「とりあえずカゴに入れる」は逆効果!?散らかる家の共通点5選

2025/09/07

「片付けているのに、なぜか部屋がスッキリしない…」

そんなふうに感じているなら、一度“片付け習慣”を見直してみるのがおすすめです。

実は、がんばっているのに片付かない家には、いくつかの共通するNG習慣が存在します。

片付けのプロであるライター持田友里恵が、ありがちな5つの失敗パターンと、それぞれの改善アイデアをご紹介します。

サンキュ!STYLEライター。片付けられない主婦から片付けのプロに!“片付け=自分を大切にすること”という信...

>>>持田友里恵の記事をもっと見る

NG1:「とりあえずなんでもカゴに入れる」

一見、整って見える“カゴ収納”ですが、何でもかんでも放り込んでしまうと逆にごちゃつきの原因に。
中身が見えづらくなり、「あれどこに入れたっけ?」と探し物が増えることにもつながります。

【改善ポイント】
カゴは用途別に分け、ラベルをつけて中身が分かるようにしましょう。
「文具」「充電器」「衛生用品」など、明確なカテゴリーごとに分類するだけで、使い勝手が格段にアップします。

NG2:「しまうのではなく、動かすだけ」

床やテーブルの上にあるモノを、別の場所に移動しただけでは片付いたとは言えません。
見た目が一時的にスッキリしても、根本的な解決にならず、すぐに元の状態にリバウンドしてしまいます。

【改善ポイント】
「使った場所に戻す」をルールにしましょう!
特によく使うモノは、動線上に“定位置”を設けておくと、出し入れが自然にできるようになります。

NG3:「モノの定位置を決めていない」

片付けるたびに「どこに置こう…」と迷うのは、定位置が決まっていない証拠。
時間もかかり、精神的にもストレスが溜まりやすくなります。

【改善ポイント】
まずは“よく使うモノ”から順に住所を決めるのが◎。
文具、鍵、ハンドクリームなどの小物から始めてみると、日常の動きがスムーズになります。

NG4:「あとでやる」が口グセになっている

「あとで片付けよう」が日常化すると、気づけばどんどんモノが積み重なり、手をつけるのがますます億劫に。

【改善ポイント】
“今やる5秒ルール”を導入して、「動こうかな」と思った瞬間に5秒以内に行動するクセをつけましょう!
後回しを防ぐだけで、散らかり方が大きく変わります。

NG5:「見えなければOK」と押し込む収納

扉の中や引き出しに、モノを“とりあえず押し込む”ことが習慣になると、収納内部がカオス化に…。
使いたいときに取り出しにくく、結局外に出しっぱなしになることも。

【改善ポイント】
収納は“見やすく・取り出しやすく・戻しやすく”が基本です。
引き出し内に仕切りを入れたり、収納ケースの高さをそろえることで、使いやすさが大幅にアップします。

「こんなにがんばっているのに…」と感じたら、自分の片付け習慣を少し客観的に振り返ってみることが第一歩。
ちょっとした改善でも、積み重なれば大きな変化につながります。

片付けは“センス”よりも“仕組み”。今日からできる1つの見直しで、散らかりにくい暮らしを始めてみませんか?

■執筆/持田友里恵
片付けられない主婦から片付けのプロに!“片付け=自分を大切にすること”という信念のもと、片付けの工夫や仕組みをInstagram(@yurimochi.home)で発信中。

編集/サンキュ!編集部

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND