「隠しているだけ」になってない?片付け下手がやりがちなNG収納3選

2025/09/27

「ちゃんとしまったはずなのに、なぜかスッキリしない」
それは“隠すこと”が目的になってしまっているサインかもしれません。

収納は“見えなくすればOK”ではなく、“使いやすく整える”ことが本来の目的。
今回は、片付けがうまくいかない人がやりがちなNG収納3選と、今すぐ見直せる改善のヒントを整理収納アドバイザーであるライター持田友里恵がご紹介します。

サンキュ!STYLEライター。片付けられない主婦から片付けのプロに!“片付け=自分を大切にすること”という信...

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NG1 扉付き収納に詰め込みすぎて、中がカオス

見た目はスッキリしていても、いざ扉を開けたらモノが雪崩れてくる…。
これでは出し入れがストレスになり、しまうのが面倒になってしまいます。

改善ポイント:収納の目安は7~8割
“見えない場所こそ、余白を残す”意識を持つことで、取り出しやすさも戻しやすさも格段にアップします。
中身がギチギチだと、1つ出すだけで他のモノが崩れるため、使うたびにプチストレスが発生してしまうのです。

NG2 見えない場所にしまって“存在を忘れる”

「どこに入れたっけ?」「こんなのあった?」という経験、ありませんか?
見えない収納に頼りすぎると、“死蔵品”が増える原因になります。

改善ポイント:中身がわかるように「見える化」する
・半透明ケースを使う
・ラベルで中身を明記する
・収納リストを貼るなどの工夫で、「見えない=忘れる」を防げます。

特に奥行きがある収納は、手前と奥でゾーンを分けて、「よく使う/あまり使わない」をはっきりさせると◎。

NG3 “とりあえず箱”が増えて探し物ばかり

「あとで片付けよう」ととりあえずモノを入れる箱が、いつの間にか家中に…。
この“仮置き箱”が増えると、分類が曖昧になり、何をどこに置いたか分からなくなります。

改善ポイント:「一時置き」は1か所だけに絞る
キッチンカウンター、玄関の棚など、“とりあえず”を許す場所は1か所だけに限定し、定期的なリセット時間を設けることが大切です。また、箱ではなくトレーなど中身が見える仕切りを使うと、放置されにくくなります。

収納の目的は「隠すこと」ではなく、「使いやすくすること」。
以下の3つに当てはまっていないか、ぜひチェックしてみてください。

・見えない場所に詰め込みすぎていないか?
・ラベルなしで中身がわかりにくくなっていないか?
・“仮置き”が習慣化していないか?
整った見た目+機能的な使いやすさを両立することで、片付けはもっとラクに続けられるようになりますよ。

■執筆/持田友里恵
整理収納アドバイザー。片付けられない主婦から片付けのプロに!“片付け=自分を大切にすること”という信念のもと、片付けの工夫や仕組みをInstagram(@yurimochi.home)で発信中。

編集/サンキュ!編集部

 
 

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