汚部屋を卒業した片づけのプロが解説!家にあったら「すぐ捨てるべきもの」5選
2024/07/19
必要なものは各家庭によって異なりますが、中には「迷わず捨ててもいいもの」もあるとか。即捨てOKのものを事前に把握しておき悩む時間を減らすことで、効率よく部屋を片づけることができるそう。
元汚部屋住人で整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに、家にあったら「すぐ捨てるべきもの」について教えてもらいました。
1.収納代わりにしている段ボール
引っ越し時に段ボールに収納して、そのまま押入れに眠ってはいませんか?繰り返し使用した段ボールはゴキブリの温床になりがちなので、衛生的にも安心とはいえません。また、段ボールに入れてそのまま中身を忘れてしまうなんていうことも…。中のものもセットで見直した方がよいでしょう。
2.1年以上使わなかった空き箱
空き箱は「何かに使えそう」と思ってとっておきがちですが、1年以上使っていない時点ですぐに手放しましょう。1年以上も経っていれば存在すら忘れている場合がほとんどです。なくしたところで困ることはまずないので、後悔することもありません。空き箱は使わないのにかさばりやすいので、なくすだけで一気にすっきりさせることができます。
3.来客用食器
来客用の食器は立派なのに、日常づかいの食器は100均のものや少し欠けた小皿などを使っているというご家庭も少なくはありません。基本的に「来客用」はつくらず、その分「日常づかい用」にこだわった方が暮らしの満足度はあがるでしょう。来客時に出しても恥ずかしくないような食器を持つことで、自分の暮らしも大切にできます。
4.理由なく3つ以上あるもの
理由がなく「何となく多めに持っているもの」はありませんか?つめきりや体温計、はさみなど。はさみは、生活動線のことも考えて各部屋に置いているなど、明確な理由があれば別ですが、「もらった」や「なくして買ったけどその後出てきた」などの理由で増えたのであれば、この機会に厳選しましょう。
5.家電の取り扱い説明書
家電を買ったばかりの頃は、操作に慣れずに「取り扱い説明書」を見る機会が多いのでムリに捨てる必要はありません。しかし、家電購入から半年以上経ってから頻繁に見る人はそういないでしょう。現在は多くのメーカーで、公式サイトから取り扱い説明書が閲覧できます。使用頻度を考えれば、ある程度家電を使いこなせるようになったら捨てても問題はありません。
「今」の暮らしを楽しむためにはむしろない方がいい!
ご紹介した5つのものは、「なくても困らない」というよりも、「むしろない方がいい!」と断言できるものばかりです。不必要なものを多く持つことで管理の手間がかかり、日々の暮らしを楽しむよゆうもなくなってきます。「過去に必要だったもの」と「未来に必要になるかもしれないもの」は潔く手放すことで、今の暮らしに集中することができますよ。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションでの家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。インスタグラムは@utatanenet_home。
編集/サンキュ!編集部