【管理栄養士監修】気になる「白玉団子」のカロリーや炭水化物量とは?食べる際に押さえるべきポイントを紹介

2022/06/06

この記事では「白玉団子」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。

なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています。(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります。)

管理栄養士、食生活アドバイザー。一女のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとして...

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白玉団子を食べると太りやすい?

白玉団子は同量の白玉粉と水を混ぜ合わせて練り、一口大に丸めて茹でたものです。あんこやみたらしをかける食べ方の他に、あんみつやかき氷などのトッピングとしても使われる食材です。

一口大というサイズ感のため何個も食べ進めやすく、主な栄養素が炭水化物であることから、カロリーが高くなりやすい傾向にあります。また、甘いデザートに使用されることが多いため、カロリーオーバーに繋がらないよう、食べる量や食べ方に注意が必要です。

白玉団子1食分のカロリー

白玉団子1個20gあたりのカロリーは、37kcalです。1個あたりのカロリーを見るとカロリーは低いように感じますが、白玉団子を食べる場合は1個だけではなく複数食べることが多いでしょう。

トッピングとして使用される場合も複数入っていることが多く、何個も食べてしまうとカロリーオーバーに繋がってしまうため、カロリーが気になる場合は食べる量に注意が必要です。

白玉団子の炭水化物量は?

白玉団子1個20gあたりの炭水化物量は、8gです。この炭水化物量は、同じく炭水化物を主な栄養素とするご飯と同量で比較した場合、ご飯の炭水化物量は20gあたり7.42gとなるため、ご飯よりも多いことがわかります。

また、複数食べることで炭水化物の摂取量も増えるため、食べる量には注意しなければなりません。白玉団子はそのままではなく、砂糖を加えたり様々な組み合わせで食べることが多く、アレンジによってはカロリー同様、炭水化物量も高くなりやすいため、食べ方にも注意しましょう。

白玉団子を食べるときのポイント

和菓子:桜の山のジャムと餃子
karinsasaki/gettyimages

白玉団子はカロリー・炭水化物量ともに高い傾向にあるため、食べる際には注意が必要です。しかし、いくつかポイントを押さえておくことで、カロリーが気になる場合でも取り入れやすくなります。

ここからは、白玉団子を食べるときのポイントを4つ紹介していきます。ヘルシーにおいしく取り入れられるよう、ぜひ参考にしてみてください。

空腹状態で食べない

白玉団子を食べるときは、空腹状態では食べないようにしましょう。食事をすると血糖値が上昇しますが、とくに空腹時に甘いものを食べた場合は、血糖値が急上昇しやすくなります。

血糖値の急上昇は、ブドウ糖を脂肪細胞に蓄える働きがあるインスリンの大量分泌に繋がります。血液中のブドウ糖が脂肪に変換されることで、肥満の原因になってしまうでしょう。

そのため、血糖値の急上昇を避けるためには、食後などある程度血糖値が上がっている状態で食べることが大切です。食べるタイミングとしては間食よりも食後に取り入れた方が、空腹感がなく食べ過ぎを抑えることが期待できます。

トッピングに気をつける

白玉団子を食べるときは、トッピングに気をつけましょう。白玉団子は、あんみつや宇治金時などのトッピングとして使用されることが多く、そのぶんカロリー・炭水化物ともに高くなってしまいます。

白玉団子をトッピングとして使用する場合はあんこやシロップの量を控えめにし、炭水化物を摂りすぎないようにするなど工夫をしましょう。

ゆっくり噛んで食べる

白玉団子を食べるときは、ゆっくり噛んで食べましょう。ゆっくり噛んで食べることで、満腹中枢が刺激されて満腹感を得やすくなります。食事が少量でも食欲を抑えやすくなるため、食べすぎ防止に役立つでしょう。

また、内臓脂肪の分解を促進する働きもあるため、食べすぎ防止とあわせて二重の効果が期待できます。

白玉粉に豆腐を混ぜて手作りする

白玉団子を食べるときは、白玉粉に豆腐を混ぜて手作りをしましょう。また、絹豆腐に比べて木綿豆腐の方が水分量は少なく、ボリュームアップになるでしょう。

豆腐を使用することで冷めても硬くなりにくく、豆腐に含まれている栄養素も同時に摂取できます。また、一度にすべて食べずに冷凍保存も可能なため、多めに作って保存しても良いでしょう。

白玉団子のおすすめアレンジレシピ

白玉団子はカロリー・炭水化物量ともに高い傾向にありますが、アレンジして作ることでどちらも抑えることができます。

ここからは、白玉団子のおすすめアレンジレシピを3つ紹介していきます。取り入れやすいレシピなので、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめレシピ1:スキムミルク入り白玉団子

出典:E・レシピ

白玉粉にスキムミルクを加えて栄養を強化した一品です。ミルクの優しい味わいや、ほんのりと甘い香りが楽しめます。

スキムミルクのカルシウムが加わるので、お子さんや家族と一緒に食べる場合にもおすすめです。小さなお子さんと一緒に食べる場合は、小さめの円盤状に整えると良いでしょう。

おすすめレシピ2:パンプキン白玉

出典:E・レシピ

かぼちゃで白玉団子を包み込んだ、手軽に作れる和菓子です。かぼちゃの優しい甘みによって、砂糖を少なくてもおいしく食べられます。

ごまや抹茶などを加えて、アレンジを楽しむのもおすすめです。

おすすめレシピ3:オレンジ白玉

出典:E・レシピ

甘酸っぱい味わいのオレンジソースが魅力の一品です。あんこやシロップではなくオレンジの甘味を利用することで、砂糖が少なくてもおいしくヘルシーに食べられます。

キウイやミントの葉を加えることで、見た目も味もスッキリ爽やかに仕上がるでしょう。

白玉団子のカロリーや炭水化物量について知り、食べ方を工夫しよう!

白玉団子は、食べる個数によってカロリー・炭水化物量ともに高くなりやすいため、食べる際には注意が必要です。ただし、食べる際のポイントを押さえておくことで、カロリーが気になる場合でも取り入れやすくなります。

また、アレンジの幅が広い白玉団子はカロリーを抑えて作ることも可能なため、アレンジレシピを活用してみると良いでしょう。

ぜひこの記事で紹介した白玉団子のカロリーや炭水化物量を参考に、食べ方を工夫しておいしく取り入れてみてはいかがでしょうか。

■記事監修・・・

管理栄養士・ゆかりさん

管理栄養士、食生活アドバイザー。4歳女児のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとしても活動。


参考サイト

 
 

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