割り切ってラクに作る!食べ盛り姉弟ママの満腹ボリューム献立1か月分を大公開
2021/01/29
食べ盛り姉弟のママ栗林さんの平日1カ月献立が気になる!満腹になって中高生でも大満足♪面倒なときは包丁もまな板も使わない、便利食材や作り置きを活用する、割り切ってラクに作るアイデアを教えてもらいました。
<教えてくれた人>
『サンキュ!』読者 栗林景子さん(大阪府 40歳)
●長女16歳 ●長男14歳
薬局で週5日のパート勤務。誌面に登場するたびに、読者の反響を呼ぶやりくり&料理名人!
「今は、食費は高くてもOK!」と割り切ってます
支出はおさえたいけど、高校生と中学生がいる栗林家にとって食費はムリに削る費目ではありません。でも、家のごはんのボリュームや内容を充実させることで、突発的な外食や間食を減らせるので、自然とムダな出費はカットできるそう。「あと、私が本当に面倒くさがり屋なので(笑)、便利食材や作り置きを活用しながら、"ラクに継続できる方法"を常に考えています。自分にも家族にもムリをさせないことが、食費と家計を守る秘訣です」。
月食費 4万5000~5万円
とにかく肉!「8」がつく特売日に5000円分まとめ買い
近所のスーパーは、「8」がつく日が特売日。5000円分の豚・鶏・牛肉を適当に組み合わせて買い、小分けして冷凍保存。肉の在庫に合わせて、献立を考えます。
割高でも、手間を省けるおいしい物にはガンガン頼る
以前は、"手抜きの代名詞"と思っていたけれど、使ってみたらラクだしおいしいし、おかずのバリエーションもUP。今はコスパのいいものを厳選して、フル活用!
面倒な日は包丁もまな板も使わないと割り切る
洗い物の手間を減らすために、包丁とまな板は極力使わないのがモットー。「まな板を使うときは、開いた牛乳パックで代用して使い捨てします」。
・山いもは保存袋に入れてたたく
・キャベツはピーラーでせん切り
・エリンギは手で裂く
・みそ汁は、お椀にだしを入れて湯を注ぐ
早く帰れた日は夕ごはんのついでに多めに作る
家に早く帰れて時間とやる気がある日は、夕ごはんを少しずつ多く作って作り置き。手間の削減はもちろん、子どものおやつにもなります。
サボりたくなるときの外食対策にも。
ちょっとずつ余った作り置きがイベントに!「おばんざいプレート」
中途半端に残った作り置きは、皿にランダムに取り分け。「食べるおかずはみんなが同じ物じゃなくてもいい」と割り切ったら、月1のごはんイベントに♪
ご飯は冷凍でよし
毎日米をといで、炊いて、かまを洗って……の作業が面倒なので、10合炊きの炊飯器を愛用。一気に炊いて、1食分ずつ密閉容器で冷凍保存しています。
炊くのは2~3日に1回。
「もう一品」は開けるだけ食材
「今日の献立、もの足りない」と言われたら、開けてすぐ食べられる食材でボリュームUP。ポテトサラダ(1kg)は、業務スーパー®の物がおいしかったので作るのをやめました。
献立に迷ったら「子どものリクエスト」を振り返る
会話のなかで子どもたちから「あれ食べたい」とリクエストされたメニューや、作って人気だったおかずを手帳にメモしておくのが習慣。献立に迷ったときに見返すと、アイデアがわいてきます。
朝ごはんは、食べたい物と量を自分で出す
朝、食べたい物や量はその日によって違うので、各自が準備するルールに。洋食でも和食でも、作り置きのおかずを食べてもOK。ママの手間も減るし、家族のおなかも大満足。
パン、チーズ、ハム、バナナ、野菜ジュースは常備。
べんとうは、夕ごはんの盛りつけと同時に詰めて冷蔵室へ
べんとうは、夕ごはんを盛りつけるついでに、べんとう箱に詰めて冷蔵室へ。翌日、職場にある電子レンジで温めて食べます。
栗林さんの平日1カ月献立
【月】
作り置きのひき肉だね&玉ねぎ炒めを使ったオムライス。NO包丁&まな板デー。
仕事で帰りが遅かったので、「作り置きビュッフェしてー」とLINE。
ご飯が何杯でも食べられる麻婆なす。副菜は、作り置き&開封しただけ。
冷凍室の肉をかき集めて焼き肉パーティー。枝豆とスープを出せば大満足。
【火】
しゃぶしゃぶ用の豚肉1パック分を、塩、こしょうをふってシンプルに焼いただけ!
作り置きの肉だんごで八宝菜風。食材が多いと、見た目の満足度もUP。
Go To Eatで大阪王将。実質1人約100円でおなかいっぱい!
冷蔵室の半端野菜を入れた具だくさん豚汁。おかずは作り置き。
【水】
厚揚げのひき肉あんかけ。包丁を使ったのは、卵焼きを切ったくらい(てへ☆)
業務スーパーで買った冷凍いんげんを、肉で巻いて焼いただけ(実は作り置き)。
さばのみそ煮。魚料理は上手にできないので、缶詰でOKと割り切り。
寒かったので、シチューにスライスチーズをのせてグリルでこんがり焼きました!
【木】
作り置きビュッフェ。各自好きな物を皿に取り分けて夕ごはんにしました。
作り置きのハンバーグ。みそ汁は、昨日の残りに冷凍ほうれん草をプラス。
冷凍いかと大根の煮もの。家族のリクエストで手作りガトーショコラ。
豚肉、にんじん、キャベツ、玉ねぎを炒めて、ボリューム◎の八宝菜風。
【金】
腹ペコたちも黙る特売肉ステーキ。塩、こしょうをふって焼いただけで、超豪華!
豚キムチ。サラダは市販のカット野菜。NO包丁&まな板デー。
おからパウダーをまぶして、フライパンで揚げ焼きにしたヘルシーチキンカツ。
大きく切った鶏肉、厚揚げ、さつまいもをレンチン。めんつゆで味つけして完成。
参照:『サンキュ!』2021年2月号「実はラクしている1か月献立」より。掲載している情報は2020年12月現在のものです。撮影/高杉純 構成・文/出下真紀 編集/サンキュ!編集部
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