企業と約1.4万人の学生がSDGsに取り組む！今週の気になるSDGsニュースをお届け【39SDGs WeeklyNews】

SDGsとは「持続可能な開発目標（Sustainable Development Goals）」のこと。人々が安定して暮らしていくために定められた、2030年までに達成すべき具体的な目標を指します。

サンキュ！読者の皆さんも、SDGsについて耳にする機会も増えてきたのではないでしょうか？

最新トレンドや社会問題について調査するサンキュ！STYLE取材班が、最新のSDGs情報をご紹介する連載「39SDGs WeeklyNews」。今回は、サンキュ！STYLE 取材班の丸山希がお届けします。

Topic1.制服メーカーが学生たちと余り生地のアップサイクルに挑戦

学生服を作るメーカー カンコー学生服が、2023年11月よりスタートさせた「制服の余り生地をアップサイクル！学校にエコフラワーを咲かせるプロジェクト　以下：エコフラワープロジェクト」の参加校数が100校を突破しました。

今回のプロジェクトの目的は、制服の余り生地をアップサイクルすることで、SDGsの達成を支援するほか、子どもたちがSDGsや地球環境について考える機会を提供すること。開始から9カ月で参加校数は100校を超え、約1.4万人の児童や生徒が参加するプロジェクトに成長しています。

エコフラワープロジェクトは、大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」プログラム／共創チャレンジとして登録されており、会場のカッコーブースにて参加校の写真展示を2025年4月24日（木）と4月28日（月）に映像で紹介されますよ。

なお、引き続き参加校を募集しているそうです！

Topic2.契約書の電子化で1億8,000万枚のペーパーレスを実現！

紙を使わずオンラインで契約を締結するサービス「電子印鑑GMOサイン」の、累計送信件数が3,000万件を突破しました。3,000万件を電子契約することで、1億8千万枚の紙の削減になります。この紙の量は、積上げるとなんと富士山の4.3座分にものぼります。また、8万6千人が年間使用するトイレットペーパー分、アフリカ象だと216頭の重さ分の紙の量に相当するのだそう！

電子契約サービスを提供するGMOグローバルサイン・HDでは、子どもから大人まで多くの人にとってわかりやすく親しみやすい紙の削減量をインフォグラフィックスとして公開しています。これにより、ペーパーレス化の効果を実感でき、今後のSDGsに対する向上も目指す方針だそうですよ。

Topic3.企業や自治体のSDGsを口コミで市民が評価

企業や自治体のSDGsに関する取り組みを、市民が評価やレビューできる新サービス「SDGs クチコミ Lodge」のベータ版が、2024年9月3日にリリースされました。

集まった市民の声は、企業や団体にフィードバックされるため、今後の企業や団体のSDGsの活動に役立ちます。私たち一人ひとりの意見が反映される取り組みに、今後が楽しみですね！

明日がちょっといいミライに！今日のワンステップ

SDGsと聞くと「ちょっと難しそう…」「自分には関係ない」と感じてしまいませんか？実はそんなことないんです！取り組みやすいこともたくさんあります。今週筆者がやってみたことをご紹介します。

ペーパーレスに挑戦してみた！

今回紹介したトピックの中から、身近で取り組みやすいと感じたペーパーレスに挑戦してみました。

・トイレットペーパーを使う量を減らす
・学校プリントの裏側をメモ用紙にする
・テーブルを拭くときにウェットシートではなく布巾を使う

それぞれが小さなことですが、無意識にたくさんの紙を消費していたことに気付きました！便利なものが増えた世の中ですが、無意識のむだづかいを減らして少しでも紙の消費を削減したいですね。

◆執筆者・・・サンキュ！STYLE 取材班 丸山希
14歳と12歳、7歳の母、最近はお家の片づけや収納に悩みながらも家事育児に奮闘中。サンキュ！STYLEにて節約、貯金に関する記事を執筆中。