ワーママにおすすめの転職エージェントは?職場探しや押さえるべきポイントも紹介

2022/04/23

子育てをしながら仕事をしたい、両立出来ても収入が少ない…とお悩みのママはとても多いです。

転職するためにエージェントに相談したものの、自分に合う仕事が上手く見つからなかった、という方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、ワーママにおすすめの転職エージェントを、業界の裏情報まで含めわかりやすく解説している転職情報メディア『Career Theory』の編集部に解説してもらいます。

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1.ワーママにおすすめの転職エージェントランキング

Career Theoryでは、転職経験者500名を対象にアンケートを行い、以下の観点でワーママにおすすめの転職エージェントを評価しました。

【評価基準】
・求人の質・量
-ワーママに最適な質の良い求人が多いかどうか
・提案力
-ワーママの希望を十分考慮した提案をしてくれるかどうか
・サポート
-面接・書類対策など、選考対策を丁寧に行ってくれるかどうか

この結果、ワーママにおすすめの転職エージェントは以下のとおりです。

【転職サイト/公開求人数/利用満足度】 1位.リクルートエージェント/約13.9万件/4.1 2位.マイナビAGENT 女性の転職/約3万件/4.2 3位.パソナキャリア/約3.8万件/4.0 4位.type女性の転職エージェント/約8,000件/3.9 5位.リアルミーキャリア/非公開/3.8 ※求人数:2021年11月時点

1位. リクルートエージェント

リクルートエージェント』は、女性向けの求人数・実績ともにNo.1の転職エージェントであり、必ず登録すべき1社と言えます。

なぜなら、女性向けの求人を多数取り扱っており、選択の幅をひろげることができるからです。

また、転職のプロがあなたにピッタリの求人を厳選して紹介してくれるので、短期間で質のよい求人に出会えるのも魅力となります。

ただ、リクルートエージェントは利用者が多い分、一人ひとりへのサポートが手薄になる可能性があるので、サポートの手厚い『マイナビAGENT』や『パソナキャリア』と併用することがおすすめです。

2位.マイナビAGENT 女性の転職

マイナビAGENT 女性の転職』は、大手人材会社マイナビが運営する女性のための無料転職サービスです。

女性アドバイザーが多く、女性求職者一人ひとりの要望を聞き最適なアドバイスをしてくれることから女性利用者の満足度が高いです。

また、マイナビの豊富なリソースにより、大手上場企業から人気ベンチャー企業、隠れた優良企業まで、多彩な求人を保有しており、求人数は、業界高水準となっています。

女性コンサルタントによる転職サポートを受けたいかたは、ぜひ以下から登録してみましょう。

3位.パソナキャリア

パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローに定評がある転職サービスで、転職に不慣れなかたにとくにおすすめです。

運営元のパソナは人材業界最大手で、取引実績のある企業数は16,000社を超えています。このため、女性向け求人も豊富です。

また、女性の転職に関する専門チームがあり、親身な対応が期待できるため、初めての転職で不安を抱えているかたは登録するとよいでしょう。

4位. type女性の転職エージェント

Type女性の転職エージェント』は、株式会社キャリアデザインセンターが運営する女性専門の転職エージェントです。

女性のアドバイザーを中心に、職種ごとに専門チームを作り女性の転職支援をしているため、こまかなアドバイスを受けたい女性におすすめです。

ただ、地方や事務職、40代以上など、条件によっては紹介求人が限られてしまうため、20~30代で首都圏の求人(事務以外)を探しているのであれば登録しましょう。

5位. リアルミーキャリア

リアルミーキャリア』は、時短正社員の転職支援実績No.1の転職エージェントです。

リモート・フレックスなど柔軟な働き方ができる求人が多く、ワーママ転職のノウハウを多数保有しています。

コンサルタントもワーママとして働いている女性であり対応がよいと評判ですが、求人が都内に集中しており、件数も全体的に少ない傾向にあります。

そのため、ほかの転職エージェントとの併用がおすすめです。

2.ワーママが転職の職場探しで避けるべき職場の特徴

子育て中のワーママにとって、どのような職場で働くかは非常に重要です。

この章では、ワーママが職場探しの際に気をつけるべき4つのポイントをご紹介します。

・時短勤務制度がない
・人が少なく急な休みへのフォロー体制が整っていない
・子育てや育児に理解がない
・土日休みが取りにくい

順番に見ていきましょう。

2-1.時短勤務制度がない

時短勤務制度がない職場は、ワーママが避けるべき職場の一つです。

育休の期間は厚生労働省によって定められていますが、その期間をすぎても子どもに手がかかることに変わりはありません。

このため時短勤務制度の活用は、仕事と家庭を両立するうえで重要と言えます。

職場によっては、子どもが小学校に上がるまでなど、法律で定められる範囲以上に時短勤務を認めているところもあります。

また、このような職場は、子育てに理解がある可能性も高いです。

時短勤務制度がない職場を避け、制度がある職場の中でもサポート体制が手厚いところを選ぶことで、より一層仕事と家庭の両立がしやすくなるでしょう。

2-2.人が少なく急な休みへのフォロー体制が整っていない

人が少なく、急な休みへのフォロー体制が整っていない職場も、避けるべきです。

小さい子どもは急に熱を出すことも多く、急な休みや早退を余儀なくされることもあるでしょう。

その際に人員が少なく、早退や休みにくい職場に勤務をしていると、仕事までやりにくくなる可能性が高いです。

このため、ワーママの人数が多い職場や、近隣店舗からの応援体制が充実している職場など、フォロー体制が充実している職場を選ぶことがおすすめと言えます。

また、厚生労働大臣が、子育てサポート企業として認定を行う『くるみんマーク』を参考にすることも一つの手段です。

2-3.子育てや育児に理解がない

子育てや育児に理解がない職場も、復職したい子育てワーママが避けるべき職場の一つです。

育児のサポート制度が充実している職場は増えているものの、同僚であるスタッフが非協力的であると、制度を活用しにくいからです。

また、ワーママは女性が多い職場であるため、子育てに理解がないために人間関係に悪影響が及び、ストレスから子育てに悪影響が出てしまう可能性もあります。

このため、同じ状況であるワーママが多いなど、子育てや育児に理解がある職場を探すことが大切です。

2-4.土日休みが取りにくい

土日休みが取りにくい職場も、ワーママが避けるべき職場の一つです。

なぜなら、保育園や幼稚園は土日もしくは日曜休みの園が多く、子どもの預け先に困ってしまうからです。また、幼稚園や学校などの行事も、土日に行われることが多いでしょう。

土日休みの勤務先を選べば問題はありませんが、シフト制の職場などは土日の出勤が必要な場合があります。

この場合は、休みが希望通りに取れる職場なのか、事前の確認が重要です。

3.ワーママの転職活動を成功させるために押さえるべきポイント

ワーママが転職活動を成功させるためには、以下4ポイントを押さえることがおすすめです。転職活動時には、ぜひ意識してみてください。

Point-1. 転職で譲れない条件や優先順位を明確にする
Point-2. 焦らず計画的に転職活動を進める
Point-3. 育児支援制度が活用されているかを確認する
Point-4. 求人からはわからない労働環境もチェックする

