白菜と手羽先の生姜スープ

体がほっこりと温まる、白菜と手羽先のしょうがスープです。手羽先がホロホロになるまでじっくり加熱すると、よりおいしく食べられるのでおすすめ。野菜がたっぷり摂取できるのもうれしいですね。

手羽先とキャベツの白だしさっと煮

煮込むだけで簡単につくれる時短レシピ。味つけは白だしだけとシンプルですが、手羽先のうま味が溶け出して深い味わいになります。5分ほど煮込めば完成なので、いそがしいときに活躍すること間違いなしです。

手羽先とねぎの煮物（甘辛煮）

手羽先と香味野菜を、甘辛く味つけした一品です。好みで唐辛子を加え、ピリ辛にアレンジしても◎。手羽先を骨に沿ってカットしてから煮込むと、味がよりしみ込んでおいしくなりますよ。

手羽先と新ジャガのバター鍋

手羽先のだしとバターのコクがきいた、鍋料理のレシピ。シンプルな味つけが、素材本来のおいしさを引き立たせます。少なめの水分で煮込むことが、濃厚なスープをつくる秘訣です。

手羽先と白菜のパイタンスープ

手羽先と白菜がとろっと煮込まれた、ヘルシーなスープレシピです。にんにくとしょうが入りで、体もポカポカと温まります。春雨をプラスして、食べ応えをアップさせるのも◎。

手羽先のおかずの保存方法は？

手羽先を使った料理が余ってしまった場合、冷蔵や冷凍で保存することが可能です。

ここからは、冷蔵や冷凍する際の保存期間や、温めるときの注意点についてご紹介します。

冷蔵保存・温めの方法

手羽先料理は、必ず熱を冷ましてから清潔な保存容器に入れ、ふたやラップをして密封して冷蔵庫に入れるようにしましょう。このとき、均一な厚みになるように料理を整えておくと、冷えやすくなります。

冷蔵した場合の保存の目安は、3日ほどとなります。

また、温めて食べる際は、電子レンジを使って中まで加熱しましょう。焼いたり揚げた料理については、その後にトースターやグリルなどで加熱することで、パリッとした表面の食感を楽しむことができるでしょう。

手羽先の厚みや全体量によって、加熱時間は調整してみてくださいね。

冷凍保存・解凍の方法

さらに長く保存したい場合は、冷凍で保存します。

冷凍する場合も、冷ましてから清潔な保存容器に入れて密封するか、汁気を切って手羽先を1つずつラップに包んでジッパー付きの袋に入れるのがおすすめです。冷凍期間が長くなるほど乾燥や味が落ちてしまうため、できるだけ空気に触れさせないようにしましょう。

冷凍での保存の目安は、1カ月です。

冷蔵庫に移して半日～1日程自然解凍した後に、電子レンジで温め、必要に応じてトースターやグリルで加熱をしてみてください。

まとめ

煮物から揚げ物、汁物まで、手羽先レシピを幅広くご紹介しました。和洋中さまざまな献立に合うのもうれしいポイント。ジューシーでうま味たっぷりな手羽先料理のレパートリーを、ぜひ増やしてみてください。