3児のママで整理収納アドバイザーの資格を持っているサンキュ!STYLEライターのえりかです。
「スッキリしているな」「あの家きれいだな」と感じるおうちのほとんどは、部屋に統一感があるとおもいます。
その統一感とはいったいどのようにして出せるのでしょうか。
今回は、誰でも簡単にできる、統一感を出すために私が意識している3つのことをご紹介します。

1.テーマカラーを決める
統一感を出すためにまず大切なことはテーマカラーを決めること。
いろいろな色のものが混在していると、統一感は出ません。テーマカラーといっても、1色である必要はなく、淡い色合いのものなら3色ほどあってもOK。原色を選ぶ場合は、ひとつは原色、もうひとつは白やグレーなど合わせやすい色を選ぶといいですよ。
ちなみにわたしは、白・グレー・ベージュの3色をテーマカラーと決めています。
上の写真はわが家のソファーからテレビ方向を見たときの風景ですが、写っているもののほとんどが、テーマカラーの3色のものを使っていることがわかるかと思います。カラーを決めていると、なにかアイテムを買い足すときも、テーマカラーのなかから選ぶとまちがいなく部屋に合うので、迷うこともありません。
家具や小物の色を決めるだけで、ぐっと統一感のある部屋に近づけることができますよ。
2.家具や小物の素材をあわせる
「テーマカラーを決める」ことのほかに、素材をあわせることもとても大切です。
わが家では、オーク素材のものを多くそろえています。もともと木目のものが好きなので必然的に増えていったのですが、2つの素材でどちらにしようか悩んだときは、オーク素材のものを選ぶようにしました。
まったく違う店で購入したものでも、素材が同じようなものであれば統一感が出やすいですよ。
3.収納用品にはできるだけ色を使わない
わが家はまだ小さい子どもが3人いるので、おもちゃや絵本など子どものものが家にはたくさんあります。
おもちゃは基本的に子ども部屋に収納していますが、お気に入りのものや絵本などはすぐ手に取れるようリビング収納にしています。絵本やおもちゃってどうしてもカラフルなものが多いので、テーマカラーなど考えている場合ではありません。
そんなときに私が気をつけていることは、カラフルなものを収納するときは収納用品はなるべくシンプルなものを選ぶこと。上の写真は実際のわが家のリビングの絵本収納ですが、収納しているラックはオーク材、まわりの引き出しやボックスも、色をあまり使っていないものを選ぶことで、すっきりと見えるようにしています。
また、絵本を収納するときは、高さごとに並べる、または写真のように、色ごとに分けて並べると見た目もかわいく、すっきりして見えますよ。
統一感を出すために私が意識している3つのこと、いかがでしたでしょうか。
「ごちゃっとしているな」と感じたときにはまずテーマカラーを考えてみてください。きっと邪魔している色のものがたくさん出てくるはずです。ぜひ、試してみてくださいね。
◆この記事を書いたのは・・・えりか
サンキュ!STYLEライター
3人のママで整理収納アドバイザー。「人生一度きり」という思いが年々強くなり、笑顔と感謝の気持ちを大切にしながら日々暮らしを楽しむ。家族みんなが快適に過ごせる家づくりを目標に、無理なくできる収納や暮らしのアイディアを提案しています。
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