「リンガ ・ ディ ・ ガット」クッキー

【管理栄養士監修】気になる「ラングドシャ」のカロリーや炭水化物量とは?食べる際に押さえるべきポイントを紹介

2022/04/24

この記事では「ラングドシャ」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。

なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。

管理栄養士、食生活アドバイザー。一女のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとして...

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ラングドシャを食べると太りやすい?

メレンゲを加えた軽い食感とバターの風味が特徴的なクッキーの一種であるラングドシャは、一概に太るとは言いがたいお菓子でしょう。バターが入っているためカロリーが高いと思われがちですが、1枚あたりのカロリーはあまり高くありません。

ただし、食感が軽いため、つい食べすぎてしまうと高カロリーになる心配があります。

それでは、ラングドシャの具体的なカロリーと食べ方のポイントについて紹介していきます。

ラングドシャ1食分のカロリー

ラングドシャ1枚(8g)のカロリーは、31kcalです。これは、薄力粉、無塩バター、グラニュー糖、卵白でつくるラングドシャのカロリーとなります。

似た材料でつくる一般的なプレーンクッキー1枚(11.25g)あたりのカロリーは48kcalです。この差は小麦粉やバターの割合、全卵か卵白かの違いなどによるものです。

一般的に1日の間食の目安は200kcal程度と言われています。そのため、ラングドシャを7枚程食べてしまうと必要なエネルギー量を超えてしまうため、6枚程度に抑えておくといいでしょう。

ラングドシャの炭水化物量は?

ラングドシャ1枚(8g)の炭水化物量は、3.53gです。同じ量に含まれるタンパク質は0.38g、脂質は1.69gであり、三大栄養素の中では炭水化物が多くなっています。

これは材料に小麦粉やグラニュー糖を使っていることが影響しているため、炭水化物量を減らしたい場合はグラニュー糖の量を調整して手づくりするとよいでしょう。

ラングドシャを食べるときのポイント

ここからは、ラングドシャをヘルシーに食べるためのポイントをお伝えします。ラングドシャ1枚あたりのカロリーはそれほど高くありませんが、食べすぎは避けたいところでしょう。

紹介する内容を参考にして、ラングドシャの食べ方や選び方を工夫してみましょう。

食べる時間に気をつける

ラングドシャは午後3時ごろに食べるのがおすすめです。

午後3時はおやつの時間と言われていますが、これには理由があります。それは、この時間におやつをとることで、夕食の食べすぎを防ぎやすいということです。

昼食をとって7〜8時間後に夕食をとる場合、食事と食事の間隔がかなり空きます。お腹が空きすぎると夕食を食べすぎてしまう場合もあるため、軽めのおやつを食べることでそれらを防げるでしょう。

また、一日の中で午後3時頃の時間帯が、体内で脂肪を溜めこむ働きをするタンパク質の量が最も少なくなると言われています。ラングドシャをヘルシーに食べたい場合は、食べる時間を意識してみましょう。

シンプルなものを選ぶ

ラングドシャにはさまざまな種類があるため、ヘルシーに楽しみたい場合ははさまれているものに注意しましょう。

ラングドシャには1枚タイプのものもあれば、チョコレートやクリームなどをはさむサンドタイプのものもあります。サンドタイプの場合、一度に2枚食べることになるだけでなく、ラングドシャ以外のカロリーも加わることになります。

カロリーを控えたいなら、できるだけシンプルなタイプを選ぶようにしましょう。

飲み物といっしょに食べる

ラングドシャを食べすぎないようにするためには、飲み物といっしょに食べましょう。

飲み物をとりながら食事やおやつを食べると、ゆっくりと食べられるようになり、急いで食べるときに比べてお腹がいっぱいになる前に満腹感が得られ、食べすぎ防止になるでしょう。

飲み物を選ぶときは、甘い炭酸飲料や甘いコーヒーではなく、砂糖が入っていないお茶やコーヒーを選ぶとカロリーが抑えられます。

甘いものを食べすぎることによるデメリット

甘いものは糖分を含むためエネルギー源になり、気分をリラックスさせてくれるというメリットがある反面、食べすぎてしまうとデメリットも生じてしまいます。

ここからは、そのデメリットについて紹介していきます。

体重増加

少し甘いものを食べたからといって太るわけではありませんが、食べすぎてしまうと体重増加につながることがあります。

そもそも太る原因の1つは、摂取カロリーが消費カロリーを上回り、体に脂肪として蓄積されることです。甘いものがおいしいからとつい食べすぎると摂取カロリーが増え、消費されなければ太ってしまいます。

体重増加を防ぐためには、甘いものを食べる量を調整してうまくつき合っていくことと、食べた分が消費されるように運動などで積極的に体を動かすことが大切でしょう。

早期老化

糖分はエネルギーとなる重要なものですが、とりすぎると早期老化の要因となりうる「糖化」を引き起こす可能性があります。

糖化とは、余計な糖質が体のタンパク質などと結びつき、細胞を劣化させる現象で老化を促進する原因の1つと言われています。

糖化を防ぐためには、血糖値を急激に上げないように甘いものの食べすぎを避けたり、空腹時に甘いものから食べ始めたりしないように気をつけるといいでしょう。また、間食よりも食後に食べるというのもおすすめです。

ラングドシャのカロリーや炭水化物量について知り、食べ方を工夫しよう!

ラングドシャをヘルシーに味わうためには、カロリーや炭水化物量について理解し、食べ方や選び方を工夫することが重要です。

1枚あたりのカロリーはそう高くないため、食べる時間や挟まれているものに気を付け、飲み物と一緒に楽しむようにしてみましょう。大切なのは、我慢して全く食べないことではなく、ポイントを押さえて食べすぎ防止を心がけることです。

ラングドシャを食べる際には、紹介した内容を参考にして上手に気分転換しましょう。

■記事監修・・・

管理栄養士・ゆかりさん

管理栄養士、食生活アドバイザー。一女のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとしても活動。

※参考にしたサイト

 
 

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