「好きな物なら増えていい」5人家族で物が多くても、テイストごとに分けて飾ったら世界一のワンダーランドに!
2023/09/17
玄関に入った瞬間からテンションがアガる!好きな物をテイストに分けて飾ったら世界一のワンダーランドになりました。好きな物に囲まれて暮らす、世界で一番好きな私の家とは?生活感と好きを両立させたおしゃれなお家をご紹介。
<教えてくれた人>
あつみんさん
東京都/5人家族(夫・妻・大1長女・高1二女・小4三女)
モノが多めの整理収納アドバイザー。片づけ、部屋作り、マクラメ編みのワークショップの3本柱でお仕事進行中。インスタ @atsumi.okamoto
◎HOUSE DATA◎
・築41年
・分譲マンション(フルリノベ)
・89平米
好きな物なら増えていい!!家族が多くても好きを諦めなくていい!!
いま流行りのシンプルな家と違い、雑貨や本など物は多め。リビングには家族の私物が同居しつつも、映画のワンシーンのような雰囲気たっぷりのあつみんさん宅。「好き!と思える物や場所が家にたくさんあると、見るたびに『ムフ』ってなりますよね。数を絞って持つとかじゃなく、本当に好きな物なら増やしていい、というのがマイルールです」。大好きな物がぎゅっと集結している家は、あつみんさんにとって最高の癒やしの場所なのでした。
玄関に“好き”を集結させるとドアを開けた瞬間からテンションアップ!
家にいる時間は毎分毎秒幸せだけど、帰ってきてドアを開ける瞬間が一番ワクワクするというあつみんさん。その秘訣は“好き”を玄関に集合させること!
「ただいま」と帰宅し、ドアを開けると目に飛び込んでくるのは“全部大好きな物”。「私の好きな物たちが出迎えてくれるようで、帰宅した瞬間にリラックスできます」。
ガラス扉越しに見える靴たちも大好き
IKEAで本棚“ビリー”の扉のみを購入し、元々付いていた靴箱の扉と交換。ガラス戸だからお気に入りの靴たちがいつも目に入って幸せ。あまり履かない靴は袋に入れて一番下段に収納。
家族の思い出がつまった写真たちがお出迎え
玄関の正面の壁には家族の写真。額縁の形や大きさはバラバラでも、全体が正方形になるように並べると統一感が出る。何も入っていない額縁も混ぜて、抜け感を出すのがコツ。
大好きな家族のアルバムはいつでも見られるところに収納
ソファーの向かいには家族アルバムの棚。家族アルバムは同じサイズのグレーブラックの物に統一。データだけでなく形にして残し、見たいときにいつでも見られるように。
家族全員の本とアートが凝縮している本棚は、わが家のトレードマーク
「壁一面の本棚には家族の本だけでなく、娘たちの作品やお気に入りのアートも飾ります」。下段に収納したおもちゃは色味が強いので、布でさりげなく隠してます。
好きな物がありすぎる!テイストごとに分けて飾ったら世界一のワンダーランドになりました!
好きな物がたくさんあるうえにテイストもバラバラなあつみさん宅。似た物同士をまとめて飾ることでそのゾーンにまとまりが生まれ、ごちゃつかなくなります。
フレンチポップゾーン
「正確にはフレンチポップなのかビミョーですが、一応そんな感じ(笑)」という長女&三女の部屋。ペールグリーンの壁紙とかごなどの自然素材がマッチ。
西海岸ゾーン
ワークショップに使うマクラメ編みの素材などを収納したキッチン横の棚は、海っぽい雰囲気の“西海岸ゾーン”。
あつみんさんの普段使いのアクセサリーもこのゾーンが定位置。帰宅してキッチンの手前でさっと外せるのも便利。アクセサリーの後ろに鏡をスタンバイ。
レッドルームゾーン
元々は家族共有のクローゼット、今は二女の部屋。「二女は赤が好きだし、刺激的な赤い壁なら勉強の気合も入るかな?と思ったり」。
ミッドセンチュリーゾーン
家の真ん中に位置するパパ部屋は、1960年代のミッドセンチュリーを意識した世界観に。
岡本太郎さんゾーン
家族そろって岡本太郎ファンのあつみんさん一家。書籍やアート、娘たちが作った太郎作品などを家のあちこちから集めると、ミュージアムのような趣きに。
昭和レトロゾーン
キッチンの棚の一角には去年からマイブームというこけしを並べて。他の民芸品なども加えるとワンダーランド感がアップする!
存在感のある“ザ・昭和”なグッズも、まとめて配置すると空間にしっくりなじむ。お道具箱は、あつみんさんの亡きお父さまが使っていた物。
参照:『サンキュ!』2023年10月号「世界で一番、私の家が好き」より。掲載している情報は2023年8月現在のものです。撮影/林ひろし 構成/海老澤まり子(風讃社) 取材・文/宇野津暢子 編集/サンキュ!編集部