旬のナスを買ったら絶対やって!管理栄養士が教えるナスの1番おいしい食べ方

2024/09/01

ナスの旬は初夏~秋。特に秋ナスは水分が多くおいしいのが特徴で「秋ナスは嫁に食わすな」という言葉もあるほど。身体を冷やさないようにという説もありますが、要するにそれぐらいおいしいということです。

そして和洋中とジャンルを問わず使用できることも魅力のひとつ。今回は野菜ソムリエ&管理栄養士のhiroさんが、秋ナスの1番おいしい食べ方を紹介してくれます。

管理栄養士、野菜ソムリエの資格を生かした旬の食材を使ったレシピが人気。ナチュラルフードコーディネーターでもあ...

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シンプルだけどやっぱりこれ!ナスの焼き浸し

ナスは油と一緒に調理することで、皮に含まれるポリフェノールなどの栄養を最大限発揮してくれます。中華料理や揚げ物との相性が良いことも納得です。

食べ方としては、素揚げして調味料に漬ける揚げ浸しや、焼き浸しがおすすめ。じっくりと焼き目がつくまで加熱することで、ナスの甘さを引き出してくれます。余分な油を吸わないよう、切ったら塩水にひたしておくこともポイント。

フライパンにたっぷりのサラダ油と一緒にじっくりと焼き目をつけたら、めんつゆをかけるだけ。シンプルだけど1番おいしい食べ方です。

ラップで包んでレンジで加熱する方法もありますが、その場合はナスに油をまわしかけて加熱するとおいしくできます。

なすの切り方のポイント

ナスは料理によって切り方を変えるのもおいしく食べるポイント。皮がかためなので、調理の際には食べやすくなるよう飾り切りをしましょう。

天ぷら・フライは輪切り、炒め物は乱切り、くし切りに。中身をくり抜いて、ひき肉と一緒に詰めて焼いても。皮に切り込みを入れる際は、フォークを使うとかんたんです。

手でさくように割ってから、ラップで包んでレンジで加熱もおすすめ。
味つけが馴染みやすく、和え物によく合います。

子ども用は皮をむいて

ナスはピーマンと並んで子どもが苦手な野菜といわれています。苦手な理由もさまざまですが、皮がかたいことも理由のひとつ。

皮を全部むいたり、ピーラーでシマシマになるようにむくと食べやすくなり、苦手意識を減らすことができますよ。


ナスの保存法

ナスは低温に弱い野菜です。スーパーでも常温で販売されていますよね。冷蔵庫で保存する場合は、ペーパータオルなどで包んでポリ袋に入れて保存しましょう。

購入するときは、色が濃くてハリ・ツヤがあるものを。ヘタがしっかりしているかも見分けるコツです。

油で炒めたり、素揚げしておくと冷凍保存も可能です。

旬の野菜で健康に

ナスの皮はポリフェノールが豊富で抗酸化作用でガン予防の効果も期待できるんだとか。その効果を減らさないためにも油とセットで調理するのがおすすめです。

カリウムも豊富なので、身体の余分な水分を出して身体を冷やしてくれます。暑い夏にはぴったりですが、少しづつ涼しくなる秋には少し向かないですよね。「秋ナスは嫁に食わすな」は、さまざまな受け取り方ができるのが面白いところ。

おいしくしっかり食べて、残暑を乗り切っていきましょう。



■執筆/hiroさん…管理栄養士、野菜ソムリエの資格を活かした旬の食材を使ったレシピが人気。ナチュラルフードコーディネーターでもあり、子どもが食物アレルギーを持っていた経験から、現在は米粉を使った料理やスイーツのレシピを紹介しています。Instagramは@gk_kitchen6

編集/サンキュ!編集部

 
 

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