片づけが苦手な人がいますぐやめるべき3つのこと
2023/04/05
家がいつも散らかっていませんか?「片づけが苦手な人は行動パターンを見直すだけで環境は改善される」と話すのは整理収納アドバイザーの中里愛子さん。そこで今日は、片づけられない人がすぐやめるべき3つのことをお伺いしました。
1.収納用品を増やす
ものが片づかないからといって収納用品を増やしていませんか?
片づかない人にありがちなのが、自分で管理できるものの量を超えてしまっていること。そのため、収納を増やしても場当たり的な解決でしかありません。
とくに雑誌やSNSでおすすめと紹介された収納用品をすぐに買ってしまう方は、注意が必要です。片づけやすい収納用品とは入れるものやその量、使う人の性格や住環境などさまざまなことを考慮して選ばれたものです。他人のおすすすめがあなたの生活に合っているとは限りません。
また、収納用品自体も「もの」です。それ自体の置き場所が決められず、適当に積まれたり部屋に放置されてしまいます。
2.とりあえず置いておく
「いま忙しいから」「あとで使うかもしれないから」「とりあえず置いておこう」と、片づけを先延ばしにしていませんか?
先延ばしされ放置されたものが片づかない原因です。とりあえず置いたものが増えてくると、今度はどこから片づけたらよいかわからなくなり、途方に暮れてしまいます。
とりあえず置くのは「その日まで」などリミットを決め、ひとつずつ完了させる意識を持ちましょう。
3.買いだめ
セールになっていた…などの理由で、ついものを買いだめしていませんか?
必要以上の買いものは収納スペースを圧迫してしまいます。本来の置き場所に置ききれなくなったものは、空いているスペースに置いてしまいがちです。さらにそれらは存在を忘れられ、スペースを埋めるだけの負の存在になってしまいます。
セールになっていたからと買いだめしても、それを置くスペースには家賃がかかっていたり、管理する手間や片づかないことで感じるストレスを考えると、決してお得ではないことに気づかなければなりません。
片づけが苦手であれば、まず自分で管理できる量までものを減らすことをおすすめいたします。そもそも、ものがなければ片づける必要もなくなります。よく使うものだけにすれば、たとえ散らかしたとしても、使うときに回収するので置きっぱなしになることもなくなりますよ。
■執筆/中里愛子…介護福祉士として働く中で、多くの人が片づけや掃除に悩んでいることを知り、家事代行会社に転職。その後、2019年に「片付けサポートおうちPLUS」を起業。現在は、整理収納アドバイザーとクリンネストの資格を活かし、片づけサポートのほか、資格認定講師としても活動。インスタグラムはouchi_plus