可能性は無限大! !人気料理家和田明日香さんの母直伝、もはや家宝のめんつゆダレ
2021/10/10
話題の料理家、和田明日香さんが実家の母から受け継いだめんつゆだれ!うちにはうちの味があると作り続ける秘伝のレシピを大公開します。風味満点で味がピタリと決まる!和食はもちろん、いろんな料理に使える便利さも◎。
<教えてくれた人>
和田明日香さん
料理家、食育インストラクター。テレビや雑誌で紹介する、たれをはじめとした手軽な料理が大評判。最新刊は『10年かかって地味ごはん。』(主婦の友社)。平野レミさんは義母。
「うちにはうちの味がある!」って、ず――――っと作り続けてます(笑)
「和食はもちろん、とにかくいろんな物に使えるのが、めんつゆだれ。実家の母から受け継いだたれなんだけど、うちの家族は甘めが好きだから、母の味よりやや甘めに落ち着きました。めんつゆは自家製にこだわっていた母の影響か、私もめんつゆは手作り派。うちには、うちの味がある(で、うちのがいちばん!)。そんなふうに思って、作り続けているたれです」。
めんつゆだれ
材料(作りやすい分量)
[A]昆布(5×5cm)…1枚
煮干し…5本
水…2カップ
削り節…15g
[B]しょうゆ、みりん…各100ml
砂糖…大さじ1
塩…少々
作り方
(1)鍋に[A]を入れ、昆布がふやけるまで30分ほどおく。
(2)(1)を中火にかけ、煮立ったら削り節を加え、弱火で2~3分煮て火を止め10分ほどおく。
(3)(2)をざるでこし、昆布、煮干し、削り節を取り除いたら鍋に戻す。[B]を加え、中火でひと煮立ちさせる。
● 保存の目安:冷蔵室で3~4日
こんな料理にも
・そうめん ・煮魚 ・パスタ
・お好み焼きのだし
風味満点なたれで煮るから味がピタリとキマル!
夏野菜と鶏胸肉のさっと煮
材料(4人分)と作り方
(1)なす2個、ズッキーニ1本、トマト1個は、それぞれ一口大の乱切りにする。鶏胸肉1枚は一口大のそぎ切りにする。
(2)フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、なす、ズッキーニを炒める。なすが油を吸ったら、めんつゆだれ50mlを加えてふたをし、5分ほど煮る。
(3)鶏肉、トマト、おろししょうが小さじ1を加えて混ぜ、肉の色が変わったら火を止める。ふたをしてそのまま5分ほどおき、余熱で火を通す。
[ お料理を始める前に ]
● 電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
・電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達していても、沸騰しないことがごくまれにあります。この状態の液体が、ちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散ることがあります(=突沸現象)。やけどの原因になりますので、ご注意ください。
● 揚げものをするとき
・IHクッキングヒーターをご使用の場合は、各メーカーが指定する油量を必ず守って調理してください。
● たれは清潔な保存容器に入れて冷蔵室で保存し、使うときは清潔なスプーンですくってください。
参照:『サンキュ!』2021年10月号「別冊:万能だれの本」より。掲載している情報は2021年8月現在のものです。撮影/市原慶子 構成・文/渡辺ゆき 編集/サンキュ!編集部