さっそく、見ていきましょう。

Point-1. 転職で譲れない条件や優先順位を明確にする

ワーママが転職活動をする際は、転職で譲れない条件や、求める条件の優先順位をしっかり明確にしておきましょう。

新しい職場に求める条件が明確であればあるほど、希望に近い職場を見つけやすいからです。

ただ、すべての条件を満たす完璧な職場は存在しないと考えておきましょう。

だからこそ、自分の求める条件をはっきりさせておくことで、自分の希望に近い職場を見つけやすくなります。

Point-2. 焦らず計画的に転職活動を進める

ワーママの転職活動において、焦らず計画的に転職活動を進めることは重要です。

転職活動をスタートしたら、まず転職の全体像を理解してスケジュールを立てましょう。

これにより、計画的に転職活動を進められることに加え、以下のようなメリットもあります。

・転職活動のモチベーションが上がる
・先のことを見据えた行動ができる
・転職活動が長期化することを防げる

実際、転職の全体像がわからないことで大きな不安を抱え、思ったような転職活動ができず、転職活動自体を途中で断念されるかたも見受けられます。

転職活動を成功させるためにも、焦らず計画的に転職活動を進めることが大切です。
 
まずは、転職を完了させたい時期(今年の◯月までなど)を決め、詳細なスケジュールと計画をエージェントと相談するようにしましょう。

Point-3. 育児支援制度が活用されているかを確認する

育休・産休などの育児支援制度が活用されているかは、その取得率と合わせて、選考を受ける前に転職エージェントに確認しておきましょう。

育児支援制度があると求人に掲載されていても、実際に制度を活用している人がいない(少ない)場合、転職後に「こんなはずじゃなかった…」とミスマッチを感じる可能性が高まります。

転職後の満足度を高めるためにも、育児支援制度の有無に加え、それが活用されているかどうか、活用できる環境なのかをしっかりと確認しておくのがおすすめです。

Point-4. 求人からはわからない労働環境もチェックする

求人からはわからない、会社や職場の労働環境もチェックしておくことがおすすめです。

会社の労働環境を知るためには、社員・元社員が企業を評価する「転職口コミサイト」を見ておきましょう。

たとえば『転職会議』は、約70万の会社に関する口コミが掲載されている、最大級の会社口コミサイトです。

ほかにも、『キャリコネ』や『openwork』などでも会社の評判を確認することができます。

転職後のミスマッチを防ぐためにも、興味のある企業に関してはこの3つすべてをチェックすることがおすすめです。

以下のように、社員・元社員の方の会社に関する口コミを見ることができるので、入社・応募を決める重要な指針になることは間違いないでしょう。

4.ワーママとして職場復帰するなら、非常勤もおすすめ

子育て中のワーママが職場復帰をするなら、非常勤からスタートすることもおすすめです。

非常勤には「パート」と「派遣」の2種類の働き方があります。

パート|週2回や3回の短時間で働くことができる

パート勤務をするメリットは、週2回・3回かつ短時間などの働きたい時間だけ働くことができ、休みも比較的取りやすいことです。とくに子どもが入学前などの小さい時期は、自由度が高く働きやすいと言えます。

また、パートは無期雇用であるため継続して働けるというメリットがあるものの、派遣と比べると時給が安いうえ、勤務時間の短さから社会保険などの福利厚生は受けられないことが多いです。

このため、どのくらいの時間働きたいのか、お給料はいくらほしいのかと合わせて事前に検討しておく必要があるでしょう。

具体的にパートの求人を見たいかたには、こちらのサイトがおすすめです。

しゅふJOB

しゅふJOB』は、主婦のためのパート・アルバイトの仕事を検索することができる求人サイトです。

家事や子育てと両立したい、扶養枠内の中で働きたいなど、制約があってもできる仕事が多く掲載されています。

事務やオフィスワークなど、幅広い職種の求人を保有しているため、興味があるかたはまずサイトを覗いてみることがおすすめです。

派遣|時給が高く、福利厚生を受けられる

派遣社員として働くメリットは、時給が高く、条件を満たせば社会保険や有給休暇などの福利厚生を受けられることです。

フルタイムでの勤務や、それに近い働き方をすると、ほとんどの場合で社会保険や有給休暇が適用されます。

契約期間ごとに勤務先を柔軟に選択しやすく、ライフスタイルに応じて働き方を変えやすい点はメリットです。

しかし同じ職場で働き続けられるのは最長3年というデメリットもあります。

また、時給が高いために、ほとんどの職場で即戦力としての活躍を期待されます。

このため、ブランク期間が長いなど、すぐに即戦力として働ける自信がないかたは、まずパート勤務で復職することがおすすめです。

さいごに

ワーママにおすすめの転職エージェントを紹介しました。

子育て中のワーママが転職を考える際には、気持ちをしっかりと理解してくれて、ニーズに合う求人を紹介してもらえる転職エージェントを選ぶことが、何よりも大切です。

このため、転職を考えはじめたら、まず以下の転職エージェントに2〜3社登録するとよいでしょう。

リクルートエージェント
マイナビAGENT 女性の転職
パソナキャリア
type女性の転職エージェント
リアルミーキャリア

あなたの転職活動が上手くいくよう、心から願っています。



■執筆・・・CareerTheory編集部
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